パンサーズにとって絶対に勝たなくてはならない相手。それが関西学院ファイターズだ。パンサーズはディフェンディングチャンピオンとして連覇へ挑んだ今シーズンだったが、最大のライバルと目されていた関学が関大にまさかの敗北。立命館も関大の前に屈し、関西のアメフト界は波乱に満ちた年となった。
21日に関大が甲南大に勝利したことで、関大の単独優勝が決まり、立命館、関学ともに優勝の可能性はない戦いだが、このカードはお互いの意地がぶつかり合う一戦。開始早々から試合は動く。まず攻撃権を得た関学が最初のドライブでTD。そのあとすぐにパンサーズもエンドゾーン目前まで迫る。関学の必死のディフェンスに阻まれ、ギャンブルを強いられるも、RB北川瞬が押し込んで同点とした。しかし、パンサーズはこの後防戦一方の展開が続く。昨年から窮地を何度も救ってきた尾崎の好パントもあり、関学をしのいでいたが、2Q終了直前に一瞬のすきを突かれTDを許す。最悪の形で前半を終えることとなった。
勝負の後半。パンサーズは最初のドライブで同点にするチャンスを迎える。しかし、TDを狙ってQB松田大からWR尾崎へ放たれたパスは、関学の頼本の手へ渡りインターセプト。このインターセプトで試合の流れが大きく関学側へと傾いた。じりじりとパンサーズは失点を重ねていき、結局31対7の完敗。昨年の王者は関西の3位へと陥落した。
敗戦後、選手たちに対して米倉HCは涙ながらに「このスコア、めちゃくちゃ悔しい」と話していた。新体制となった今年のパンサーズだが、絶対的に力が関大、関学と比べて不足していたといえる。米倉HCは「来年、関大、関学をオーバーパワーできるチームを作りたい」と来年への課題を口にした。また今年はチーム内で困難な時もあったが「4回生はよくやってくれたと」ねぎらった。パンサーズは今、近年まれにみる困難な状況に直面している。米倉HC、そして4回生が流した涙を見て、来年のチームを背負う下回生たちは何を思うか。
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主将・新谷太郎(経4)「勝ってほんまにうれしい。得点につながったのはチーム全員が結束した結果。1年間苦しいこともつらいこともいっぱいあったけど、昨年自分のせいで立命に負けた雪辱を1年越しに晴らせてよかった」
試合後のコメント
主将・新谷太郎(経4)「勝ってほんまにうれしい。得点につながったのはチーム全員が結束した結果。1年間苦しいこともつらいこともいっぱいあったけど、昨年自分のせいで立命に負けた雪辱を1年越しに果たせてよかった」