関東大学リーグ 対東海大 第2戦 於 代々木第二体育館
◆結果◆
青学大○94-72●東海大
1Q 24-17
2Q 31-16
3Q 19-15
4Q 20-24
◆スターティングメンバー◆
#4 小林高晃(経営4年)主将
#7 渡邉裕規(国際政経4年)副将
#0 橋本竜馬(経済3年)
#16 比江島慎(史学1年)
#32 中川真雄(国際政経2年)
前日には春のトーナメントに続く逆転負けを喫した青学大。リーグの最終戦、また4年生にとって最後となる代々木体育館での試合は、勝利への貪欲な姿勢が表にあらわれた一戦となった。
第1ピリオド、試合開始から積極的にシュートチャンスを作り、果敢に攻め込む。リバウンドでも粘りを見せ、東海大にボールを与えない。#16比江島が先制すると、主導権を握る。対する東海大が#5多嶋、#24古川らの3Pで太刀打ちする中、#4小林、#7渡邉も積極的にゴールへ切り込み、得点を重ねていく。#32中川のリバウンド、#0橋本のスティールや3Pと各選手が持ち味を出して貢献し、24-17と7点リードする。
第2ピリオド、途中出場のシューター#5辻を中心に4本の3P、小林主将のスティールからの速攻など、東海大オフェンスを封じ込める。辻が再び3Pを沈めると共にブザーが鳴り前半終了。『らしさ』のあるプレーで、得点を一気に突き放し前半を終えた。
第3ピリオド、東海大#24古川、#0満原らの得点を許すも、引き続きコンスタントに得点を重ね、相手に流れを与えない。
第4ピリオド、試合の終盤にさしかかり、相手の猛攻も激しさを増し、一時オフェンスを塞がれてしまうが、渡邉からのアシストで中川がゴール下での得点を決めると、それに続き#6織田が落ち着いたプレーで4得点。この日の青学大から攻めの姿勢が消えることはなかった。残り2分、得点が開くと、主力選手が、ベンチメンバーのプレータイムを残し、最終戦94-72で勝利を収めた。結果9勝5敗、3位という形でリーグを締めくくった。
一昨年、昨年度に続く3連覇は成らなかったが、この2カ月弱に渡ったリーグで得た手ごたえと課題を胸に、チームの最大の照点であるインカレへと挑む。頂を目指した闘いまで残された期間は1カ月。ここから更なる進化を図っていく。(み)
監督コメント
「今までは選手任せにしていた部分もあった。今年のチームは経験がなかったし、その中でもディフェンス力がなかったために昨日は崩れた。今日は昨日のことを活かして前半から選手をどんどんチェンジしていこうと思った。そうしたら、うちが簡単に初めから点を採ることができた。今までは球際の集中力だとかがザツだったが、今日は集中力を持ったまま最後まで戦っていたので、自分たちにプラスになるプレーをすることができた。今シーズンでここまでやったのは今日が初だった。うちのチームは良い流れの中では良いが、経験がないのとエース的な存在がいないので、悪い流れになった時にどこで攻めるかが明確ではなかった。今まではそれが原因で負けた試合が多かった。
また、リードしていれば人数を使うバスケができるが、ビハインドになるとそうはいかない。やはり1ポイントごとに対策が必要になる。
過去3回の優勝の時よりも、今シーズンはシュート力もディフェンス力も上がっているし安定している。しかしバスケは勝負どころでシュートを打って決められるだけの勇気と自信がないとダメなので、そこはまだ課題。
インカレは、うちは普段寮生活ではないので、ある意味修学旅行のようになって団結力が増すのではないかと思う。一致団結して、最強といった空気になるのでは。」
小林主将コメント
「今回のリーグは、どこが勝ってもおかしくないような状況で、僕らは土曜日一発目で負け、次の日勝つ、というのが4週ありました。リーグは立て直すことができたが、インカレでは一発勝負なのでこのままではすぐ負けてしまうと思います。この1カ月でしっかり立て直していきたいです。前半勝っていて後半逆転されるパターンなので40分間の集中力が欠けていたのではないかと思います。センターが今年は下級生なので、弱い部分があります。やはりパスランの前にリバウンドを取らないとそこが始まらないので、そこに人数をかけてしっかり取って攻めたい。今回はそこが他のチームに劣っていたので、パスランにつなげにくかったのではないかと思います。スタメンを変えたりしていろいろ試してはいたんですけど、やっぱりまた期間も足りず、定着するには時間がかかるのではと思います。下級生に対して、要求したことをしてほしいという焦りはないこともないですけど、それよりもひとつひとつの試合の中でやらせていくしかないです。やれないところは僕らが補って、そういう中で少しずつ成長していってくれればと思います。このリーグに入る前から、今年の青学はいつもとスタイルが違うなと言われたりしたが、スタメンを変えたりしてそのスタイルを取り戻しつつあるので収穫はあったのではと思います。やはりインカレには40分間の集中力が一番必要だと思うので、4Qの途中まで勝っていても逆転されることが多いので、プレーに対する執着心とかボールを取るまで集中し続けるとかをしていきたいです。インカレでは内容をよくして勝ちたいし、来年にもつながる試合をしたいですね。」
渡邉副将コメント
「みんなの気持ちが前面に出ていて、ボールに激しく当たって速攻も出て、うちらしいバスケができて、2クオーターであんなに離せた試合も今回初めてだったと思うし、出た選手みんなそれぞれ活躍してくれていい試合だったと思います。(リーグを通して)勝てる試合が多くあったのに、勝ち切れなかったのは4年生として悔しいし、今大会のリーグを通して考えなければいけないことが自分にもチームにも多かった大会でした。去年、一昨年と優勝しているだけに勝ち慣れてしまっているところがあったのか、一回負けることのショックが大きかったのは下級生も含めあった。そこから修正することも難しく苦労はあったが、負けから得ることもあった。(個人として残った課題は)今回のリーグでは消極的なプレーもあって、まだまだだなと思いますね。シュートの精度もゲームコントロールもガードとして入れる時に入れたり、みんなを苦しいときに引っ張ることが少なかったと思う。チームを勝たせるのは4年生だと思うのでそれができなかったのがまず課題です。(代々木でのラストゲームでしたが?)学生として最後だったので、俺も小林もいい形で終わりたいというのはあって、思いっきりできて勝てたのは気持ちがよかった。4年間ここでいろんな思い出もあったから、いい形で締めくくれたかなと思います。(インカレに臨むにあたって)時間がないがこのリーグの悔しさをいかにこの一カ月でどう晴らすか。練習もそうだし、全部すべて。一つの目標に対してチームが一つになって1ヶ月いかに集中するか大事。これからのインカレの舞台は一発勝負なので集中して入っていきたいですね。大阪は初めてなのでどうなるかわからないし、完全にアウェーになるが、それは東京でも人数多いチームに対してやるのとあんまり変わらないと思うので、違う場所でも集中することです。」
橋本コメント
「一戦必勝の気持ちが足りなかったと思います。最終戦だったので思いっきり自分のいいところを出そうと思いました。3位という結果については、1位が一番よかったので不満に思います。インカレに向けては、来年のこともあるので自分がしっかり声を出して意識が高まるようにしたいと思います。」
中川コメント
「4年生が最後のリーグだったので、勝たせてあげたいという気持ちがあった、リバウンドそういう思いで必死にやった。インサイドを担うことについてプレッシャーもあったし、点を取るところでもまだまだです。去年の荒尾(岳)さん(現トヨタ自動車)に追い付きたいし、追い越したい。(このリーグを通して)『自分がやる』という気持ちを持つようになりました。課題はさっきも言ったように、インサイドで点が取れるようになることです。インカレでは4年生を勝たせてあげられるように脇役に徹して、少しでも多くチームに貢献できるプレーをしていきたいです。」
織田コメント
「(リーグを終えて)14試合を戦ってきて自分たちらしいバスケットができていなくて、1回できたといったら慶應戦の1戦目くらいだったので、今日は最後戦ということもあって皆で気合をいれていこうということでした。2回目の自分たちらしいバスケットができたかなと思ってほっとしています。(昨日からの切り替えは)昨日も最後に出て、まぐれですけど3Pが入って、自分はキャプテンの小林さんと代わる役目なのですが(小林主将が)昨日は足をつってしまって今日も足が痛いといっていたからいつ出るか分からないなと思って、自分も昨日以上に気合を入れてやってやろうという気持ちがいつも以上にありました。今日は3Qは良くて4Qの出だしで東海のペースになってきたんですけど、その時も結構自信を持ってできたし、今日はまあ・・出来すぎたといったら出来すぎましたね(笑)(途中から入る時の心の準備は)途中出場ばかりで長谷川さんも信用して去年よりは全然出してくれていて、それに応えられる試合がなかったので今日は最後だしやってやるぞという気持ちがいつも以上に本当にありました。東海には昨日も負けて自分が1年の時の新人戦でも負けいて、そういう相性もあったからジンクスとかなしに絶対勝ってやろうと思っていました。(優勝候補と言われながらの葛藤やプレッシャーはあったか)三連覇というのはかかっていましたが、皆はそんなに気負っていたわけじゃないんですけど、でも土曜日によく負けていて日曜に修正して勝っていて、負け方もいつも出来たのに負けているから最初から気持ちを引き締めてやれば三連覇もできたと思ってます。(4年生の今日の気迫はすごかったが)キャプテンの小林さんや渡邊さんがやっぱり頑張っていて、メンバーに入っていない4年生もすごく頑張っているし本当は入りたいと思うんですけど、その分自分たちが入っているので今のうちに責任感あるプレーをしていかないと4年になってそういうプレーができるかといったらできないと思う。だから2年だからではなくて最後の大会のつもりでっていったら変ですけどそんな風に臨まないと4年になったら何もできないと思います。(今季は選手自身にとってどのようなリーグだったか)14試合少なからずも出してもらって、去年より出れて楽しかったです。出れない選手とかもいて途中不満とかもあったんですけど、文句を言ったところで始まらないし悔しいけどプレーでみせるしかないなと思って、長谷川さんが起用した時に短い間でもどれだけ頑張るかを一生懸命やっていました。(インカレへ向けての気持ち)一発勝負なので絶対に負けたくないし、4年生の為にっていったら変ですけどやっぱりいい4年生なので優勝させたい。自分も2年だけど人任せにならずに今日みたいな試合ができたらいいと思います」
比江島コメント
「 最終戦ということで絶対に勝たなくてはいけなかったので、全員で気持ちを一つにして試合に臨みました。その気持ちのまま試合が進んだ。昨日は最初にリードしたところで逆転負けしたので、今日は2クウォーターのところで点差を離した時に気持ちを切らさずに集中してプレーできて勝てた。そういうことはインカレにもつながると思うので良かったです。チームとしては三連覇のプレッシャーの中で試合をしいて、思った通りのプレーができなかった部分もあったと思います。でも自分としては良かったのではと思います。チーム得点王ということはあまり気にしていなかったです。インカレに向けてはやはり、優勝候補と言われながらまだ一冠もできていないので、4年生のためにも最後は勝って気持ち良く送り出してあげたいと思います。それに自分自身もまだ課題があるので、インカレまでに克服して絶対に優勝したいです。頑張ります。」
1部リーグ 大会結果
1位 日本大学 5位 中央大学
2位 慶應義塾大学 6位 東海大学
3位 青山学院大学 7位 筑波大学
4位 法政大学 8位 専修大学
個人タイトル
優秀選手賞 小林高晃


