中川・福田のWマオ

 四冠達成企画の最後を飾るのは中川真雄選手福田真生選手によるWマオ対談です。
 今季スタートメンバーからスター選手が出揃い、圧倒的強さを誇った青学大ですが、その両脇を固めた二人の存在も盤石の地位を築くのに欠かせませんでした。リバウンドや自らの役割を意識したプレーなど、コートに入ればその堅実さでチームを支えました。
 4年間青学大バスケ部として走り続けてきたお二人の対談をお楽しみ下さい!

―普段二人でどんなことを喋られるんですか?

福 「普通のことです。日常のこととか」

中 「特別なことはないです」

―バスケのことが多いですか?

中 「多いっすね」

福 「あと自分は今免許を取りに行ってるんで、その話ですね」

―インカレが終わって今の気持ちはどうですか?

中 「四冠達成したっていうのは本当に嬉しいことですし、自分らはJBLを倒すっていう次の目標があって、そこにどうぶつかっていくかっていうのも課題だと思います。相手が強いところなので思い切ってやるだけですね」

福 「ほとんど同じですね。普通にやったら勝てないと思うので思いっきりやるだけです」

中川選手はイメージよりもやわらかい明るい印象でした
―4年間でお互いにここが変わったなっていうところはありますか?

中 「ある?」

福 「うーん。逆に変わってない」

―変わらないこの学年独特の雰囲気ってありますか?

中 「変わらない役割みたいのはありますね。いじるヤツはいじるヤツ、いじられるヤツはいじられるヤツみたいな。(チラリと福田選手を見る)」

―福田さんはいじられキャラですか?

福 「自分からはなんとも言えないです」

中 (爆笑)

―なんでいじられてしまうんでしょう?

中 「それは自分の口から言ってもらいましょう」

福 「…みんなに天然って言われてるんで。普通に行動してるつもりなんですけど」

―天然エピソードはありますか?

福 「それはちょっと…」

―言えないレベルですか?

福 「いや、恥ずかしい」※

―チームを回していく役割はありますか?

中 「それはやっぱり駿(伊藤)、織田(秀司)、辻(直人)ですね、基本」

―自身の役割は?

福 「自分的には、練習を4年生が一番頑張れば下級生も4年生がやってるんだから頑張らないといけないなってなると思うので、練習とか手を抜かないでやるっていうのを意識してます」

中 「それですね。正直声出して引っ張っていくのとかは苦手なので、練習で姿を見せてそれでどれだけ付いてきてくれるかっていうのですね」

―同級生の第一印象はどうでしたか?

中 「辻はやっぱり凄かったので『あ!辻だ!』っていうのはありました。織田は中学の時とかから当たってるんで、『見たことあるな』っていうのはありましたね。駿は同じ高校(明成高)なので」

―福田さんと会った時はどうでしたか?

福 「同じ名前だなって思ったよね」

―そうですよね、同じ名前ですもんね。

中 「笑いましたよ」

福 「同じ”マオ”なんで名前で呼ばれなくなって」

中 「確かに」

福 「高校までは名前で呼ばれることが多かったけど、苗字で呼ばれるようになりましたね」

中 「今は(名前で呼ぶのは)駿くらいですね」

―高校から青学にあがってきたときはどうでしたか?

中 「正直最初はきつかったです。明成もきつかったですけど、また身体とかが違うので接触とかでだいぶ疲れました」

福 「自分は周りがスター選手ばっかりだったので、最初は付いてくのに必死でした」

―最初の頃の練習のことは覚えてらっしゃいますか?

福 「最初はまじで怖かったですね」

―長谷川監督がですか?

中 「監督がっていうか雰囲気が。やっぱり優勝狙ってるチームなんでそういうプレッシャーみたいのはありましたね」

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―下級生の時に印象に残ってるエピソードはありますか?

中 「階段が嫌でした」

福 「遅刻とか忘れ物とかをしたら連帯でやる、」

中 「罰みたいなものです。それが嫌でした」

―福田さんは何かありますか?

中 「あれは?靴忘れたやつ」

福 「面白いのかな?面白いのはあっちの3人(同時に取材をしていた伊藤選手、織田選手、辻選手)に任せます」

中 「あっちのが面白いんで」

―いえいえ、お二人とも自覚なく面白そうですよ。下級生との関係とかはどうですか?

中 「まぁ別に、普通っす。俊樹(畠山)くらいっす、生意気なのは。生意気になりました、高校から比べて」(中川選手と畠山選手は同じ明成出身)

―3年生は自分たちでも「大人しい方」と言ってたんですけどどうですか?

福 「監督からもめっちゃ言われてます。一年間ずっと言われてますね」

―それに対して何かアドバイスすることはありますか?

福 「今日もちょっと将也(山崎)に『声出していこう』とかは言いましたけど。3年生全員でキャプテン、みたいな感じでやっていくのがいいと思うんで」

―今年一年間後輩の活躍は見ていてどうですか?

中 「そうっすね。一年生も身体とか大きくなってきたと思うので、それがプレーとかにも出ていいプレーとかにも出てるし、頑張ってると思います」

福 「下級生みんな上手いと思います」

―2年連続4冠達成までの道のりは長かったと思うんですけど、どのようにモチベーションを保ってましたか?

福 「4年生は最後だっていう気持ちで」

中 「スタメンで出る訳じゃないので、途中から出るので気持ちをつくっていきました」

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―去年はまた違った感じでしたか?

中 「去年は4年生が引っ張ってくれていたので、それに乗っかっていく感じで」

―自分が4年生になってみたこの一年を振り返ってみていかがですか?

中 「それ互いに言いあった方がよくないですか?」

―そうですね。お願いします!

中 「福田は最初のころ『積極性がない』って怒られてたんですよ。でもどんどんよくなってきて。シューティング頑張ってますよ。毎日毎日シューティング頑張ってるので、それは出てると思いますよ。まじ頑張ってると思います」

福 「中川は…どうなんだろうね」

中 「特になしだよ、これ(笑)」

福 「一緒に頑張ってきて良かったな…」

中 「俺のとこ短い(笑)」

―チームで面白いのは誰ですか?

中 「やっぱ辻ですね」

―いじりキャラですか?

中 「いじるのもいじられるのも何でもいけます」

福 「自分なんか何喋ってもいじられます」

―それに対してどう思うんですか?

福 「あ、またかぁって思う…」

―(笑)

中 「やり返そうって言ってたんですよ、こいつ。でもまだやってないんすよ」

福 「自分と佐藤(雄貴)がいじられるんで、二人でいつかやり返そうって言ってたんです。もう佐藤引退しましたけど。まだチャンスあるんでここぞと狙ってます」

中 「絶対やんないで終わるよ(笑)」

―後輩からもいじられたりしますか?

福 「それはないですね」

―逆にいじったりしますか?

中 「自分らはあんまないっすね。基本みんな生意気って感じなんで」

福 「『なかよし』って感じです。プライベートには突っ込んでこないですけどね」

中 「でも自分らが一年生の時とは雰囲気が違う感じがありますけどね」

福 「それはありますね」

中 「前はもっと怖かったです。上が怖かったんで、なんも言えないって感じでしたけど、今はそんなでもないのかなって。一年生はまだそんなですけど」

福 「2年生から上はもう」

―確かに2年生はハツラツとした感じですね。

福 「生意気です。相当っす」

―プライベートには突っ込まないと先程おっしゃってましたが、二人は一緒にプライベート過ごしたりするんですか?

二人 「ない…」

中 「4年生で海とか行ったりはしましたけど。二人ではないですね。こんなデカイの二人もいたら嫌じゃないですか」

―目立つは目立ちますね。それぞれ休日は何してるんですか?

福 「免許取りに行ってます」

―免許取りに行く前は何してたんですか?

福 「単位取るのに必死でした。英語が相当キツくて」

中 「勉強の話は福田だけでいきましょう(笑)」

―(笑)。楽しかった授業はありますか?

福 「楽しかった授業?体育くらい?」

中 「体育!(笑)」

福 「伊藤と一緒に体育取って、バレー一緒にやって。授業で楽しいのはそれぐらいです」

―(笑)。なんかいいですね。

福 「単位取るためだけに(学校に)行ってました」

―気晴らしは何でするんですか?

福 「バスケしかしてないですね」

中 「バスケしかないですね。でもそのバスケでもイライラすることもありますけど」

―大学4年間でやめようって思ったことはありますか?

中 「やめようって思ったことはないですね」

―もうここまで来たらって感じですかね

福 「今さらって感じですね」

―音楽とか聴いたりするんですか?

中 「普通に聴くくらいですね」

福 「伊藤・辻とかは聴くみたいですけどね」

中 「練習終わった後に流したりして」

―4年間で自分たちの代が築きあげてきたと自信を持って言えるものはなんですか?

福 「全部優勝できたってことですかね」

中 「それはある。2年連続っていうことは本当に凄いことだし」

福 「俺らでも大丈夫って…」

中 「なんとかなる、なんとかなったっていう」

―揺るがない結果が後輩たちにも見せつけられる誇れるものって感じですかね

福 「まぁ、見せてもらったって感じですけどね(笑)」

福田選手は取材中もどことなく天然オーラを放っていました
―いやいやいや(笑)。自分自身のことではありますか?

福 「4年間頑張ってきたってことが言えることだと思う」

中 「ないな」

福 「筋力」

中 「確かに。トレーニングっすね。あんなにやってきたんだってことですね。結局そこにいきますね」

―なるほど。

中 「吉本さん(青学大バスケットボールトレーナー)にいじめられましたしね、この二人」

―今ではどうですか?

福 「今では落ちぶれてきましたね、身体が。もう一回鍛え直します」

―これからの自分の目標をお願いします。

福 「自分はシュートを入るようにするのと、筋トレっす」

中 「出来る限り長くバスケ続けたいですね」

福 「そんな大きいことを…じゃあ自分もそれっす」

中 「取り敢えず言っておこう(笑)。言っておけば大丈夫(笑)」

福 「40歳くらいになるまでやりたいです」

中 「いけるとこまでいきたいです」

―子どもが生まれたらバスケさせたいですか?

福 「スポーツはやって欲しいですけどね。でも1対1出来たら面白そう」

中 「たしかに。好きなことやらせたいですけどね。バスケはもういいっすよ(笑)」

福 「キツいしね」

中 「嫌になりそう。人気もないし」

福 「将来性もないし」

中 「人気ないって言ったら言い方悪いか。サッカーとかがいいんじゃないですかね。お金もらえるのはそっちかなと。でも海外とか行ったら違いますよね」

福 「息子が行くの?超すごい(笑)」

中 「いいじゃん(笑)」

―夢は広がりますね(笑)

中 「でも比江島(慎)とか海外行って欲しいですけどね。通用する気はします」

―練習から見てて感じますか。

中 「思いますね。あいつ凄いっすもん」

―どうなって欲しいですか?

福 「日本で終わって欲しくないって思いますね」

中 「絶対海外行って欲しいよね」

福 「でも喋れなさそうだよね(笑)」

中 「言葉が駄目そう(笑)」

―普段の姿はギャップがあると伺いましたが。

福 「(ファンに)見せたいですけどね」

中 「どういう反応をされるのかって」

―最後に後輩たちに向けてメッセージをお願いします。

中 「今年出来なかった全勝優勝してほしいですね」

福 「新4年生が試合に出て、活躍して勝ってほしいです。自分が頑張れたなって終われるように」

中 「仕事したなって。勝ってほしいですけど、どんな結果であれ自分たちの力を出し切れたなって思ってほしいですね」

―ありがとうございました!

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profile
#13中川真雄(写真左)
国際政治経済4年 PF
'89年8月27日生 明成高卒 194㎝ 90㎏ O型 

#12福田真生(写真右)
社会情報4年 SF
'89年7月26日生 大麻高卒 193㎝ 89㎏ O型 




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☆インタビュー後で「俺たち力出し切れたかな?」とささやき合っていたお二人。今後のご活躍をお祈りしています!

◆次の試合◆
天皇杯 全日本総合選手権
1月2日 12:00~ 於東京体育館
  3日 13:00~ 於代々木第一体育館☆今季チームが目標に掲げていた「打倒JBL」を果たすべく行われる一戦です!

※福田選手天然エピソード
 昨年の夏、現4年生全員で海に行ったときのこと。佐藤選手の運転する車で途中コンビニに立ち寄ります。福田選手以外の全員が車に戻ってきて、「あとは福田だけだね」と車の中で待っていると、コンビニから出てくる福田選手の姿が。しかし、福田選手は知らない人が乗っている車の助手席に迷いなく乗り込んでいったそうです。海に行く前に笑い疲れてバテバテになってしまったそうです(笑)
こちらは青山スポーツ第42号の伊藤×織田×辻選手の対談で明らかになってます。併せて是非お手にお取り下さい☆

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