関東学生1部春季リーグ 対大正大 於 国立代々木第二体育館
◆今日のオーダー◆
1番 山﨑知春(教育4年)副将
2番 大槻麻菜(史学4年)
3番 阿部恵(教育4年)主将・山﨑
4番 阿部主将
5番 大槻・代瑞葉(フランス4年)
6番 代
7番 早田知世(教育1年)
ルーキー早田がランカー食い
大会初日の今日は春季3位の大正大と対戦。2番大槻が狭間にストレートで敗れるも、阿部主将と山﨑副将が単複揃って手堅く勝利を収め、5番のダブルスへつないだ。
5番で登場した大槻・代ペアは2セットを連取し、ストレートでこの試合に勝負をつけるかと思われた。しかし、この後思わぬ苦戦をしいられる。序盤から連続ポイントを重ねる井上・小山内ペアに対し、連続ポイントを奪えない大槻・代。攻めきれずに勢いを失うと、そのまま3セットを奪われ逆転負けを喫した。
悪い流れは断ち切れなかった。ダブルスで敗れた井上に雪辱を果たしたい6番代だが、相手のサーブに押されて波に乗れない。結局最後もサーブで決められ、1-3でこの試合を落とした。
勝負は、7番早田にゆだねられた。春季にも出場機会はあったが、いまだリーグでの勝ち星はなし。加えて、相手はシングルスランキング15位の小山内だった。しかし、「私の後には誰もいない。やるしかないと思った」(早田)。小さな体にチームの期待を背負い込み、コートへ向かった。
第1セットは「何もできなかった」(早田)と5-11で落とすも、試合をこなす中で早田は確実に進化していた。第2セットも1-5と4点のビハインド。苦しい展開となったが、「先輩の応援が、支えになった」(早田)。ベンチからの声援に背中を押されて冷静さを取り戻すと、終盤で巻き返しに成功。第2、第3セットをジュースでものにした。
しかし、ランカー小山内も意地を見せ第4セットを奪う。互いに後のないファイナルセット。出だしで飛び抜けたのは、『チャレンジャー』の早田だった。
競ったラリーでも一歩も引かず、冷静なコースさばきで相手のミスを誘い9-1と大きくリード。小山内が連続ポイントで食い下がるも、最後はそのまま逃げ切った。ルーキー早田のリーグ初勝利は、自らの手でチームに勝利をもたらすという『大金星』だった。

阿部主将が※特別賞に王手!
今日の時点で阿部主将がシングルスリーグ通算19勝12敗。早ければ明日、特別賞に手が届く。ちなみに特別賞受賞の可能性のある選手は、1部女子内では阿部主将のみである。
※特別賞とは
4年間の通算でシングルス20勝以上の選手に与えられる賞。リーグは4年間で春秋の計8回あり、1回のリーグで5試合行われるため、4年間全試合に出番があったとしても合計40試合しかない。単純計算で勝率は5割以上。出番のない試合があると想定すれば、勝率はそれ以上になる。(萌)
◆今日の結果◆
青学大○4-3●大正大
山﨑○3-0●張
(12-10)
(11-3)
(11-7)
大槻●0-3○狭間
(8-11)
(8-11)
(4-11)
阿部・山﨑○3-0●井上・中熊
(11-5)
(11-7)
(11-5)
阿部○3-0●藤田
(11-7)
(11-8)
(11-8)
大槻・代●2-3○井上・小山内
(11-6)
(11-9)
(7-11)
(10-12)
(8-11)
代●1-3○井上
(11-9)
(8-11)
(5-11)
(9-11)
早田○3-2●小山内
(5-11)
(13-11)
(14-12)
(6-11)
(11-6)
阿部主将コメント
「もっと楽に勝てた試合だったが、少しでも気持ちに油断があるとこのように厳しい展開になってしまう。最後は相手の気持ちが崩れた。どんな場面でもしっかりやらないといけない。今日の試合で、勝つことの難しさを全員が意識できたことが明日以降につながると思う」
山﨑副将コメント
「初戦に勝ったら波に乗れるとみんなで想定していた。トップで狭間が来ると思って準備していたけど、張だった。でも気持ちで攻めるというのができたと思う。(勝負が7番に回ったときは)勝つ負けるは結果として付いてくるもの。信じるしかないし、ベンチはあきらめていなかった。応援で勝たせる気持ちでいた」
早田コメント
「奇跡だった。1セット目を取られて、思い切って行くしかないと思った。最後の方は覚えていないけど、ベンチから先輩たちの応援が聞こえて支えになった。『気持ちだよ!強気だよ!』と言ってもらえて気づけた。春に負けた反省を活かせた。先に点を取って先に攻められたのが勝因。明日も1年生らしく、強気で向かって行きたい」


