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東都大学野球秋季リーグ1部2部入替戦 対専大 於 神宮球場

◆結果◆

専修大 020 200 100 000 00 | 4
青学大 002 003 000 000 01x |5

◆出場選手◆

1(二)小林諭尚
2(三)西村大樹→(走)加藤匠馬
3(左)吉田正尚
4(指)安田紘規→(打指)小坂井智朗
5(右)久保田大智→(右)佐藤将→(打)内田遼汰→(走)鈴木拓夢→(右)高島翔太
6(捕)猪又弘樹
7(一)酒井勇輝
8(中)山口雄大
9(遊)遠藤康平
投手 岡野祐一郎→福本翼

序盤からゲームが動き、専修大にリードを奪われた青学大。6回裏に酒井の走者一掃タイムリー二塁打で逆転したが7回にソロホームランで追いつかれてしまう。その後試合は両者一歩も譲らず、薄暗い中でイニングが進んでいっても決着がつかない。
そんな手に汗握る試合を決めたのは常総学院出身のルーキー・高島の一打だった。捕手の牽制球が打者の頭に当たるという幸運により2塁に進んでいた代走の加藤匠が決勝のホームを踏みサヨナラ勝利。1勝1敗のタイに持ち込んだ青学大はすべてをかけて明日の第3戦に挑む。
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第1戦での敗戦から雨天中止を挟んで迎えた第2戦。あとがない青学大の先発・岡野は2点を失うと、ラッキーな形で同点に追いついた後にもふたたび2失点。専修大の勢いを止められない。
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6回裏、先頭の西村が3塁線にセーフティーバントをすると気迫のヘッドスライディングで判定はセーフ。続く吉田がフルカウントからヒットでつなぐと河原井監督は不調の4番安田に犠打を指示。きっちりと決めるとその後2死満塁となり、打席には7番に打順を下げていた酒井。2球目を打つと打球はショートの頭上を破り左中間を破る。走者一掃のタイムリーとなり、5-4と青学大が逆転に成功する。
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逆転した直後、6回途中からマウンドに上がっていた福本が2死から同点ソロホームランを浴びてしまい試合は振り出しに。しかし、福本の真骨頂はここからだった。8回以降5本のヒットと4つの四死球を与えてしまうもホームを踏ませない。7回表に入った1点以降スコアに動きはなく緊迫した投げ合いが続く。そのこう着状態を打破したのは青学大だった。

6回以降は専大3番手の角田に抑え込まれていたが14回裏、先頭の西村の打球は大きくバウンドして投手の頭上を抜ける内野安打に。1死後に迎えた小坂井の打席。ここで奇跡が起きる。小坂井が空振りすると大きく飛び出していた1塁走者を刺そうとしてキャッチャーが投げた送球が小坂井の側頭部に当たり跳ね返る。ボールが転々としている間にランナーは2塁へ。サヨナラへの舞台が整った。
2死2塁で打席は途中出場の高島。カウント1-1から2球ファールで粘った後の高めの直球に合わせると打球は前進守備の左中間の間に。2塁ランナー加藤匠が生還。福本の好投が報われた瞬間だった。
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これで1勝1敗とタイの成績に持ち込んだ青学大。勢いは完全に青学大にあるが、初戦の8イニングと今日の14イニングで投げた投手は岡野・福本のみ、しかも福本は今日の試合で148球も投げてしまった。明日は勝てば1部、負ければ1部の大一番。勢いを取り戻した打線が疲労困憊の投手陣を救えるかがカギになる。泥臭さでもぎ取った1勝を残留につなぎたい。(山田幸永)

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