1-2フィニッシュを決めた佐藤(左)と牛田

関東学生対校選手権 第2日於国立競技場

 今日は短距離勢の多くの選手が決勝戦に臨んだ。
 まずは女子1部400m、昨日の予選を勝ち抜いた鳥原早貴(教育2年)。結果は惜しくも2位であった。
 続く、男子2部100mH決勝では、佐藤大志(化学生命3年)、牛田朋宏(電気電子3年)の二人が去年に続き今年度も決勝で対決。佐藤は一昨年、昨年に続き3年連続でレースを制した。さらに、今年度は牛田が2位に入り前回成し遂げることのできなかったワンツーフィニッシュも達成した。佐藤はこの後に行われた2部100m決勝も制し、今大会2つ目のタイトルを獲得した。2年生ながらリレー種目でも核を担う鳥原は400m2位

 女子1部100mH決勝では、上田美鈴(経済3年)がライバルである早大・紫村に惜しくも敗れ2位。女子1部100m決勝に挑んだ伴野里緒(教育3年)は8位に終わった。好調の上田だが、悔しい2位

 長距離勢は男子2部・3部10000m決勝に二人の選手が挑んだ。中でも、先日ユニバーシアード代表に選ばれた出岐雄大(社会情報3年)に注目が集まる。
 序盤は拓大・マイナら留学生三人が先頭を引っ張る速いペースでのレース展開の中、出岐もくらいつく。しかし、6000m辺りで留学生がペースがさらに上がると、先頭集団も一気にばらけた。ここで、ついに出岐も離される。途中、駒大・撹上と並走する場面も見られたが、抜き去り、最後は一人旅。向かい風が吹く厳しい条件ではあったが粘り、6位でフィニッシュした。一方、1年生ながら出場した山田学(国際政治経済1年)であったが、終始後方に位置し、23位に終わった。

 来週は、今日予選を勝ち抜き駒を進めた女子1部4×400mR決勝、1部昇格を狙える位置にある男子勢の戦いなど、見ごたえのある試合が続く。(市川雄一朗)

安井年文監督コメント
「(昨日の三段跳、片桐選手の優勝について)大幅自己ベストで本人が一番ほっとしたと思う。その後の4継の1走でも、良く走ってくれたおかげで予選通過できた。(ワンツーを決めた110mHは)牛田が月曜日に捻挫してヤバいなってところだった。『1部に昇格しよう』という掛声でやっていて、長距離にもよるが短距離では目標35点くらいにして頑張らせていたので、その期待にこたえてくれた。今日で32点取れているから、来週リレーと200mで目標はクリアーできると思う。あとは長距離がどのくらい取ってくれるか。片桐と佐藤が二つで優勝が3つ、うちとしては上出来。そのつもりで冬季練習も予定組んでやってきたので。(佐藤選手はハードル専門だが)100mの優勝も想定内。佐藤は学生レベルの選手じゃないので、ユニバーシアードや世界陸上を見越して冬からやってきている。だが、ハードルはまだ仕上がっていない状態。今大会は勝てばよくて、記録は次の日本選手権で狙わせる。と言っても1部の優勝タイムよりもよかったので、負けたくない気持ちがあったから気合が入ったのだと思う。100mと110mHは50分しか間があかない所をサポートがしっかりケアしてくれたのも大きい。(女子は)あわよくば二人優勝と思っていた。鳥原は8レーンで戦略的に不利だった。タイムは風が強く出なかったが、イメージ通りのレースはしてるので次に活きると思う。上田はかなり優勝を意識して、向かい風になったらチャンスがあると言っていて、その通り向かい風になったが余計に力んだのかもしれない。紫村さん(早大)とは同級生対決だったが、相手の出来が良かったので、また秋に勝負しよう、と。(日本選手権に向けては)ユニバーシアードをかけて佐藤、上田も上位に関わって行けたらと思っている」

佐藤コメント
「チームとして1部目指していたので、優勝して8点両方とも取れたことでチームに貢献できてよかった。(タイムは)100mはインターバルが45分だったので、あまり狙わず勝ちだけを目指す形になってしまいました。ハードルについては昨年度とほぼ同じタイムだったので、もう少しいけたかなと思います。牛田とワンツーフィニッシュできたことが一番嬉しい。(来週の200mの手応えは?)200mは負けるわけにはいかない。100m以上に勝たなければならないので、優勝しか目指してないので頑張りたいです。(連戦ですが、状態は)本数重ねるごとにドンドンばててってます。なんとか頑張って走りたいと思います。(チームの昇格への意気込みは?)男子で優勝3つ出てますし、良い流れができているのでこの流れで頑張っていきたいです」

上田コメント
「優勝狙っていたので順位は悔しい。勝ちたかったという気持ちが一番強いです。(試合前の状態は?)調子はよくて、昨日も今日も風さえ向かわなければタイムももう少し狙えたんじゃないかという状態でした。風にとことん恵まれなかったので記録はしょうがないかなと思います。でも向かい風2m前後で13秒8だったので悪くはないといった感じです。(紫村選手への意識は?)中学校の時からずっと友達だしライバルですね。合宿も何回も一緒に行ったりしています。負けたくないが、他大学だけど一緒に頑張っていきたいです。(今後は)日本選手権では決勝に残ること。学生個人などもあるので記録を出してユニバーシアードの選考にひっかけていきたいです。全日本インカレは優勝したいです! 」

出岐コメント
「(春先から結果を残しているが調子は)1~2週間前に崩してしまっていたのですが、自分の力を出せばいけるかなと思っていた。今日の結果は最低限。(一人で走ることを強いられるレース展開について)一人でも大分走れるようになってきたんですけど、今回はホームストレートでの向かい風がきつくて、前の集団に付いていれば、
もう少し楽に走れたかなとは思います。(チームとして)長距離としてもしっかりポイントを取りたいと思っているので、最低限ポイント狙いで皆で2部優勝目指して頑張っていきたいです」

◆結果◆
【女子1部100m 準決勝】(2組4着)
<1組>4着 伴野里緒 12秒15 =決勝進出
【女子1部100m決勝】
8位 伴野里緒 12秒49
【女子1部100mH決勝】
2位 上田美鈴 13秒93
【女子1部400m決勝】
2位 鳥原早貴 55秒35
【男子2部100m準決勝】(2組4着)
<1組>1着 佐藤大志 10秒90 =決勝進出
【男子2部100m決勝】
1位 佐藤大志 10秒90
表彰台で笑顔を見せる鳥原
【男子2部110mH決勝】
1位 佐藤大志 14秒03
2位 牛田朋宏 14秒79
【女子1部4×400mR予選】(3組2着+2)
<1組>1着 竹内里奈→伴野→中村孝美→鳥原 3分48秒42 =決勝進出
【男子2部4×400mR予選】(4組1着+4)
<2組>3着 牛田→佐藤→吉田知央→木村優仁 3分20秒87 =予選敗退
【男子2部・3部10000m決勝】
6位 出岐雄大 29分30秒80
23位 山田学 31分30秒76
表彰台でライバル・紫村と並ぶ上田

このページの先頭へ