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関東学生対校選手権 最終日  於日産スタジアム


◆競技結果◆

男子2部
【200m準決勝】
1組2着 吉田知央(情4) 21秒38=決勝進出
2組7着 岸一輝(経シス3) 21秒97=準決勝敗退

【200m決勝】
第7位 吉田知央 22秒80

【400mH決勝】
第5位 田口智久(物4) 52秒93

【4×400mリレー決勝】
第4位 冨田恭兵(物2)-岸一輝-田口智久-三富達矢(物4) 3分13秒52

【走幅跳】
第12位 内川望(化4) 6m94

【ハーフマラソン決勝】
第1位 神野大地(総3) 1時間4分23
第2位 一色恭志(営2) 1時間4分26
第7位 高橋宗司(教4) 1時間5分51

【5000m決勝】
第5位 秋山雄飛(国2) 14分7秒35
第7位 川崎友輝(総4) 14分12秒44
第21位 三木啓貴(法4) 14分31秒83

女子1部
【200m準決勝】
1組1着 高森真帆(マ1) 24秒35=決勝進出
1組7着 中村孝美(教4) 25秒20=準決勝敗退
2組5着 杉浦はる香(済1) 24秒95=準決勝敗退

【200m決勝】
第2位 高森真帆 24秒26

【400mH決勝】
第8位 大森七瀬(現デ4) 60秒96

【4×400mリレー決勝】
第3位 畑澤桃香(営2)-高森真帆-杉浦はる香-中村孝美 3分43秒77


4日間にわたって行われた関東インカレが閉幕した。最終日は短距離・長距離ともに表彰台に上る活躍を見せた。

短距離ブロックからこの日、決勝に出場したのは400mH、200m、4×400mリレーの3種目だ。
400mHに男子は田口、女子は大森が登場。前日に行われた準決勝では自己ベストタイムに迫る好記録を出していたが、「正直、惨敗だった」と語るように自身の力を十分に出し切れず第5位に。女子の大森も準決勝よりはタイムを縮めたものの、上位に食い込むレースとはならなかった。

男子200mにはキャプテンの吉田が出場した。準決勝ではゴール間近で追い上げるなど粘り強さを見せたが、決勝では流れに乗り切れず第7位でレースを終えた。

1週目に100mで第4位に入賞し4×100mリレー優勝の立役者である、ルーキーの高森が女子の200mに出場。準決勝で駿河台大の塩谷と並ぶトップタイムで通過し、決勝に駒を進めた。準決勝、決勝と自己ベストを更新した高森だったが、決勝では塩谷(駿河台大)にかわされ準優勝。大学生になって初の個人種目での表彰台となった。

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この日最後に行われた4×400mリレー。男女ともに出場した。
男子は積極的なレースを見せ、青学大記録を3年ぶりに更新したが、一歩及ばず惜しくも表彰台には届かなかった。
女子は予選を全体トップのタイムで突破し優勝候補に挙げられてい
た。1走の畑澤、2走の高森とバトンをつなぐが混戦状態でなかなか先頭に立つことができず、3走の杉浦へ。今大会なかなか本調子ではなかった杉浦だが、走り出しから積極的なレースを展開し復調の兆しを感じさせ、3位で中村につなぐ。中村は4年生の意地の走りを見せ、一時トップに立つ。しかし、後半失速し2校に抜かれ第3位でゴール。悔しさが残る結果となったが、昨年度よりも順位を1つ上げ表彰台に上った。

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男子は青学大記録や自己ベストを更新し期待以上の結果を残し、今後は日本インカレの標準記録突破を狙う。女子は短距離種目と跳躍種目だけで総合優勝を目指していたが、第7位。『両リレー優勝』は秋の日本インカレに持ち越しとなった。(原しおり)

長距離ではハーフマラソン決勝、5000m決勝が行われた。
4日目、最初に行われたハーフマラソンには、青学大からは神野、一色、高橋が出場した。
スタートから先頭集団につけた3人、とくに神野と一色は駒大・馬場らとともにレースを形成。
中盤に高橋は先頭集団から離されるが粘りの走りを見せる。

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そしてレース終盤、神野、一色は馬場らを引き離し1位は2人の争いに。
神野が一時スパートをかけ一色を引き離そうとするも、一色も食い下がる。
そして競技場に入る直前、神野は「上級生の意地を見せたかった」という言葉通りの素晴らしいスパートを見せ1位でフィニッシュ。
一色は惜しくも3秒差の2位、高橋も7位に入り出場3選手全員が入賞を果たした。

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長距離最終種目となる5000mには秋山、川崎、三木がエントリー。
レースはジョン・マイナ(拓大)、潰滝(中央学大)が引っ張る展開に。秋山、川崎は10位前後、三木は集団やや後方につけ様子をうかがう。

2500m過ぎ、秋山は徐々に順位をあげ3位争いに加わる。
その後も積極的な走りを見せて学内トップの第5位となった。

川崎も4年生らしい冷静な走りを見せて確実にインカレポイントを獲得。
10000mの借りを返す第7位でフィニッシュした。

三木は結局見せ場を作ることができず、終始後方でレースを進め21位という結果に終わった。


長距離ブロックとしては、「全種目入賞」の目標を達成しさらなる進化を感じさせる大会となった。
来年は1部昇格復帰を目指す。(橋立愛子)


◆コメント◆

【短距離ブロック】
◇安井監督◇
――後半戦を振り返って
「男子の方は基本的なところはうまく点数が取れて、自己ベスト、もしくは自己ベストに近い記録が出たので非常によかったかなと思う。最後の4×400mリレーは青学記録更新だったので、表彰台は逃したが次につながるよい試合だった。女子の方は期待が大きかった分、残念な結果の部分もあるが、1年生の高森が(200mで)大幅な自己ベスト更新で2位に入ったり、4×400mリレーも戦況が厳しいと思われたが3位で表彰台は死守したので次につながるだろう。杉浦の調子が不安だったが、復調の兆しありで期待を持って次に進めると思う」

――特によかった選手は?
「男子だと吉田が大幅自己ベストで21秒3台の非常にレベルの高い走りをしてくれたので、その成果は大きい。キャプテンということもあって、チームの雰囲気をうまく作ってくれたところも彼は功労者。女子は高森。200mで準決勝、決勝と自己新記録を2回出して成果を出してくれたので。この秋に藤森が帰ってくるとさらに期待ができる」

――見えた課題は?
「全体としての課題はチーム力。うちのチーム構成は短距離と走幅跳までしかいないのだが、やはり総合で順位を争えるだけの力がついているので、それを目指してがんばろうという雰囲気がまだ今年は薄かった。できることなら総合で優勝に近いところまで狙おう、ということだったので。男子はあと少しで1部昇格だったがそれも含めて、もっと意識づけができるとよいだろう」

――今後の目標をお願いします!
「今後の目標はやはり、両リレー優勝が年間を通しの目標なので、まずリレーを中心にチームとして盛り上がりを作りたい。なので、個人の力はもちろんだが4人の力を合わせた種目で勝てるように、盤石なレースができるようなチーム作りをしていきたいと思う」


◇田口選手◇
――400mHで第5位に入賞しましたが、率直なご感想は?
「結果は、全然自分が思っている結果ではなかったですね。正直、惨敗に近いです」

――コンディションはいかがでしたか?
「コンディション自体はよかったのですが、自分の走りが決勝で固くなって悪くなって、という感じですね。コンディション自体は悪くなかったです」

――決勝での緊張感がやはりありましたか?
「決勝で少し欲を出しすぎてしまって、固くなったというのが決勝での敗因だと思います」

――4×400mリレーの結果については?
「400mHでかなりメンタル的にやられていたんですけど、そこからうまく気持ちを取り戻して走れたのではないかな、と思います」

――今後の意気込みをお願いします!
「個人の方ではこの大会でベストを出せなかったので、51秒台をしっかり出して全カレ標準を突破したいと思います。リレーの方もまだチャンスがあるのでそちらの方でも全カレ標準を切っていきたいと思います」


◇高森選手◇
――レースを振り返って
「200mは自分らしく走れた気がして、納得しています。4×400mリレーは疲れもあったというのは言い訳になってしまうのですが、もう少し力を出せたなと思います」

――200mで自己ベストを更新されましたが、そちらについては?
「調子がよかったので、200mは高校2年からベストを更新していなくて、この段階で更新できてうれしいです」

――大学に入って個人種目で初の表彰台でしたが、お気持ちは?
「1位を狙ってこれからもがんばりたいです」

――今後の目標は?
「学生の大会ではなく日本全体の大会で活躍することが目標です。日本選手権は100mに出場するのですが、入賞を目指してがんばります」


◇杉浦選手◇
――レースを振り返って
「マイル(4×400mリレー)は優勝したいなっていう思いがすごくあって、そのためには自分がしっかり走って先輩にいいかたちでバトンを渡せたらいいなっていう思いで走りました。個人的には今日の持っている力は出せたかなと思うのですが、まだラップタイムが今までほどよくないのでこれから練習を積んで全日本インカレでは今よりいい走りをして優勝したいです」

――レースプランについて
「私はいつも前半から全力で走るタイプなので、どんな順番で来ても最初から飛ばしていこうとは思ってました」

――今回のレースを見て復調の兆しがあるように感じたのですが?
「大学入ってからいまいち自分の走りができないところがあったんですけど、試合を重ねるごとに自分の走りが戻ってきたっていうのは自分でも感じてきているので、これからある試合をこなしていって秋の全日本インカレでは自分の最高の走りができたらいいなと思っています」

――日本選手権への意気込み
「日本選手権は今こんな感じなので、優勝とかは…できたらいいなと思うんですけど、それよりも今は実業団とか年上の先輩たちと走ることで、自分の今までの走りが取り戻せたらいいなと思います」


◇中村選手◇
――レースを振り返って
「個人は400mと200mに出場したのですが、どちらも自分の力を出し切れずに終わってしまったのがすごく悔しいです。4×400mリレーはずっと4走は今まで先輩が走っていて、今回自分が一番最後の4走を走るということですごく緊張していて最後100mで抜かされてしまったのですごい悔しいですし、今年は詰めが甘いレースだったなというのが一番の感想ですね」

――今大会に向けての目標はありましたか?
「女子400mは3人出て3人とも決勝に行くという目標だったんですけど、自分一人しか決勝に行けず1点しか取れなかったので…。200mは直前になって出ることが決まったので自己ベストを出すことが目標だったのですが、自己ベストタイで終わってしまって、もっと出せるだろ!という不完全燃焼でした」

――4×400mリレーは4年生としてプレッシャーもあったかと思いますが、いかがでしたか?
「他のメンバーが1年生・2年生だったのでが、みんな力のある選手なのですごくいいレースをしてくれて、本当に楽しんで走ってもらえたのがよかったですし、その楽しいという気持ちを忘れないようなレースをこれからもしていきたいと思います」

――今後の目標をお願いします!
「次の大きい大会は全カレになるので、そこで自分がしたい走りをして自己ベストを出す。400mだったら54秒台を出したいですし、4×400mリレーだったらやはり優勝を狙いたいです」


【長距離ブロック】
◇原監督◇
――後半戦を振り返って
「全ての種目で入賞できたのでこれは素直に嬉しいなと思います。三障とハーフマラソンで優勝できたことがやはり一番嬉しいし、多くの者が入賞できたのでチームとして機能しているなという印象です」

――3000mSCで優勝した山村選手は箱根駅伝後から一皮むけた印象があるのですが?
「もっともっと強さが必要ですよ。今回大会で勝って、記録会ではいい結果を出してきて速さというものが出てきたけど、勝負強さという点で物足りないところがあったので今回勝てたというのは勝負強さがついたのかな、と。これをこれだけで終わらせるのではなく、5000m10000mやハーフマラソンにつなげてほしい」

――ハーフマラソンでは神野選手、一色選手がワンツーフィニッシュでした。実力通りかなとも思うのですが監督はどのように考えていらっしゃいますか?
「実力通り、勝つ勝つと言われながらも勝つことが本当の強さで、そう言われながら勝てないのが勝負の世界ですし、勝つことができてなおかつレースを引っ張って、というのがよかったと思います」

――今年は全日本駅伝の予選会がなく例年とはスケジュールが変わってくると思うのですが、秋にむけてどのような練習計画を立てていますか?
「一旦6月は走り込みでスピード強化をして、それから7月から駅伝仕様にしようかなと思っています」


◇神野選手◇
――レースを振り返って
「自分の中では状態はあまりよくなかったんですけど、2部のハーフということでメンバー的にも勝たなくていけなかったので、状態が悪い中で勝てたというのは自信になりました」

――先週のケガ(肉離れ)の影響は?
「先週ケガしたあと、3日間走ることも補強とかもなにもせずに、ハーフも一時棄権するってなっていたんですけど、トレーナーさんから今日から走って大丈夫と言われて、監督と相談して出ることになりました。レースへの影響というのはなかったです」

――監督からの指示は?
「関東インカレというのはタイムとかよりも順位が大切なので、勝負に徹する走りをしろということでした。その指示通り走れたこともよかったです」

――最後一色選手をかわして優勝となりましたが、一色選手とワンツーフィニッシュしたことについては?
「一色と、走る前もワンツーは絶対しようと話をしていたのでできてよかったです。最後は先輩の意地を見せました。(笑)」

――今後に向けての意気込みをお願いします!
「今後は5000m10000mでしっかりベストを更新して、駅伝では主要区間を走ってチームの目標に貢献していきたいと思います」


◇一色選手◇
――レースを振り返って
「当初の計画としては、最初からついて行って最後トラックに入ってから勝負を仕掛けて、とりあえず勝負に徹したレースにしようと思っていたのですが、思ったよりもペースが牽制し合うこともなくて結構普通の3分1ケタで、駒澤大学の選手が押してくれたので先頭で引っ張り合いながらよいレースができたと思います」

――監督に事前に指示されていたことはありましたか?
「特になくて、今回は完全に個人のレースプランを尊重するというか、個人で考えたことをやれ、という感じだったので、自分の考えた通りに走りました」

――神野選手とワンツーフィニッシュでしたが、それについては?
「トラック入る手前までは勝てたというか一緒に走っていたんですけど、トラックの入り口のところ辺りから最後の200mだったと思うんですけど、そこで最後離されて3秒空いたということは自分としてもダメだと思っているので。練習しなかった分、今回こうやって差がついたと思っているのでもっと練習を積んでいきたいと思います」

――2年生になり、特に意識が変わったことは?
「1年生が入って来たので、教える立場・見本となる立場にならなければいけないと思うので、言葉で言うのは苦手なので走りで見せていきたいと思います」

――今後の目標をお願いします!
「とりあえずは夏合宿を故障なく乗り切って、駅伝シーズンが始まるのですが、出雲・全日本・箱根のすべてでシード権を取っているので、三冠目指してがんばります」


◇高橋選手◇
――レースを振り返って
「トップとは差が開いてしまって理想とは遠いレースでしたけど、目標が8位だったので…自分の実力通りのレースができました」

――監督からの指示は?
「いや、とくに。12キロくらいまで先頭にいてくれればいいよー、みたいな結構投げやりだったんで(笑)。期待以上の成果を出したいなと思ってました」

――今後への意気込みをお願いします!
「意気込みと言うか…野球部に小学校からずっとチームメートだった田中一也(硬式野球部4年)っていうのがいるんですけど、そいつと一緒に優勝しようなって目標を立てていて。その目標が達成できるのも今年が最後ですし僕が優勝するだけじゃ達成することはできないので、2人で一緒に優勝したいなと思います」


◇秋山選手◇
――レースを振り返って
「序盤は『川崎さんと僕で青学大で戦っているんだ』という気持ちで、川崎さんががんばっているから自分もがんばらないと、と思って走りました」

――監督に指示されていたことはありますか?
「3000mまでは前に出ずにラスト1・2周から仕掛けて行け、という指示がありました」

――レースプランは?
「監督に言われた通り3000mまではついていって、僕はラストが弱いのでやはりラスト400m・800mくらいから仕掛けて行かないと自分に勝ち目はないのかな、と思っていました」

――初の関東インカレでしたが、いかがでしたか?
「去年は出られなかった悔しさがあったのでそれをバネにして行こうと思っていました」

――2年生になって意識が変わったことは?
「1年の時、前期は故障して全然走れなくて後期も故障とかによく苦しめられて、結局三大駅伝も関東インカレも走れなかったので、2年は故障せずしっかり練習を積んで確実に走ろうと思います」

――今後の目標をお願いします!
「神野さんや一色のレベルで勝負できるような選手になりたいと思います」


◇川崎選手◇
――レースを振り返って
「最初からきつかったのですが最低限の走りで、そんなに状態もよくなかったので、その中では100%の走りができたかな、と思います」

――監督に指示されていたことはありましたか?
「特にないです。(笑)」

――レースプランは?
「もう8番以内に入りたかったので、とりあえずその付近でレースをして粘って、というのを考えていました」

――レース中に意識していたことはありますか?
「4年生で最後の関東インカレだったので、悔いの残らないようにやりたいようにやろうと思ってがんばりました」

――今後の目標をお願いします!
「三大駅伝優勝できるようにがんばります」

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