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第91回東京箱根間往復大学駅伝競走 1月2・3日 芦ノ湖⇔大手町

◆総合結果◆
第1位 青学大 10時間49分27秒
第2位 駒大 11時間0分17秒
第3位 東洋大 11時間1分22秒
第4位 明大 11時間1分57秒
第5位 早大 11時間2分15秒
第6位 東海大 11時間7分8秒
第7位 城西大 11時間8分15秒
第8位 中央学大 11時間9分18秒
第9位 山梨学大 11時間10分43秒
第10位 大東大 11時間11分15秒
(以上10校が来年度のシード権を獲得)
第11位 帝京大 11時間13分30秒
第12位 順大 11時間13分32秒
第13位 日大 11時間17分59秒
第14位 國學大 11時間18分12秒
第15位 日体大 11時間18分24秒
第16位 拓大 11時間18分24秒
第17位 神大 11時間18分47秒
第18位 上武大 11時間18分53秒
OP 関東学生連合 11時間19分12秒
第19位 中大 11時間20分51秒
第20位 創価大 11時間31分40秒

◆復路結果◆
第1位 青学大 5時間25分29秒

◆復路オーダー・記録◆
6区 村井駿(情3) 1位=6:23:09 (区間2位=59:11)
7区 小椋裕介(社3) 1位=7:25:49 (区間1位=1:02:40)
8区 高橋宗司(教4)※当日変更 1位=8:31:20(区間1位=1:05:31)
9区 藤川拓也(国4)※当日変更 1位=9:39:24(区間1位=1:08:04)
10区 安藤悠哉(教2) 1位=10:49:27(区間2位=1:10:03)


往路で初めて優勝を果たした青学大。復路でも勢いそのままにビクトリーロードを駆け抜け、創部97年目にして初めて箱根駅伝総合優勝に輝いた。大会史上初めて10時間50分切りを果たし、史上最速チームとして歴史に名を刻んだ。


山下りの6区は昨年度もこの区間を走った村井。
往路終了時点で2位との差は4分59秒。芦之湯の定点では少し差を縮められたがその後もじりじりとその差を広げていった。18キロ過ぎ、箱根湯本駅を過ぎたあたりから太ももを叩く仕草も見られたがペースを崩すことなく、2位との差をさらに約1分ひろげ7区へタスキをつないだ。前回は区間18位と苦しい走りだったが、今回は区間2位。まさにリベンジを果たす走りとなった。

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3年連続7区を任された小椋。10000m自己ベスト1位と他大学の選手を圧倒していた。その強さを箱根でも発揮し、2位・駒大との差を8分に広げた。1時間2分40秒は区間記録にあと8秒に迫る歴代3位のタイムだ。

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8区は高橋が当日変更で起用。優勝が確実となった中でも冷静な走りで区間賞に輝いた。
一昨年度の箱根では高橋が区間賞を獲得したが、途中棄権のため参考記録となった中大・永井がそのタイムを上回る走りを見せた。今回永井も同じく8区を走ったが、高橋は「永井と区間賞争いができてよかった」と振り返った。

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10000m青学大記録保持者の藤川主将は復路のエース区間・9区に出場となった。横浜駅前のポイントでは今回ケガでメンバーを外れた同学年の川崎から給水を受けた。前半は余裕をもってはいったが、15キロを区間記録を上回るタイムで通過。区間新記録を狙ったが惜しくも3秒届かず。しかし7区から3区間連続、今大会は5つめとなる区間賞を獲得した。

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栄光のフィニッシュまであと23キロ。アンカーを任されたのは今回が駅伝デビューとなった安藤だ。安藤は区間2位の好走。2位との差は10分にまで広がっていた。
そしてついに、悲願の箱根制覇の瞬間。安藤は何度もガッツポーズを見せ、笑顔で栄光のフィニッシュテープを切った。

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総合タイムは史上最速の10時間49分27秒。青学大は史上16校目の箱根優勝校となった。
また、5区・神野大地(総3)は最優秀選手賞にあたる金栗四三杯を受賞した。(橋立愛子)

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◆コメント◆

原晋監督
「ワクワク大作戦、皆さんワクワクしていただけましたか?まさか優勝するとは思っていませんでしたのでダイエットがまだちょっと間に合わなくてですね、なかなか重たい胴上げだったんですけれども(笑)、しっかり日頃から筋力トレーニングしていますので胴上げをしてもらえました。青山学院大学陸上競技部が皆さまのお力のおかげで優勝させていただくことができました。本当にありがとうございました。今年の箱根駅伝が終わってすぐ来年のことを言うのはあれですが、今回のメンバーはほぼ残りますので1月は少しお休みをもらって2月くらいからぼちぼちやって、来年またよい報告ができるようにしていきたいと思います。ありがとうございました」

久保田
「応援ありがとうございました。今回1区を任されたんですけどリードをつけて一色に本当は渡したかったんですけど、2秒差で駒大の中村さんに負けてしまって区間2位という結果で少し悔しさが残りますが、こうやってチーム10人ちゃんとつなげて総合優勝を手に入れられたのは本当に嬉しいことです。皆さんの応援あってのことだと思います、ありがとうございました。来年は神野大地に持っていかれないように頑張るので応援よろしくお願いします!」

一色
「久保田さんがすごくよい位置で持ってきてくれたので自分はすごく楽しんで走らせてもらえました。一応、花の2区ということでエース区間ではあったんですけど、すべて神野さんに持っていかれて花のつなぎ区間を今回は…(笑)。来年はこういうことがないように、神野さんは間違いなく走られると思うので今度は自分が区間賞を獲って、今度は三冠獲れるように頑張っていきたいと思います。本当にありがとうございました」

渡邉利
「皆さん、こんばんは!“青学の秘密兵器”こと渡邉利典です!昨日走って区間5位という結果だったんですけど、今日は忘れてしまって明日からまた反省したいと思います(笑)。今日は最高な日です!ありがとうございました」

田村
「今回区間賞・区間新ということで頑張ったんですけどやっぱり神野さんに持っていかれてしまって、区間賞・区間新を出しても影が薄い感じになってしまったんでしけど自分としてはよい結果で、チームに勢いづけられたのでよかったと思っています。自分の中では自分の走りがあったから神野さんは走ったんじゃないかな、と思ってます。冗談はこれくらいにしといて(笑)。今回1年生で総合優勝を経験できたのは非常に嬉しいことではあるんですけど、自分はまだ残り3回あるので全部優勝できるように成長していきたいと思います!応援ありがとうございました」

神野
「往路のいいところを全部持っていった神野です!本当に1区から4区の人が自分のところで45秒差という一番いい位置で持ってきてくれて、あとは自分がやるしかない!という気持ちで山登りさせてもらいました。目標タイムより2分半速かったんですけど、正直自分が一番びっくりしています。これから本当に注目されていくと思うのでそれに恥じない結果が絶対必要だと思うので、この結果におごることなくこれからしっかりやっていきたいと思います。4年生になるので最上級生としてチームをしっかり引っ張って来年も総合優勝できるように頑張りたいと思います。このチームで優勝することができて最高に幸せです!ありがとうございました!」

村井
「往路の選手が頑張ってくれて5分差で来てくれて何のプレッシャーもなくスタートできたんですが、神野の後ということで違う意味でプレッシャーを感じました(笑)。前回は6区18位と大ブレーキをして皆さんには迷惑をかけましたが、「箱根の借りは箱根で返す」、「下りの借りは下りで返す」はこの前言ったんですけど、その通り今回は区間2位で皆さん、返せました!次はこの勢いで区間賞を狙って頑張っていきたいと思います」

小椋
「3度目の正直ということでようやく区間賞を獲ることができて、区間新記録には届かなかったんですけど歴代3位の記録を残すことができました。昨日、部屋人である田村和希に「箱根駅伝を楽しんでこい。お前の走りをしてこい」と先輩風を吹かせたところ、まさか区間新を出すとは思わず、区間賞を獲るしかないと背水の陣で挑みました(笑)。来年また総合優勝できるように頑張りたいと思います。本当に今日は最高です。ありがとうございました!」

高橋
「青学史上初の区間賞を2回獲った男、高橋宗司です。往路新、復路新、大会新、区間賞の中で区間賞が一番信じられないんですけど、本当に21キロ全部楽しくてきついところなんて1回もなくて。村井が走っているところは全部見れたんですけど、楽しそうに走っているのがうらやましくて村井に区間順位で負けても楽しそうに走ってる感じは負けたくなくて。だからガッツポーズも20キロで15回くらいしましたし、計10分は笑ってたと思うんですけど(笑)。見てて皆が楽しくなってくれればいいなって思って区間8位かなって思ったんですけどまさかの区間1位で。自分は今日で引退なので明日から卒業論文との戦いなんですけど…。卒業論文など頑張りますので応援よろしくお願いします!(笑)」

藤川主将
「昨年に引き続き9区を走らせてもらって、8分くらいリードがあって後ろを気にせずに走ることができました。区間記録まであと3秒だったんですけど、テレビを見てた人は気づいたかもしれないですが川崎が給水をフェイントで1回渡してくれなくてそれのせいかな~って(笑)。嘘ですけど(笑)。川崎のは楽しかったです。こうやってたくさん集まってくれる人がいて、沿道で声援を送ってくれる人がいて本当にいくら言っても感謝はしきれないんですけど、こんな僕に1年間ついてきてくれたチームの皆にお礼を言いたいと思います。皆、本当にありがとうございました!」

安藤
「最終10区、一番おいしいところをいただきました、安藤です。初めての箱根だったんですけど、僕の前の9人がとてもよい走りでつないできてくれたので本当にリラックスして楽しく走れました。監督に走っている最中に「いい顔でゴールしよう」と言われて、僕いつも笑顔が苦手なんですけどゴールのときにはすごい自分の一番の笑顔が出たんじゃないかなと思います(笑)。この1回だけで終わらず、これからも箱根含めて活躍できるように頑張っていきます。今日は応援ありがとうございました」

【お知らせ】
優勝号外を発行いたします。詳しいインタビュー、コメントはそちらに掲載予定です。
発行日などに関しましては決まり次第お知らせいたします。



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