関東大学2部リーグ 第6節 於 県立保土ヶ谷公園サッカー場
◆結果◆
青学大○2-1●東海大
(前半)2-1
(後半)0-0
◆メンバー◆
GK
1山田修平(4年)
DF
5澤井政樹(4年)
3御牧建吾(3年)
18花村颯太(3年)
30 五勝出竣仁(2年)
MF
10伊藤光輝(3年)→85分 13大野成輝(4年)
28瀬川泰樹(1年)
11恵龍太郎(4年)
22平久将土(3年)→HT 4小田倉康太(2年)
14下重優貴(4年)→70分 27三田真也(3年)
FW
17角宮健介(4年)
現在2連勝中の青学大は今節、東海大に挑んだ。集中応援日ということもあり、チーム全体が士気を高めて臨む。
山田の勝利を手繰り寄せるスーパーセーブや守備陣の堅い守りで、見事3戦連続となる白星を掴み取った。
試合は青学大のキックオフで始まる。
5分、ドリブルで持ち込まれ早くも失点。
その後も相手に押し込まれる時間が続き、なかなか決定機を作ることができない。
最初のチャンスは10分に訪れる。
平久からパスを受けた恵が詰めてきた角宮へクロスを配給。だが相手に弾かれCKへ。
このCKはものにできなかったが、徐々にペースを握っていく。
そして13分、下重からパスを受けた伊藤が恵に送り、恵がそのままシュート。
見事ゴールに吸い込まれ、同点に追いついた。
その4分後にもCKを獲得し澤井がヘッドでゴール。わずか4分間で2得点を決め逆転に成功した。
さらに21分には瀬川、33分には伊藤が豪快にシュートを放つなど、積極的に攻め立てていく青学大。
しかし、なかなかゴールマウスをこじ開けることができず、その後も決定機を生かせずに前半は終了。
後半、立ち上がりから相手に主導権を握られる。
カウンターを中心に攻撃を仕掛けてくる東海大。肝を冷やす場面が多く見受けられるようになった。しかし山田を始め、澤井や御牧らDFが奮起。
苦しい時間帯が長く続くがチーム力で耐え、なんとかしのいでいく。
71分、三田のセンタリングに恵がヘッドで合わせるもキーパーにセーブされゴールに押し込めず。
74分には角宮からパスを受けた伊藤がシュート。
弾かれたボールを再び伊藤が詰めるが流れ、タイミングよく詰めていた三田が最後にシュート。
だが上へふかしてしまいチャンスをものにできない。
攻めきることができず、そのまま試合は終了。
後半は厳しい試合展開となったが、見事3連勝を収めることができた。
次節は東学大と対戦する。現時点で青学大は5位、東学大は6位に位置しており下位にあたる。だが、決して気持ちを緩めることはできない。4連勝を目指し、戦う姿勢を前面に奮闘する。(瀧川真由)
*本日は集中応援日ということで様々な企画が行われました!
福永監督が選ぶMVP
山田修平、澤井政樹、御牧建吾
ディフェンスとして奮起した
青スポが選ぶMVP
山田修平
至近距離からのシュートを止めるなど、今節も好セーブが光った!
福永監督コメント
「ただの試合でした。気温が上がってコンディション的に難しいというのもあるし、少しグラウンドに適応できなかったのもあると思います。お互いそうですけれど、慣れない環境の中で適応するのが時間かかってしまいました。自分たちが難しくしてしまったというのもあります。先取られた後で二つ取って逆転できたので、リードしている状態を長く続けられたことで切らさずできたかなと思います。相手が高い位置から来ないので、ボールをしっかり握って焦って入れ込まずに動かしながら相手のスキをしっかり付けるように、スピードを上げるタイミングをしっかり計ってやろうということでやりました。前半はある程度落ち着いてできたとは思います。後半はポジション取りの中で緩みが出て相手のプレッシャーを強く受けるような状況になってしまいました。その辺はもっときっちりやらないと、自分たちが支配するという部分に関してはこだわってやりたいです。冷静に戦うことが大事だと思います。守備に関してはやることをしっかりやるようになりました。切り替えや球際、選手の距離など常に言っていることですけれど、今節においては鋭いカウンターを狙ってくるチームに関してリスク管理という部分と、最終ラインの距離感をボールを中心に縮めるようにというところで、大きな破綻という部分はなかったです。経験が少ない選手たちが出場している状況なので、前向きに吸収しようとしています。3連勝に関してはあまり気にしないです。出だしが悪かったので、ようやく1個白星が先行したぐらいで、勝った三つに目を向けてしまうとまだまだそういうチームじゃないですし、状況としてもほっとするようなことではないので、あくまで上にくらいついていくために勝ち点を取り続けなければいけない。前節が終わってから今日の試合までのトレーニングでも、少し緩んでいる部分があったので今シーズンでは一番強く指導したかなと思います。今節も簡単ではないというのが分かったと思うので、自分たちがやりたいことを実践できるチームにしていければと思います。今日は山田、澤井、御牧がよかったです。1節から3節は前半終了間際で得点を取られていたので嫌な空気を後半に引きずっていたという部分もあったので、山田が充実したプレーをしてくれているので、MVPというか山田、澤井、御牧のところはしっかりディフェンスを引っ張ってくれたと思います。コンディションを考えながらこの状態でもう一つ勝ちたいと思います」
澤井選手コメント
「前半早い時間に失点してしまって緩くなってしまったんですけど、すぐに取り返せたのがよかったと思います。後半はよいところがなかったです。御牧選手から「最近コーナーから点取れてないね」と言われていたので、点を取れてよかったと思います。前半、最初はリスクマネジメントが全然できていなくて結構相手にやられてしまうシーンがあったので、前半の途中から「リスクマネジメントをしっかりやろう」と言っていたんですけど、相手のスピードに負けてしまったかなと思います。(3連勝から)学んだ点は、たとえ失点したとしても崩されず崩さずしっかり自分たちのやることをやろう、という点と、相手に合わせてしまうのが自分たちの悪いところだと思っているのでもっと自分たちのよさを出していければと思います。(応援に来てくれた方へ)内容結果ともども全然ダメですが、応援していただいている分、それを力に変えて次も戦いたいと思います。次節は東学大なのでしっかり勝ちたいと思います。去年開幕戦で東学大と対戦して負けてしまったので、個人的に悔しい思いをしたので勝って4連勝したいです」
恵選手コメント
「2-1というスコアで勝ちましたが、もう少し点を取れたと思います。決めるべきところで決めるという部分が未だに課題かなと思います。2-1だとやはり危ないし、もっと前が点を取って楽に進められたらよかったなと思います。よかった点は、苦しい時間帯でしっかり守りきれたというところです。ディフェンスとか皆でしっかり声をかけあって絶対点を取らせないというところが意思疎通できたかなと思います。8分以内に失点するというのが最近続いていたので、最初緩いかなと思ったのでシュートで終わるということを意識したら入ったので、意識としてはよかったなと思います。3連勝ですがその前に2連敗しているので、相手もここ3試合は順位的にも下位のチームで、次は東学大で、上位のチームにどれだけ通用するかということが求められるかなと思います。ここまで遠い人もいたし、いろいろな人が応援してくださったのでありがとうと言いたいです。次は中2日なのでしっかり休んで点取れるように頑張りたいと思います」
山田選手コメント
「今日は全体的にしんどい試合で押し込まれるシーンも結構あったんですけど、勝ててよかったです。(カウンターから攻められる場面が多かったですが)ミーティングでも東海大はカウンターが多いという話をしていました。自分たちが攻め切ればそれはなかったんですけど攻め切れていない部分からのカウンターがあって、そこは守れてよかったと思います。でも次の課題にしていきたいです。失点してすぐに取り返せたのはよかった。いつもは失点すると落ちてしまうのが今日は1点、2点と得点できて逆転できたのがよかったと思います。3連勝してチームの雰囲気もとてもよい感じになっているので、相手も前期の最初の方の相手とは違いますが、こういう勝たなければいけない試合で勝ててるのはよいと思います。(応援してくれた方へ)僕の友達とかもたくさん来てくれて応援してくれたので、絶対勝たなきゃいけないなと思っていたので勝ててよかったです。これからもまた来てほしいなと思います。次節は学芸大なので厳しい試合になると思いますが、連戦なので勝って勢いに乗りたいです」