しっかり気持ちを切り替え、最終試合に挑んだ青学大。筑波大とは予選リーグでフルセットの激戦を演じたが、今日は「相手に乗らせなかったのが勝因」と秋山主将が振り返るように、ブロック・レシーブで粘り、筑波大を追い詰める。エース内田の活躍で序盤から9-1と大きく差をつけると、勢いは止まらない。
サーブカットが乱れても、カバーに入った選手がうまく決めきり、何をやっても面白いほどにポイントになっていった。完全に青学大がリズムをつかんだまま、25-12と大差で第1セットをものにした。
第2セットも流れは変わらない。序盤こそ競るものの、中盤で千葉の2連続サービスエースなどで一気に突き放すと、筑波大のミスもそれに重なる。最後はライト天野がキレのあるスパイクで決めた。
締めの第3セット。絶好調の内田にボールを集め、10-3とリードをつくる。その後もテンポよく試合は進み、一時は20-10とダブルスコアになるシーンもあった。余裕を持って迎えたラストは、レフト千葉の強烈なスパイク。応援席からはクラッカーが飛び出し、『笑顔』の内にリーグは幕を閉じた。
また、大会MVP・セッター賞に秋山主将、リベロ賞に川上が選ばれた。そして受賞には至らなかったが、猛打賞の次点に内田、スパイク賞の次点に天野、サーブ賞の次点に千葉がそれぞれランクインした。(萌)
◆今日の結果◆
青学大○3-0●筑波大
(25-12)
(25-14)
(25-13)
◆個人賞一覧◆
MVP・セッター賞 秋山美幸
リベロ賞 川上佳奈
生瀬良造監督コメント
「目標を予定通りに達成できて嬉しく思う。日体大に負けたのを完ぺきに修正したので、最後の二つに勝てた。サーブも走ったしブロックもしつこくできて、うちのバレーができた。でもこのチームも進化しないと、インカレでは不利になる点も出てくる。目指すところが昨年度と同じではだめ。ワンランク上の目標をたてて、それに向けてしっかりできればインカレで戦える自信はある。」
秋山主将コメント
「ずっとモヤモヤしたままリーグを戦っていたから、今日は『完全燃焼しよう』と話をした。勝ってスッキリして終わりたかったのでよかった。相手を乗らせなかったのが今日の勝因。一人一人の勝ちたい気持ちがプレーに出ていたし、言葉じゃない影響力をみんなが持っていた。
(MVPとセッター賞受賞について)1本目を上げてくれるレシーバーと、3本目を決めてくれるアタッカーがいてくれるから取れた賞。みんなに(トロフィーを)切って、一つひとつあげたいくらい。MVPも支えてくれるみんなのおかげ。感謝している。
(インカレに向けて)昨年度の全日本インカレ優勝も今回の秋季リーグの優勝も、もう過去の話。まだまだやることはある。」
二川副将コメント
「とりあえず、よかった。今季は体調管理がうまくできず最悪だった。それでも使ってくれた生瀬監督には感謝。決勝リーグの日体大戦では、どこかで勝てると思っている甘さがあったから負けてしまった。でも、それでやらなきゃいけないことがはっきりしたのでよかった。日体大戦での負けも、今日のかみ合ったバレーも、どちらも実力。どれだけ今日の状態に持って行けるか。苦しいときに自分たちで立て直しできるように残りの時間で練習したい。インカレでは、自分が決めるべきなのか、おとりで動いて他のアタッカーを活かすべきなのかの判断をすばやくしたい。ブロックはよくなってきたので、そこも成長できるポイント。」
◆おまけ◆
秋季リーグは4年生にとって最後のリーグ。日ごろの感謝をこめて、下級生から花束と色紙が贈られた。
青学バレーで筑波大完封!
関東大学1部秋季リーグ 於青学大相模原キャンパスアリーナ

◆今日のスターティングメンバー◆
1 セッター 秋山美幸(史学4年)
2 センター 島薫里(国際政治4年)
3 センター 二川万里子(教育4年)
8 レフト 内田暁子(経営3年)
10 リベロ 川上佳奈(英米3年)
12 ライト 天野里美(国際政治2年)
19 レフト 千葉智枝美(経済1年)
昨日の時点で優勝が決まっていた青学大。しかし、「納得いかなかった」(秋山主将)と表情は晴れずにいた。一晩明け、迎えた今日はリーグ最終日。4年生にとっては泣いても笑っても、リーグ最後の一戦だ――。


