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◇関西学生秋季リーグDiv.1第4節対神大◇10月11日◇王子スタジアム◇

1Q 2Q 3Q 4Q 合計
関大  0 14  7  7 28
神大  0  0  0  0  0

関大 2Q-00:14  #8石内 10yds RUN(K-G #20地村)
関大 2Q-09:57 #22東條由  1yd RUN(K-G #20地村)
関大 3Q-09:19 #14岸村  7yds RUN(K-G #1田中亮)
関大 4Q-11:50 #12岡口→#85青根 2yds PASS(K-G #23松田優)

 前節、秋季リーグで同大WILD ROVERに初完封、3連勝を果たした関大KAISERS。第4節では関学大FIGHTERSに45点の大差をつけられ敗れた神大RAVENSとの対戦だ。日本一を狙う関大としては、関学大よりも大差をつけ、勝利を挙げたい。

 第1Q、試合は神大のキックで始まった。開始直後は一進一退の攻防だったが、3分に神大のロングパスをDB小阪田がセンターから走り込み、インターセプトをできる寸前まで近づき阻止する。5分台には神大のパントにより自陣10ydsからの関大の攻撃が始まった。神大ディフェンス陣に押された関大は自陣5ydsから4thダウンでパントし、自陣44ydsまで戻す。このあと、関大ペースで攻勢に出るも得点できず、相手陣13yds地点でRB地村が中央のランプレーで4yds前進して1stダウンを終え、第2Qへと繋げた。
 
 次の第2Qは、神大9yds地点からの2ndダウンでスタートした。QB石内からWR原田への素早いパスが繋がり、TD(タッチダウン)を決めたように見えたが、反則)のため、10ydsの罰退となる。しかし、ここで動じず石内が自ら走り込んでTDを決め、先制。TFP(トライフォーポイント)でもRB地村がキックで決め、7-0とした。その後、3分、4分には、石内からTE吉田へのパスが2度通り、流れは徐々に関大へ。8分台には、神大側41ydsから1stダウンで地村が何度もタックルを受けながら、左側へと回り込み、9yds進んだ。3ndダウンではRB東條由が右側へとそれつつうまくかわし、さらに前進し、1stダウンを更新。その後、東條がTDし、TRPを地村が決め、14-0と引き離す。

 折り返しの第3Qでは、ディフェンス陣が本領を発揮する。神大は各オフェンスを全てマークされて、QBがスクランブルでしか前へと進めていけない。関大オフェンス陣も負けじと力を出した。2分からの攻撃の流れでは、相手陣34ydsからQB岸村がパスの構えから不意を突きスランブルして4yds更新し、続く4thダウンではパントフェイクでLB阪本が11yds走り、ファーストダウンを更新するなど両陣の活躍が光った。8分台には敵陣14ydsから岸村が自らエンドゾーンに切り込んでTDを決め、20-0。TFPではTE田中亮が難なくキックをこなし、確実に点を稼いでいく。

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 最後の第4Qでは、神大は危ないパスもあるが、着実にエンドラインに近づいてくる。しかし、8分台にエンドゾーン際の神大の攻撃に対して、LB湯川がエンドゾーンでインターセプト。試合終了が近づき、11分前後には、DB大島がパスインターセプトから駆け上がり、自陣45ydsからの攻撃に切り替える。そこからKAISERSの猛烈な攻撃が始まる。次々とファーストダウンを更新していき、相手陣5ydsまで進む。その1stダウンはQB岡口からTE青根へのパスが通り、その後中央から左に切り込み、3yds進んだ。2ndダウンでも岡口から青根へのパスが通り、エンドゾーンへ駆け込み、今試合4回目のTDを決めた。TFPではDB松田優がしっかりとキック、ゴールし28-0で試合を締めくくった。

 今節も完封勝利を収めることが出来た関大KAISERS。次節はキンチョウスタジアムでの立命戦だ。チームに対して、林主将が試合後に「チーム全体で変わっていかないといけない」と語ったように対立命戦・対関学戦へ、チーム全体で日本一になるという目標に向けて、新たな関西大学KAISERSへの変貌を遂げ、次節、次々節も勝利で終えるだろう。【水野 真】

▼板井監督
「向こうのQBの怪我もあって、万全の状態ではなかったと思う。(関大の状態は)頑張ってはいるが、日本一に向かう成長曲線ではない。(QB・石内について)今日はレシーバーの調子が良くなかったが、レシーバーに取らせるボールを投げて日本一のQBと言える。目をつぶっても取れるような球を投げないといけない。岸村はいつ出しても安定したプレーができる。石内は立ち上がりにエンジンがかかるのが遅い。そこを改善して欲しくて最初から出している。今日は一番ましだった。立命大の方が地力はあると思うが、立命大の歴史の中で今年が一番弱いのでここで倒しておかないといけない。立命大はラン主体に切り替えている。関学大戦に向けて、意図的にロースコアに抑えていると思う。(課題は)試合の圧力、プレッシャーに慣れていない。練習から緊張感を持ってやらないといけない」

▼林主将
「この試合も1stシリーズでTDしようというのが目標だった。そういう意味では課題を克服はできていない。インターセプトする機会が何回もあったが、ものにできなかった。関学大戦と立命大戦とは接戦になると思う。オフェンスの立ち上がりが悪いことがQBの立ち上がりが悪いことにつながると思うが、何回か投げてから肩があたたまってくる。第1Qに点が取れないのが課題。立ち上がりにうまくいかなくて、後半に危機感を感じだす。最初から100%の力を出さないと、関学大、立命大には負ける。ディフェンスはターンオーバーのチャンスがあったが、取れなかった。チームとしては、小さなミスがいくつかあった。ディフェンスのターンオーバーは3つを目標にしていたが、達成できなかった。(エンドゾーンのインターセプトについて)タッチバックで20yds前進できる。無失点で切り抜けられたのは大きかった。28点を取るのは最低の目標。ノルマは達成できた。反則が多かったのが課題。勝負が決まるような、向こうに流れを持っていかれるようなものもあった。自陣のインターフェアなどは気をつけないといけない。(収穫は)全勝で立命大に当たれること。日本一を目指せる環境が整った。一年間立命大戦に向けて取り組んできたので、やっときたかという感じ。日本一になるために、負けられない。全力で勝ちにいく」

▼QB石内
「自分自身の出だしが前回など良くないこと多かった。(それを踏まえて)ファーストシリーズからTDを狙っていくということをオフェンスチームみんなで目標にして行った。良かった点はあまり思いつかない。悪かった点は(目標にしていた)ファーストシリーズでタッチダウンを取れなかったことや自分がキープするときに全然スピードを出せなかったことだと思う。(林主将が「チームとして全体が変わっていかなければならない」という発言について)レシーバーも取れるボールを落としてしまったり、QBも決めるところを決めることが出来なかったりと詰めが甘いところがあった。そこをもっと確実にしていって、残りの2週間で全員がチームとして変われるようにしないといけない」

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