◇春季リーグ最終節対京大・関西外国語大学レンジ◇
王座と呼ばれる全国大会への進出に期待が懸かる関大。枠は「3」だが、この京大戦に勝たないと王座への道は断たれてしまう。所属するBブロックで現在2位の関大。1位にはもう届かない。王座への残された道はBブロック2位に入り、Aブロック2位との3位決定戦に勝つことのみだ。良い流れで挑むためにも、勝利に加え良い内容が求められた。
50㍍では、序盤につまづく。「緊張感がなかった」(本多主将)と振り返るように、選手の調子が上がらず得点が伸び悩む。だが、周りの部員からのアドバイスなどでフォームを修正。中盤になると調子を取り戻し、京大をリードする。選手の調子は決して良くなかったが、周りの応援にも支えられ最終的に120点の差をつけた。
そして迎えた30㍍。序盤から関大勢は高得点を積み重ねる。2年の石井や坂根が安定感のある投射を見せる中、この試合でもルーキー・市川の活躍が光った。最低でも57点(60点満点中)を叩き出し、先週の大工大戦に出した自己新記録をさらに更新する。その結果、関大は合計で京大に176点差をつけて勝利。見事3位決定戦への進出を決めた。
30㍍と50㍍の合計得点は、50㍍での不調が響き前節(対大工大)よりも62点減らし、5000点を割ってしまった。だが、本多主将は収穫を口にする。「悪いところを(試合中に)直せた」。後半の30㍍では前節と2点しか変わらない。これは選手が調子を立て直せた証拠だ。今日の試合で、良い経験を積んだ関大。いよいよ6日に47年ぶりの王座出場を懸けて、Aブロック2位の立命大との3位決定戦に臨む。
▼植松ヘッドコーチ「もともと勝つ予定であったが、王座を狙うチームとして(今日の結果は)さみしい。(3位決定戦は)試合のメンバーでレベルの下の方が上がってこないと勝てない。8人で得点を出さないと勝てない。底上げをしていかないといけない」
▼本多主将「内容的には良くなかった。悪い点が見えたのは良かった。(3位決定戦は)今までで1番強い相手と戦うことになる。勝てば全国。今までそのために頑張ってきたので、次の試合に全てをかける。部員一丸となって勝ちたい」
▼坂根「(今日は)練習と変わらない点数が出せたので、自分的には満足している。課題は、30㍍の立ち上がりが良かったので、プレーを崩してしまったこと。ちゃんと集中していきたい。(3位決定戦は)レギュラーになることがまず目標」
▼石井「正直、調子は悪かったが市川には勝ちたかった。点数はまだよかった。(3位決定戦は70㍍になるが)高校まで(70㍍は)上手くなかったが、今年は点も出せてるので市川に勝ちたい」
▼市川「(最初は)感覚が違って、戻すのに苦労した。フォームが崩れかけていたが、修正できたのを(30㍍に)持ち込めた。(70㍍では)相手に関係なく、自分のベストを出したい。打ち込んで、感覚を直したい」


