◇春季リーグ最終節対同大・大阪経済大学レンジ◇

 昨年は47年ぶりの王座(全国大会)で3位と、大飛躍を遂げた関大。さらに上を目指す今年も、まずは王座の出場権をつかむために、リーグ戦に挑んでいる。第4節を終えて、Bブロックに入っている関大は無傷の4連勝。もし今日敗れたとしても、王座出場権を得るための最低条件である、ブロック2位同士での3位決定戦への進出はすでに確実にしている。3位決定戦では今までと違い、70㍍での試合となるため、感覚をずれてしまうことを考慮。格上の同大との試合では無理をせず、主力メンバーを温存して臨んだ。

 やや強めの風が吹く中、同大の先攻で試合が始まった。まず行われた50㍍では、序盤から同大側の周りを圧倒する声援が出る。その後押しを受けた同大の選手は、強風をもろともせず、高得点を連発する。一方の関大も、昨年から続く声援からの雰囲気の良さで対抗。1エンドごとに、大和主将が選手を集めて気を引き締める。だが風の影響もあり、得点を崩す場面が目立った。いつも通りに打てない環境の中、その後も勢いで優る相手にリードを広げられる。前半の50㍍では、300点余りの差をつけられた。

 気持ちを切り替え、臨んだ30㍍。徐々に関大の選手も、本来の投射を始め必死に追いすがる。逆に、これまで最高潮だった同大のリズムは崩れ始め、前半はほぼ互角の勝負となった。

 しかし、強豪・同大はすぐに流れを立て直すと、中盤からは圧巻ともいえる投射を見せる。選手全員が50点台後半(60点満点)の高得点を叩き出す。一方、関大の徐々にできあがってきていたリズムは崩れ、徐々に引き離されてしまう。30㍍でも130点弱の差をつけられ、完敗に終わった。

 しかし、Bブロック2位での3位決定戦への進出は決定。相手は、大阪工大と決まった。昨年よりも、さらなる高みを目指す関大にとって、ここで負けるわけにはいかない。気持ちを切り替え、10日の3位決定戦に挑む。

▼永井監督「今日はトップ(のメンバーを)休ませた。(それに続く)次の選手を育てたかったし、次戦でのメンバーに使うか見極めていた。リーダーシップがとれないと、崩れ去ってしまう。ものすごく反省点が残る試合。(この試合で得た)危機感が、良い方にはたらいてほしい。大阪工大は、良く似ているチーム。気合を入れて、また反省を生かしてほしい」

▼大和主将「今回は、来年に向けてのメンバーを組んだ。主将として、みんなを引っ張りたかったが(自分が奮わず)責任を感じる。リーグの5戦は勝敗が読めたが、次の大阪工大は未知数。気持ちだけは負けないようににしたい」

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