◇春季リーグBブロック順位決定戦・大阪大学レンジ◇
今季はBブロックに入り、3勝2敗だった関大。甲南女子大・立命大と勝敗が同じのためBブロック2位を決める順位決定戦となった。これに勝利すると、男子に続きAブロック2位との3位決定戦へ進出となり、枠が「3」の王座出場に大きく近づく。絶対に負けられない一戦だった。
しかし、関大の選手にプレッシャーは感じられなかった。時折笑顔を見せつつ、平常心で弓を放つ。一方で、永井監督が「地力でうちに優る」と語る甲南女子大・立命大は普段の調子が出ない。緊張のためか、的の中心を外すことも見られ得点が伸び悩む。初めに行われた50㍍では、接戦となったものの2校を抑え関大が1位で折り返す。
迎えた30㍍。50㍍で出遅れた2校が調子を取り戻し、関大を猛追する。約30点とわずかなリードが、徐々に狭まる。しかし関大も女子リーダーの藤井が高得点を叩き出してチームを引っ張る。男子部員も続々と応援に駆けつけ、選手を懸命に後押しする。1投1投が勝敗を決める緊張感が漂う中、平常心でプレーし続けた関大は追撃を振り切り、見事Bブロック2位を手にした。
女子は王座出場が未だない。明日の3位決定戦で当たるのは、Aブロック2位の桃山大。レベルでは格上のチームだ。しかし、今日の試合で見せたプレッシャーに動じない強さが大きな武器の関大。初の王座を狙う大舞台でも力を出しきってくれるはずだ。
▼永井監督「勝てるとは正直思っていなかった。よく踏ん張った。プレッシャーに耐えたことは誉めたい。(3位決定戦に向けて)男女とも王座をかけた試合に出れるというのはすごいこと。国際試合を経験した者も多いので、(70㍍)のキャリアは積んでいる。希望はある」
▼藤井「自分たちはいつも通りの試合だったが、勝てたことにはびっくりでうれしい。(50㍍では)自分たちもペースよく打てた。けど、(相手は)30㍍で追い上げのあるチームなので、逃げ切れるか不安だった。(3位決定戦に向けて)男子は調整しているが、女子はなかなか不安がある。だが、今までにつけた自信で勝ちにいきたい」


