全日出場を決め、笑顔を見せる選手たち

◇春季リーグ3位決定戦対桃山大・大阪大学特設レンジ◇

 前日の順位決定戦でブロック2位を決め、関大は3位決定戦に駒を進めた。相手は格上の桃山大。全日への切符を手にするため、試合に臨んだ。
 
 70㍍1回目。チームは安定したスコアを出し、ゲーム中盤には1点差まで追い上げる。だが調子を上げた桃山大が高得点を出すと、差を詰めることができなかった。前半を1318-1358で折り返す。

 40点を追う形で70㍍2回目を迎えた。「諦めとかはまったく無かった」(藤井)。相手はスコアを落とし始め、流れは関大に向く。1回目とのトータルスコアも、中盤には1点差にまで詰めた。迎えた第5エンドで24点の差をつけ、逆転。そのままチームの勢いが止まることなく、最終エンドでもその日の最高得点を叩き出す。結果2670-2625と、45点もの差を付け快勝した。

 3位となった関大。全日に出場するのは創部初の快挙だ。「学校も監督も、何もかもが初めてで、1からの勉強になる」と監督は話す。「苦しい(試合になる)ことは事実」。だが今リーグでは格上の相手に動揺することなく、自分たちのプレーで勝ち星を挙げてきた。全国の舞台でも躍進を見せてくれるに違いない。

▼永井監督「本当に予想外。男子はひょっとしたらという気はしていたが、まさか女子まで。点を大幅に落とさないところが実力。男子が応援をはじめて、相手が落としだした。(関大は)男女仲良く、チームワークのいいチーム。ムードがいい。また、相手が落とした時にいかに自分たちが取るかを意識するように言っていた。(選手たちは)我慢強いいい選手。ここまで来たことは監督冥利に尽きる。王座ではどこまでいけるか、楽しみ」

▼藤井「70㍍は練習不足で、個人的には前半落としてしまった。だが、点数を改めて見ると『追いつける、チームはまだまだやれる』と思い、挽回に勤めた。追いつき、開けられての流れだったが『自分に誠実に打つように』と心がけた。また、いつもは相手の得点を意識しないようにしているが、今日は『相手に何点ずつ勝つように』ということを言っていた。結果あんなに差をつけて勝てて驚くばかり。格上相手ということを意識することはなかった。あくまで自分たち。良いチーム雰囲気のまま行けたのがよかった。1戦1戦終わるごとに力がついていると思う。王座は初めての経験だが、自分たちの試合をして楽しめたら良い経験になる」

▼蓑田「今までより打てなかった。助けられながらだった。(40点差はあったものの)諦めとかは全くなかった。王座ではこの点数を忘れて、自分の出せるベストの得点を出したい」

▼原田「春合宿で肩を壊して、リーグも途中から出ることになった。前みたいには打てずイライラしてばかりだった。悔しい感じで終わったんで、王座に連れて行ってもらえたら、自分が得点を出して引っ張っていきたい」

▼大嶋「大学入って初めてのリーグでここまで来れたことが嬉しい。関大に来れて打てたことが幸せ。王座では、選手も応援も一丸となって頑張ろうと思う」

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