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◇関西学生女子リーグ戦第2節対甲女大◇4月13日◇大阪大学レンジ◇

【総合得点】関大3183―2994甲女大

アーチェリー女子の今年の目標は王座で優勝することだ。そのためには、リーグ戦で6チーム中2位以上にならなければならない。関西学生女子リーグには絶対的王者の近大が君臨し、まずはリーグ2位になることが条件だ。しかし、猛練習で成長を遂げた彼女らは、リーグ戦の優勝をも射程圏内に捕えつつある。

昨年からチームの目標への通過点であるリーグ戦を見据え、4回生とコーチらが主体となり、練習に取り組んできた。今年の春休みは例年の2倍の時間を練習に割く。矢の打ち込みに加え、筋トレも練習の2本柱として力を入れた。その結果、前節ではチーム得点3182点を叩き出し、関大の歴代最高記録を塗り替えた。「今のチームの状況はとても良い。みんなが目標に向かって向上心を持って頑張っている」と川瀬主将。勢いそのままに今節へ臨んだ。

今節の相手は「リーグ最大の山場」(川瀬主将)と話す甲女大だ。試合開始直後からリードする関大。植松監督は「試合の入りは良くなかった」と話したものの、徐々にリードを広げる。応援も選手を後押しし、50㍍が終わった時点で1511-1383とリードする。

30㍍では樋口が見せた。安定して高得点を記録するなか、6射連続で的の真ん中を射抜く。圧巻のパフォーマンスで会場を沸かせた。その後も関大は得点を重ねて快勝。チームの合計得点は3183点となり、前節に続き見事、関大の歴代最高記録を更新した。

リーグの山場を乗り越えた関大。王座への進出条件であるリーグ戦2位以内を大きく手繰り寄せる1勝となった。植松監督が「ダブルエース」と話す和田と川瀬はまだ本調子ではない。今節のチーム得点は、この2人の復調次第では近大を絶対王者の座から引きずり下ろすこともあり得るスコアだ。「この結果に満足せず、気を引き締め、さらなる歴代最高記録更新を狙いたい」と次節の関学戦を見据えた川瀬主将。アーチェリー女子のさらなる飛躍に注目だ。【浦野亮太】

[ルール説明] 50㍍、30㍍の順序でそれぞれ36射の、計72射で争われる。出場する5選手の合計がチーム得点となる。


▼植松監督
「(歴代新について)チームはダブルエースの和田と川瀬が本調子でない状況。和田は矢を引き戻す場面が多く時間に焦る姿もあった。試合の入りも良くなかったが、そこで勝てたのは地力がついてきたということ。2戦連続で新記録を出して勝てた。近大戦に向けて力を入れていきたい。甲女大は手ごわい相手だが、調子がよくないこともあり乗り切れた。1年通してトレーニングをし、リーグ戦に向け打ち込みを計画的に取り組んできた成果。コーチの存在も大きい。この調子でさらに上を目指したい。」

▼川瀬主将
「チーム状況は良い。みんなが王座という目標に向かって向上心を持って頑張っている。甲南女大は経験者が多く、今日が1番の山場と考えていた。ここで負けたら終わりという気持ちで気を緩められなかった。(自身は)点数は納得いっていない。チームに助けられた。(歴代新について)4回生の幹部とコーチらが話し合い、春休みの練習はいつもの倍にした。計画的に練習したのは強み。山場は越えたが、引き締めて、もっと上を目指して、歴代新をさらに更新したい」

▼樋口
「(6射連続の10点について)今日は練習通り良い感じでできた。60金はめったにできないので嬉しかった。(歴代新について)打ち込みと筋トレを頑張った結果。次節も歴代新を出したい」

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