◇第58回全日本学生賞典障害飛越競技大会◇11月1・2日◇JRA馬事公苑◇

 連覇のかかる全日団体。"常勝関大"の意地を見せつけ、見事優勝に輝いた。

 2日間にわたって行われた今大会。初日を減点0と圧倒的な強さで1位通過する。
 
 迎えた2日目。個人で出場した有吉・プログレスは、2日間で総減点20と入賞は果たせなかった。

 しかし、斎藤・千富士が関大を勢いづける。全ての障害をクリアし、減点0でゴール。幸先の良いスタートを見せた。

 「楽にいけた」(片山)。斎藤の走行により、落ち着いて試合に臨めた片山。後半の障害を1つ落としてしまうも、減点5で優勝へ王手をかける。

 勝負を委ねられた中谷・バーデンバーデンは、スピードのある走りを見せ、減点0でゴールする。この時点で2日間の総減点は5。見事関大が団体優勝を成し遂げた。

 最終走者、柴原・千駿は減点12と振るわなかったものの、初日は減点0でゴールしチームに貢献した。 「4人ともが成績に絡んでいる」と中谷が語るように、チーム一丸となって勝ち取った頂点。次に目指すは3連覇だ。


▼若原総監督「うれしい。2連覇は去年勝ったときからの目標。東京に来て勝つのは難しい。確信はなかったが、やるだけのことはやってきた。(練習は)基本の繰り返し。4人とも結果を出してくれた。総合力で優勝できた」

▼片山主将「本当に難しいのは2連覇と言われてきた。プレッシャーはなかった。みんなを信じていた。(斎藤が0で帰って来て)楽にいけた。1落くらいで抑えて中谷につなぎたいと思ってやった。(4年間は)濃かった。1年で2位、2年で5位、3年で優勝、4年で優勝。優勝で終われて良かった。(後輩に向けて)3連覇を目指してください」

▼中谷「うれしい。学生最後の試合やったんで。1年間(優勝を)とるためにやってきた。バーデンバーデンはびびりで繊細な馬やけど、試合になったら障害を飛んでくれる勇気のある馬。信頼している。(4年間やってきて)関大馬術部に入って良かった。人間的に成長できた。(後輩に向けて)2連覇してプレッシャーあると思うけど、だめもとで、失敗してもいいからチャレンジする気持ちで。未来にいいことがある。負けずに勝ち抜いてほしい」

▼斉藤「連覇に貢献できてうれしい。千富士が満点を出してくれた。1回目の走行で柴原が満点で走ったのを見て『今日は僕が』と思った。でも、2回目の走行を制限時間内に始められないと失格になってしまうのになかなか始めることができず、焦ってしまった。だけど、急いだことで逆に勢いよくスタートをきれて馬がピリッとした。来年、後輩達には3連覇をねらってほしい。僕と片山、中谷の3人は来年コーチになるので、全力でサポートしていきたい」

▼柴原「昨年は団体のメンバーではなかった。1回目の走行では一番最初に走ったので緊張した。だけど、監督に教えてもらったことを落ち着いて実践し、満点で優勝に貢献することができてよかった。キャプテンになる来年もみんなで優勝して3連覇をしたい」

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