◇第33回総合関関戦前哨戦◇6月5日◇高槻キャンパス内馬場◇
 
【総減点】
関大13-524関学大

団体優勝


 晴天のもと行われた関関戦前哨戦は、障害を跳び越える競技で勝敗が決せられる。関大の得意種目な上、今年はホームでの対戦。全日3連覇中の王者にふさわしい完勝が期待された。

 先頭を切って馬場に入場したのは豊永・セイルノルベルト組。昨年の全日優勝にも貢献した実力の持ち主だ。開始のベルとともにゆったりと走りだし、余裕を持った走行で丁寧に障害を越えていく。ミスなく愛馬を駆り、そのまま減点0でフィニッシュかに思われた。しかし、最終障害に後ろ脚がかかりノーミスはならなかった。続く会田・ビットオブラック組はミスを2つに抑えゴール。今年ラストイヤーとなる西尾・千富士組はまさかの落馬による失格となる。関大を代表する騎手である西尾の落下に「大きな誤算だった」(若原総監督)。だが、西尾の失格を補って余りある層の厚さが今の関大の武器だ。ルーキーの萬浪・マジョラムⅡ組が減点8と健闘を見せ、最終走行の谷脇へつないだ。自身も「とてもいい馬」と評するバーデンバーデンと次々に障害を越える。互いへの信頼が大きな跳躍につながり、最後まで乱れることはなかった。両校含め、本日唯一のノ-ミス走行を達成する。

 勝敗は各校の上位3名の総減点で決まる。関大は13、関学大は失格1名を含める524と大きく崩れ、関大が団体優勝した。「内容には不安が残る。いい勉強になっただろう」と若原総監督は振り返る。狭い馬場にいっぱいに配置された障害。正確な騎乗と判断力が求められる馬場での、総減点0はならなかった。

 伝統の一戦で勝利を手にした彼らだが、目指すものは全日の頂点。部内で繰り広げられる激しいメンバー争いは、さらに関大を成長させるに違いない。

▼若原総監督
「いつもより障害は低かったが、(障害の)位置は簡単じゃなかった。コーナーすぐの(障害)もあった。選手には、特に萬浪や新人にはいい勉強になったと思う」

▼谷脇
「すべて馬のおかげ。技術もまだまだだし、メンバー争いの上位にいられるのも馬に助けられているから。馬に恥じない騎乗で全日優勝を目指したい」

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