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◇第47回関西学生障害大会2日目◇7月16日◇三木ホースランドパーク◇

 5月の春関で6連覇を為し遂げ、もはや関西では敵なしの馬術部。今大会でも底力を見せつけ、関西7連覇を果たした。

 昨日行われた1日目は、装備ミスやコースミスなどが響き、納得のいかない結果に終わっていた。迎えた2日目は「順位よりも気合いでやれ」と若原総監督は選手たちを送り出した。

 トップバッターで登場した会田・ピットオブラック組は惜しくも失権となる。続いて登場したのは小関・千駿組。安定した走行を披露し、見事減点0でゴールした。中盤に登場したエース谷脇・バーデンバーデン組は、故障明けで約5ヶ月ぶりの試合。それでも「今日の内容は良い」(若原総監督)と減点を4にとどめた。続いて登場したのは昨日最終障害を飛び忘れるというミスを冒してしまった山田・ピトロリーナ組。頭を丸めて気合いを入れた走行は「今できるベストな状態でいけた」と減点0を記録した。勢いにのる関大の次の走者は春関で個人優勝を果たした加山・オマージュ組だ。前半は華麗な走行を披露するも、最後に2つ障害を落としてしまい減点8となった。そして、関大勢の最後を締めくくったのは、昨日減点0走行の豊永・セイルノルベルト組。中盤に1つ障害を落としてしまったが、後半は落ち着いた走行を見せ、減点4でゴールした。

 2日間の総減点により、豊永と荻原(立命大)の2人による優勝決定戦が行われることとなる。先行の荻原が障害を落とし、減点4で走行を終えた。緊張感が張り詰める中、スタートを切った後攻の豊永。「思いっきりいけた」と大きな飛越で次々と障害をクリアしていく。最後の障害も落ち着いてクリアし、見事大学初となる個人タイトルを獲得した。

 総合成績により、豊永が優勝、3位に山田、4位に加山、5位に小関、6位に谷脇が入るなど、底力を発揮した関大。団体成績でも圧倒的な点差で見事関西7連覇を達成した。

 次なる大会は11月の全日。「連覇しか考えていない」と若原総監督は力強く語る。〝常勝軍団〟の彼らは、2年連続の日本一に向け再び走り出す。


▼若原総監督
「昨日は選手の気の緩みがあって納得いかない成績だったので、今日は順位よりも気合いでやれということを言った。今日のような試合だったら、全日でも優勝争いができる。(優勝した豊永は)気合いの入った走行を見せてくれた。大学初タイトルを取ってくれて素直にうれしい。(11月の全日は)連覇しか考えていない。細かい課題をクリアして身に付けていきたい」

▼豊永
「昨日の減点0は正直すごくプレッシャーだったけど、周りの人が緊張をほどいてくれようとしているのがすごく分かったので、期待に応えようと思って今日の試合に挑んだ。(ジャンプオフは)思いっきりいけた。周りに支えられてやっと優勝できた。(全日は)悔いのないように力を出しきりたい」

▼山田
「昨日は馬、人間も調子は良かったが、ミスから減点されてしまった。今日は今できるベストな状態でいけた。中3からピトロリーナとコンビを組んでいるが、どう調整したらいいか、馬をどう良い調子にもっていくかが課題。また昨日のミスがなければ優勝だったので、小さなミスを無くし、メンタルの強化、技術の向上も課題。全日本で優勝するためには減点0が絶対条件。まだ学生タイトルをとったことがないので、団体優勝と個人優勝を果たすことが目標」

▼加山
「馬と人と両方の課題が見つかった。馬を冷静していき、気持ちをおさえることが課題。乗り手は変わるので、馬のことをもっと分かってあげないと、と思った。全日本では今年も勝つことを目指す。減点0を目指して、普段の走行も頑張る」

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