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◇第49回関西学生障害大会◇7月20日◇三木ホースランドパーク◇

「9連覇に対しての意識はない。全日本への予選であり、通過点でしかない」。そう今大会について話した主将の山田。優勝が当然という高いハードルのなかで試合に臨んだ。

先日行われた第57回関西学生賞典総合大会で準優勝をつかみ、絶好調の黒川・オマージュ組。今年からコンビを組み始めたオマージュは「トリッキーな馬」(山田)。しかし、絶好調の勢いそのままに、次々と障害を飛び越える。そして、見事減点0で完走し、優勝を手にする。先日の同大会で優勝した上野も、好調をキープし、6位につけた。波に乗っている選手の1人だ。そして、今大会新たに輝きを見せたのは超新星の福留。今年スポーツ推薦で馬術部に入ってきた2人のうちの1人だ。「センスや能力は抜群」と山田は話す。バーデンバーデンという名馬に乗り、期待されている選手だ。今大会でも減点4の走りで2位に輝いた。関大は3人が入賞し、王者の貫録で9連覇をつかんだ。

安定感を増す黒川と上野に、超新星の福留。全日4連覇に向け戦力は揃いつつある。馬と騎手の組み合わせが変わった新体制に対する不安についてもぬぐえ、着実に勝てるチームになってきた。しかし、その中で山田は優勝争いに絡めない状況が続いている。全日は減点が許される世界ではない。3連覇を知り、確かなポテンシャルを持つ男が核になることが待望される。大学に入学した時から4年生になった時に4連覇を成し遂げるということを意識してやってきた山田。「チームとして4連覇を実現できれば名前が残る。記録を塗り替え、更新し、歴史を変えることに意味がある。強い関大、王者としての誇りを馬術界に見せつけたい」と力強く語る。今大会の優勝はうれしい気持ちもあるが、今年のチームが掲げた目標はあくまでここではない。大学としても、個人としても優勝して名を残すため――。前人未到の4連覇に向けた最後の挑戦が始まる。【浦野亮太】

▼山田主将
「9連覇に対しての意識はない。全日本への予選であり、通過点でしかない。ここで結果を残せれば、全日本にもついてくる。馬が熱さに弱いので連盟の意向で今年も2日間で2走行なのが1走行。なのでチャンスは1回。しかし、プレッシャーに思うことはなかった。(黒川について)良かった。トリッキーな馬だが、今年からコンビを組み始めてよく頑張ってくれている。全日本でも期待がかかる。(福留について)今年SFで入ってきた2人のうちの1人。センスや能力は抜群。バーデンバーデンという名馬に乗り、期待されている選手。(上野について)最近波に乗っている選手の1人。(先日の)総合でつかんだという話をしていた。今大会の前日も明日はこういう風に乗ろうとシミュレーションをして調子の良さを感じた。(自身について)だめだめ。核にならなければいけないという自覚はある。緊張をしている訳でもない。馬と上手く走行できていない。馬は生き物というところが他のスポーツとは違う。人だけコンディションが良くてもだめ。ピトロリーナは関大に来て4年。ポテンシャルは高く勝てる馬。(全日に向けて)それぞれが1番の走行を。減点が許される世界ではない。今回の優勝はうれしい部分もあるが、今年のチームが掲げた目標はあくまでここではない。(新しいチームの不安について)ぬぐえたかは不安だが、着実に勝てるチームになっている。(4連覇に向けて)1回もない。初の4連覇。入学した時から自分が4年生になった時に何が何でも4連覇ということを意識してやってきた。チームとしてこれを実現できれば名前が残る。記録を塗り替え、更新し、歴史を変えることに意味がある。強い関大、王者としての誇りを馬術界に見せつけたい。大学としても、個人としても優勝して名を残したい。そうして次代にバトンタッチしたい」

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