3位入賞に笑顔の選手たち

◇近畿総合選手権大会対洛南高、大産大・大阪市中央体育館◇

 昨日、神戸科学技術高に大差で勝利し、第2戦に進出した関大。準決勝の相手はインターハイ優勝経験のある強豪・洛南高だ。

 「強い高校が相手だし、気負いやプレッシャーがあった。始めから雰囲気が良くなかった」(田中)。そう語るように、思い通りのプレーができず、序盤から終止洛南高ペースで進む。素早いパスについていけず、得点を許してしまう。第4Qに河原・香川・田中・石田の3Pで意地を見せるも、追い付けず。63-77で敗戦となり、3位決定戦に進むこととなった。

 第3戦の相手はリーグ戦でも対戦する機会のある大産大だ。なんとしても勝利をつかみ、3位入賞を狙いたい。

 第1Qは一進一退の攻防が続く。リバウンドから稲葉、ゴール下を吉田が決めるなど、得点を重ねるも相手も譲らず。1分を切ったところで月本が速攻を決め、19-20で第2Qを迎える。

 第2Q。濱田の速攻で逆転すると、吉田のシュート、竹内の3Pが立て続けに決まる。攻撃だけでなく、竹本・濱野らのディフェンスも光った。しかし、残り3秒で3Pを決められ、36-36と同点で第3Qへ。

 第3Q。竹内が足を使いシュートを決めていくが、流れをつかみきれない。逆転に次ぐ逆転で、53-56とリードを奪われ、勝負の行方は最終Qに託された。

 最終第4Q。開始30秒で石田が3Pを決め、関大は勢いに乗り始める。濱田も3Pを決め、ガッツポーズ。残り2分21秒に一気に4人メンバー交代し、4年生がそろってコートに立つ。その後、再度石田が3Pを決め、逆転。盛り上がりも最高潮となる。新垣のシュートで78-72となり、ここでゲームセット。全員の力で勝利をつかみ、3位に入賞。結果と最高の笑顔を残し、4年生は引退となった。

▼田中「最後だったんで、4年間の成果を出せて、全員が出て勝利をつかめたので良かった。最後、勝てると分かったときから感動して泣きそうになった。石田の3P3本が効いた。(後輩へのメッセージ)こうやって勝つっていうのは良いものなんで、4年間、チームみんなで力を合わせて、目標を高く持って、勝利に貪欲に。インカレはいくなかったけど、笑って終われたんで。後輩にも笑って終われるようにしてもらいたい」

▼藤本「まさに感無量。仲間たちの応援もあり、最後まで粘り強くいけた。(4回生の最後に)コートに立ち、逆転勝利できて本当に良かった。後輩たちに感謝したい。完全燃焼できたこの感動を、後輩たちにも味わってほしい」

▼濱野「高校時代に勝てなかった相手だったから勝ちたかった。負けたけど思いきり自分のプレーを出して、楽しんでできたし、成長したかなと思う。思ったことを改善して、徹底できるかが重要。いいところは伸ばしていってほしい」

▼石田「ずっと出られなかったけど、集中してできた。今日の試合は、後輩が自分たちの気持ちを汲んでくれて頑張ってくれたこと。それを見て負けてられないと思った。リーグ戦は良い形で終われなかったからここは良く終わりたかった。良い先輩と後輩と同回生に恵まれて4年間が一生の宝物になった。自分たちは良い先輩とはいえなかったけど、これを糧にして勝利していってほしい」

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