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◇関西学生2次リーグ戦対神大◇10月19日◇甲南大学◇

これまでリーグ戦全勝で2部1位を突っ走る関大。相手は、2次リーグ全勝で2位につけ、勢いのある神大だ。この試合に勝てば1位での昇格が決まるため、落とす訳にはいかない。

先制は関大、山下のシュート。すぐに入れ返されるが柴田がレイアップを決めさらにバスケットカウントを獲得する。残念ながらフリースローは失敗に終わるも山下、大山の速攻で得点を重ねた。しかし、シュートを決めきれず流れをつかみきれない。藤高のゴール下や山下の3Pが決まるがいつものように勢いにのることができなかった。そんな中でもディフェンスで耐え13-10で第2Qに入る。

相手の3Pが決まり同点に。パスカットされ、リングにも嫌われるなど悪循環が続く。福澤がドリブルからレイアップに持っていき、これは決まらなかったもののフリースロー2本をしっかりと沈めた。何とか流れを切り替えようと全員が必死にボールに食らいついていく。だが、上手くいかない。両チームの気迫や襲いかかるプレッシャー、または観客や見る者の緊張感からか会場にはどこか重い空気が立ちこめていた。この状況を打破するためにベンチやスタンドからはコートに立つ選手へ何度も声援やアドバイスの声が飛ぶ。終盤には吉川が3Pで得点したが相手にリードを許したまま23-32で前半を終えた。

何度も逆境を乗り越えてきた関大。このまま終わる訳にはいかない。勝負の後半がスタートした。部員が観客席に散らばり全員で声を揃え応援し、チームを盛り上げる。柴田、続いて山下が相手からファウルを奪い、2人ともフリースローを確実に決め4点を追加。ディフェンスはマンツーマンでしっかりとマークに付きオーバータイムへ追い込んだ。リバウンドから攻撃につなげ福澤が一対一でかわすなど連続得点。そして、第3Q5分40秒、藤高が左サイドから3Pを決めついに逆転に成功。神大も外からシュートを決めるが関大らしさを取り戻した攻撃に手をつけられず、みるみるうちに点差が開いていく。ディフェンスも活気づき、このQ28-8と圧倒して最終Qへと向かう。

3Pで相手が食らいついてくるが大山が中へと切り込み得点。山下もゴール下で強さを見せた。さらに、コートの真ん中で藤高がカットするとそのままゴールへむかい豪快なダンクシュートを披露する。もちろん流れは渡さず、得点を重ねていく関大。互いのミスからゴールの無い時間帯もあったが、竹本がきれいな3Pシュートを決めダメ押しの追加点。前半は苦しんだものの、後半しっかりと立て直し72-55で勝利をつかんだ。

今日で2部1位が確定し、昨年の降格から1年での1部昇格が決定した。しかし、彼らの目標はまだこの先。全勝優勝、そしてインカレ出場へ。ゲームごとに強さを増してきた関大が、チーム一丸となり真価を発揮する。


▼木下主将「今日勝ったら1位ということもあり最初は消極的なプレーになってしまった。後半、辛抱して逆転できて良かった。試合中のイライラが味方に向いてしまっていたので、外から笑顔やリラックスなど気持ち的に軽くやれるよう声を掛けた。後半最初のオフェンスの立ち上がりが上手くいった。(2部優勝は決まったが)明日しっかり勝って全勝優勝を決めて流れのままチャレンジマッチに進みたい。僕らには失う物もないし守る物もないと思うので全てをぶつけていきたい」

▼山下「全員(全勝優勝を)意識しすぎていた。フィニッシュまでにミスが多かった。気持ちが焦っていた。前半はシュートが入らない中、ディフェンスを頑張ってついていった。もっと冷静にといつも通り5人が落ち着いて後半に向かった。戦術は特になかったがとにかく気持ちを落ち着けた。Bチームが上から応援してくれる声が聞こえてAチームはとても心強かった。(課題は)集中力といつも通りのディフェンスを徹底すること。次は今日みたいに意識しすぎずに楽しんでやりたい」

第1Q 関大13-10神大
第2Q 関大10-22神大
第3Q 関大28-8神大
第4Q 関大21-15神大

試合終了 関大72-55神大

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