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◇関西学生リーグ戦2次リーグ対甲南大◇10月20日◇甲南大学◇

 前節で優勝を確定させ、1部昇格を決めた関大。しかし、彼らが目指すは全勝優勝からのインカレ出場だ。そして迎えたリーグ最後の試合。勝利を収め、完全優勝を物にしたい。

 先制したのは甲南大だ。ミスからボールを奪われて得点を許す。続けざまに3Pシュートも決められて、リードを与えてしまう。直後に柴田がレイアップで反撃。しかし、その後思うように点が入らない。相手にボールカットからの3Pや速攻を成功され、点差が開いていく。関大も山下を中心に加点していくが、追いつくことはできない。嫌な雰囲気が漂ったまま、第1Qが終わる。

 第2Q入っても流れは依然として甲南大に。相手が得点を追加していく中、関大はリングに嫌われ点数をのばせない。山下が3Pでやり返すも、まだまだ流れをつかむことはできない。たまらず関大はタイムアウトを取った。すると、本来の動きを取り戻す。リバウンドにも積極的に飛び込み、ボールを奪う。試合は関大ペースに傾き始め、藤高のアシストから山下がゴールする得意の形も成功。34ー44と追いつくことはできなかったが、いい形で後半に突入した。


 後半に入ると、関大が本領を発揮。積極的にボールカットに務め、次々と加点していく。徐々に盛り上がりを取り戻すスタンド。また、福澤を起点とした速攻で柴田と大山が得点して逆転する。藤高がカットからワンマンで攻め込んでダンクシュート決めると、大きな歓声が上がった。守備でも粘り強い守りで約7分間も相手に追加点を与えず、64ー54と猛追、逆転した。

 最終Qは両校シュートが入らず、停滞した時間が続いた。しかし、藤高の豪快なダンクシュートで、再びゲームが動き出す。大山が1対1を制し得点。続いて再び藤高が福澤のアシストから、ダンクシュート。福澤も3Pシュートやフリースローでゴールを量産する。その後、相手にフリースローや速攻で点差を詰められるが、柴田のゴールと福澤のフリースローで着実に得点。残り1分で3Pを連続で成功されるが、最後は藤高のアシストから柴田のゴールで締め、89ー79で勝利した。

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 危ない場面がありながらも、見事全勝優勝を達成。試合後、選手たちは笑顔を見せ、スタンドの皆と喜びを分かち合った。また、優秀選手賞に藤高と福澤が、最優秀選手賞には山下が選ばれた。

 次はインカレ出場を懸けたチャレンジマッチに挑戦する。木下主将は「流れをそのままに2連勝してインカレ出場をつかむ」と意気込んだ。負け知らずでインカレへ――。彼らの戦いはまだ終わらない。

▼木下主将「昨年は2部に落ちてしまったけど、来年から後輩に1部でできる環境を与えることができてほっとした。優勝よりも全勝優勝のほうがいいから、完全に勝つことを意識した。甲南の思い切りのよさに対応できてなかった。今日の戦い方じゃ、チャレンジマッチでは勝てない。チャレンジマッチでは出だしに気をつけていきたい。(リードされてたけど)練習でやってきたことをやるしかないと思ってた。今この良い流れのまま、チャレンジマッチに挑む。13連勝してきたから、流れをそのままに2連勝してインカレ出場をつかむ」

▼山下「(最優秀選手賞を受賞して)素直にうれしい。周りがフォローしてくれたおかげ。あと2戦残っているから、それにつなげていきたい。最終学年としてプレッシャーがあったけど、4回生みんな支えあったし、みんなで勝ち取った全勝優勝だと思う。今日は内容がどうであれ、応援してくれる人のために全勝優勝をしようとしていた。前半は練習でしてきた基本的なディフェンスができてなくて、オフェンスで取り返そうとしていた。(チャレンジマッチでは)関大らしさが出るように、練習しなおして楽しんでいきたい」

▼藤高「(全勝優勝を達成し)とりあえず嬉しい。今日も練習通りのプレーをと思っていたけれど緊張もあってか前半うまくプレーできなかった。でも後半しっかりと立て直せてよかった。(東アジア大会やリーグでの連戦で)コンディションは少し落ちていたけど昨日の試合を経て徐々に上がってきている。チャレンジマッチへ向けて調子をあげていきたい。(優秀選手賞を受賞し)チームメイトとか応援席の皆のおかげ。皆の力があって取れたと思います。明日からもインカレに行けるように頑張ります」


第1Q 関大13ー24甲南大
第2Q 関大21ー20甲南大
第3Q 関大30ー10甲南大
第4Q 関大25ー25甲南大
試合終了 関大89ー79甲南大

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