エリートクラスで健闘した藤原

◇2008全日本選手権バイクトライアル第1戦 近畿・猪名川大会/猪名川サーキット特設コース◇

 兵庫県で行われた今大会。4時間30分の持ち時間の間に7つのセクションを2周し、その中で減点数が少ない者が勝者となる。

 最高クラスのエリートに登場したのは藤原。他のコースとは違い、高度な技術を持っていないとクリアできない障害がたくさん揃っている。このクラスで大会に出場するのは今回が始めてだ。「練習不足だった」と語る彼は、第1セクションから苦戦を強いられる。第5セクションこそクリーンでクリアしたものの、その他は全て減点5で1ラップ目を終えた。

 どうにか挽回(ばんかい)したいという気持ちで迎えた2ラップ目。第1セクションは、1ラップ目では越えられなかった大きな岩を超え、減点3でなんとかゴールへ。第2セクションは途中まで順調に進むが、岩を登れず減点5。さらに、第3セクションはエスケープ(棄権)し、次のセクションに賭ける。第4セクションは、足をついて減点3となったものの、高いところからの飛び降りに成功し、見事クリア。だが、ここで以前から痛めていた右手の痛みが悪化してしまう。急遽アイシングをし、臨んだ第5セクションは第1ラップ目同様クリーンでクリアしてみせた。しかし、その後の第5、6セクションでは思い通りのライディングができず、最終結果は14位。エリートクラスのレベルの高さを実感したが、この経験が彼を大きく成長させるだろう。

 また、オープンクラスには田邊、浅井が出場した。田邊は、最初のセクションで木にもたれかかってしまい、減点5。しかし、その後は上手くクリアしていき見事4位に入賞した。今後はクラス昇格に向け、努力を続けていく。浅井は思いがけないところで足をついてしまい、成績が奮わず10位に終わった。

今大会の第2戦は、2週間後の5月4日に岐阜県百年公園で行なわれる。人数は少ないが、関大BMX班の今後の活躍に注目だ。

オープンクラスで4位に入賞した田邊

▼藤原「練習不足と調整不足でこの結果になってしまった。(クラスが上がって初めての大会だったが)エリートも抜けられないことはない。今後は世界戦に向けてしっかり調整していきたいです」

▼田邊「最初のセクションの(減点)5点が後々響いた。でも逆に、最初の5点があったから開き直れた部分もある。そのあとは成績が良かったので。次はそういうミスをなくしていきたいと思います」

▼浅井「凡ミスが多かった。足をつかなくていい所で足をついてしまたので、もったいない。もっと練習しないといけないと思います」

急な坂道を登る浅井

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