見事2位に輝いた田邊

◇2008世界選手権バイクトライアル最終戦日本大会・関板取◇岐阜県関市板取21世紀の森公園一帯◇

 雨が降りしきる中始まった今大会。初日に行われたオープンAクラスには、田邊・浅井が出場した。

 オープンAクラスの持ち時間は2時間10分。その間に、6つのセクションを2周し、減点の少なかった者が勝者となる。

 1ラップ目、田邊は第1、2セクションをクリーンでクリアし、幸先のいいスタートを切った。第3セクションでは山の斜面にある大きな岩を下る際に足をつき、減点1。さらに、「一番難しかった」という第5セクションは、ゴールにたどり着くことができず、減点5となった。しかし、それ以外はクリーンでクリアし、減点6で1ラップ目を終えた。

 2ラップ目は、第4セクションまですべてクリーンでクリア。1ラップではゴールすることができなかった第5セクションでは、終盤にある岩をダニエルで下る技術を見せ、見事減点2でクリアした。第6セクションでは滑って1度足をついてしまったものの、2ラップ目の減点は3となった。

 雨の影響でミスを重ねたライバルたちと対照的にミスを最小限に抑えた田邊。減点9で試合を終え、見事準優勝に輝く快挙となった。

表彰状を手に笑顔を見せる田邊

 一方の浅井は、不本意に足をついてしまう場面もあったが、第4セクションは2ラップともにクリーンでクリア。他のセクションでも練習の成果を発揮し、昨年の17位から2つ順位を上げ、15位で競技を終えた。

 初めての悪天候の中での試合でも、しっかりと力を出し切った2人。明日のセニアクラスに出場する藤原は、この奮闘に応えたいところだ。

滑らかに坂道を下る浅井

▼田邊「雨が降っているから、みんなミスをしてチャンスかなと思った。自分もミスをしたけど、結果的に見たら他の人よりミスが少なかった。でも、点数の9点はすべていらないミスの9点なので、そこを練習の量で精度を上げていきたい。一番難しかったのは第5セクション。それ以外は難しいと思わなかった。2ラップ目、ダニエルで降りられたのが気持ち良かったですね。練習はやるだけやったので、(雨でも)グリップしたら滑らなかった。(9月に控えている)日本戦は初めて走るジュニアセニアで出場する。見るのと実際走るのは違うから、ジュニアセニアクラスがどんなものか、次の練習に生かしたい。(今後の目標は)来年の日本戦で表彰台に乗ること」

▼浅井「雨が降っていたので乗りにくかった。ブレーキの制動も思わしくなかった。でも、乗っているやつが1番あかんかった。普通に乗れなかった。あれが自分の実力かなと思う。課題は斜面の登りと岩場の下り。あとはバランス。バランスがまだまだ取れていないので、まったく安定していない。一番難しかったのは第5セクションだけど、2ラップ目はいける気がした。(今後の目標は)あと1年あるので、日本戦で表彰台に乗りたい」

このページの先頭へ