17位に終わった藤原

◇2008世界選手権バイクトライアル最終戦日本大会・関板取◇岐阜県関市板取21世紀の森公園一帯◇

 大会2日目のセニアクラスには、藤原が出場。このクラスの持ち時間は5時間10分。その間に、10つのセクションを2周しなければならない。藤原は第6セクションからのスタートとなる。

 第6セクションは、クリーンでクリアし、幸先のいいスタートを切ったように思われた。しかし、例年以上のレベルで作られたセクションに苦戦を強いられる。さらに、前日の雨の影響で当日になってコースが変更されるなど、思い通りに試合を進められない。第7セクションはなんとか減点3に抑えたものの、その後は減点5を連発してしまう。公園に作られた第10セクションでは、最初の段差を越えようとしたときにダニパラで惜しいミスをしてしまい減点1。中盤から調子を取り戻し、第3、4セクションではそれぞれ減点2、減点1でクリアしたが、1ラップ目を終えてすでに減点は32点になっていた。

 長いコースに体力も消耗し、2ラップ目には疲れの色が見られた。また、難しいセクションに果敢に挑んだことにより、右足を負傷。厳しい戦いとなったが、最後に調子を上げ、1ラップ目では減点5となってしまったセクションをクリアしていく。結果、減点29で2ラップを終え、総合は61点。順位は17位と奮わなかった。

 今回世界のレベルを体感したことは、まだまだ上を目指す3人にとっていい刺激となった。それぞれの思いを胸に練習を重ね、次に控える日本大会でさらに成長した姿を見せてくれることだろう。

▼藤原「実際は上に行きたかったけど、妥当なところ。セクション自体が難しかった。でも、ポイントポイントは抜けれないことはなかった。コースは簡単だったので神経戦だったけど、今年はある程度のミスは許されるかなという感じだった。昨年と違い、全日本で戦っている国内エリートランキングが上の人など、自力で勝っている人が多かったのはきつかった。レースとして走ったときの駆け引き、力を入れるところ、抜くところのバランスを分かっていないかな。でも、昨年から今年にかけて、他の選手より成長率は良かったと思う。自分に一番足りないのは経験なので、日本戦ではこの経験をちょっとでも足しにして頑張りたい。あと1カ月もないけど、微調整をしつつ、10番以内に入ってポイントを取れるように。来年は表彰台に乗るためにいい経験をつけておきたい」

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