◇近畿学生リーグ第4節対同大/関西大学凱風館3Fボクシング場◇
前節は5-4で勝利を収め、優勝に望みをつないだ関大。第4節で対するは同大だ。
まずはライトフライ級・鄭がリングに上がる。1R序盤から攻めてくる同大・遠藤に対し、鄭は要所でカウンターを入れる。2R早々流れをつかみ、どんどんダメージを与えていく。3Rでも力を緩めず、残り20秒には左ストレートがクリーンヒット。結果、判定勝ちを収め、チームに良い流れを呼び込んだ。
続くフライ級・東口は、序盤から果敢にボディーを攻める。距離を置かないように相手を追いかけ、隙を見てフックを放っていく。最後は激しい打ち合いとなったが、結果は判定へ。レフェリーは東口の手を挙げる。同時に「っしゃー」と叫び、右手でガッツポーズを決めた。

バンダム級・岡崎はパンチを放つも、なかなか決まらない。その間に相手は攻撃を仕掛け、ふらついた岡崎は判定負け。同じくバンダム級の宮本は1Rから連打でリングサイドに追いこむ。相手にプレッシャーを与えながら攻め続け、見事判定勝ちを収めた。
フェザー級・小形主将は、最初から相手にプレッシャーを与える。残り10秒でパンチが決まり、ダウンを奪う。そして、1分56秒にタオルが投げ込まれた。大事な試合で圧倒的な力を見せつけた。

続くライト級・田村は、顔にワンツーを決めるなど、リーチの差を生かした攻撃を見せる。ラスト1分にふらついてしまったものの、優位に試合を進めていたため勝利を収めたように思われたが、まさかの判定負けとなった。「田村さんが良い試合をしてて、勝ったと思ってたんで。気分的に乗っていけた」と振り返る通り、ライトウェルター級・合田は、1Rから相手をリングサイドへ追い込む。冷静に試合を運び、見事に判定勝ちを決めた。同時に、この1勝で関大の勝ちが決まった。

その後に登場したウェルター級・田嶋は、低い体勢からパンチを決める。1R終了間際には、連打でリングサイドに追い込んだ。2Rには右ストレートがクリーンヒットし、ダウンを奪う。そして、2分45秒にタオルが投げ込まれ、田嶋の勝ちが決まった。最後のミドル級・小倉は、右フックで攻める。しかし、相手は全国3位の強豪選手。連打を浴び、ふらついてしまう。結果、判定負けを喫してしまった。
最終結果は6-3で快勝。この勢いに乗り、最終節の大商大戦でも白星をつかみたい。目指すは関西制覇のみだ。
▼小形主将「強豪・同志社に勝てて良かった。同志社戦は台風の目と思っていた。(同大は)僕らが負けた近大に6-3で勝っていて、大商大には4-5で接戦していた。今日、6-3で勝って、勝ち数で突き放した。次(の大商大戦に)勝ったら優勝できる。(自身の試合を振り返って)ラッキーパンチです。リードで行こうと思っていたが、ねらっちゃう癖が出てしまって。次の大商大が勝負。フェザー級も、気持ちが強くて強い選手と戦うことになる。勝ちにこだわって。絶対に負けたくないんで」
▼鄭「相手のパンチが重くて、最初ちょっとつまずいたみたいになってしまった。でも、途中からいけると思った。ガンガン行ったらスタミナが切れてしまうんで、加減していった。減量はめっちゃきついです。毎週オーバーしてます。高校時代は“スタミナの鬼”って言われてたんですけど、今は1R途中くらいでしんどくなってしまう。(次の大商大戦は)高校のときに勝たれへんなぁと思った相手と当たるんで、全力を出して頑張りたいと思います」
▼合田「相手はスタミナがあって強かった。ファイトスタイルがガンガン来ていて、頭が低かった。3R失格勝ちになるかと思ったけど、審判がファウルを取らなかった。でも、思うように試合メイクができた。(次の大商大は)2回やって1勝1敗の相手と戦うことになると思う。相手も強いんで、どの試合も接戦になると思うので、とりこぼさないように。それで関大が優勝できればいいなと思います」
▼田嶋「絶対に倒してやると試合に臨んだ。パンチが見えていた。距離が長かったから、どうやって入ろうと思ってたけど、右ストレートが当たっていたので右を打った。ダウンが取れてめっちゃうれしかったです。応援が見えていたから。(次の大商大戦は)勝つしかない。勝ったら王座に行けるんで。4年生と一緒に王座に行きたいです」


