◇近畿学生リーグ第5節対大商大/関西大学凱風館3Fボクシング場◇
今日の結果で関西王者が決定する大事な最終戦。昨年のリーグでは、あと一歩のところで王座を逃してしまった関大。その悔しさを晴らすときがやって来た。
まずはライトフライ級・鄭が不戦勝。続くフライ級・東口は第1R終盤にダウンを取られてしまう。第2R、第3Rでは積極的に攻めるものの判定負けを喫する。そしてバンダム級・宮本の戦い。1年生ながら今リーグ無敗の宮本。第1R開始早々、果敢に攻め込んでいく。相手も連打を繰り出してくるが、堅いガードを見せる。第3R終盤には、リングサイドに追い込み連打。見事判定勝ちを収めた。しかし、続くバンダム級・岡崎が判定負け。リードを広げることができず、2-2。互いに譲らぬ接戦が続く。
再びリードしたいフェザー級。主将・小形は第1R終盤、連打を繰り出すが相手も負けじとボディへ打ち込んでくる。続く第2R、ファールにより減点を課せられてしまう。第3Rでは右ストレートを決めるものの、2回目の減点。圧倒的に不利な状況の中での戦いとなる。しかし、小形は攻撃の手を緩めることはなかった。終盤には激しい打ち合いとなる接戦を制し、白星をあげる。続くライト級・田村の不戦勝により4-2。あと一勝で関大の勝利が決まる。
優勝をも左右する大事な一戦。リングに上がるのはライトウェルター級・合田だ。昨年のリーグでは合田が負けたことにより関大の敗北が決定し、優勝を逃してしまった。今年は自らの勝利が関大を王座へと導く。第1Rでは冷静に相手のすきを狙い、リングサイドで強烈な連打を決める。続く第2R、序盤からプレッシャーを与えていきダウンを奪う。「チャンスと思った」。終盤、勢いそのままにダウンを連取し、レフェリーストップ。関大に大きな5勝目を与えた。勝利の瞬間、チームからは大きな歓声があがる。
続くウェルター級・小倉、ミドル級・田嶋が敗北するものの5-4で関大の勝利。2年ぶり、12回目の関西制覇を果たした。同時に会場に関大コールが響き、彼らは歓喜に沸いた。
また、最優秀選手賞に小形が選ばれた。主将として、チームの主軸として活躍した小形。彼を筆頭に関大は新たな歴史を刻んだ。
▼小形主将「減点が2点あったので焦ってしまった。だから落ち着いて相手の動きを見ようとした。自分のボクシングをすることを心がけていた。また、自分が負けてしまったらチームの雰囲気は悪くなると思っていたので、勝ってほっとした。今年は応援もかなりまとまっていて、チーム一丸となって戦えた。1年生も期待していたし、よく頑張ってくれた。最優秀選手賞をとるのは2回目で、結果として付いてきてありがたかった。大学4年間のリーグ戦で全勝できてうれしい。優勝できて本当にうれしかった。練習をよくやってきたので、練習は嘘をつかないと思った」
▼鄭「今リーグ、肉体的にもしんどかったし、モチベーション維持するのもしんどかった。優勝はまだあんまり実感ないですけど、カンスポに大きく載せてもらったら実感わくと思います。王座は、当たって砕けろで頑張っていきたい」
▼宮本「全勝できてうれしかった。次のリーグも頑張りたい。王座は判定でもいいので勝ちにいきたい」
▼岡崎「減量がきつかった。でも、優勝できて良かった。王座行ったら勝つんで応援よろしくお願いします」
▼田村「2年前(の優勝時)は出てなかったけど、今年は出れたので、喜びが大きい。リーグ戦が始まって、本当に一体感が出てきた。毎練習が楽しくて。1番の武器はチームワークだったと思う。最高の仲間たちとボクシングができて、下手なりに続けてきて良かったなぁと思った。周りのみんなお陰でここまで続けてこれて良かった」
▼合田「試合が始まるまで、緊張していた。緊張していてあまり動けなかったけど、相手も動けてなくて落ち着いてパンチできた。逆に緊張していて良かった。昨年の逆で自分で優勝が決まることに対してすごく意識していたし、運命的な気がした。ダウンをとったとき、油断しないようにしたが、勝ち急いでしまった。勝利したとき、みんなすごく喜んでくれた。その輪の中にいれたことがうれしかった。1年生は本当に頑張ってくれた。自分もまだ成長できる部分がある。王座をとるためには、関西王者としてのプライドを持ちながら練習してチームの実力をつけていかないといけない。関東にも食らいついていく」
▼田嶋「試合は負けてしまいましたが、本当本当に優勝できて良かった。4回生ともうちょっとボクシングできるから、練習してさらに強くなって王座に臨みたい」
▼小倉「強力な先輩にひっぱられて優勝できた。来年も優勝したい」


