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◇関西学生リーグ戦最終節対同大◇6月23日◇関西大学凱風館3Fボクシング場◇

関大4-5同大

 ここまでリーグを全勝で来ている関大。残る一戦は相性の悪い同大だ。昨年も最終節で敗北し、あと一歩で優勝を阻まれた相手である。目指すは優勝――。部員の思いはひとつだった。
 まずLF級の寺地主将。前節で「僕が勢いを作る」と宣言していた通り、力量を発揮する。2R目に低い姿勢から重いアッパーを決めると、カウンターになった際には先に一打を打ち込んでいく。相手に疲れが見え始めたところを追い詰めていき、3R目には流れを完全につかんだ。最後まで手を緩めることなくRSC勝ちを収める。主将の勝利により、勢いを付けたチーム。次のF級に繋げた。
 F級の藤井は序盤から激しいパンチの応酬になる。1R目は組みあったところでアッパーを2度繰り出した。相手も手数を多く出すが、藤井はガードも決め、終始寄せつけない。5-0で圧勝した。
 しかし強敵相手に好調が長くは続かない。B級の平尾は、1R目は拮抗した試合を見せるも、3R目にレフェリーが止めに入り、RSC負けを喫する。続く守屋、伊藤も惜敗し、試合は2-3と追いかける側に回った。L級の伊藤は序盤から冷静に動きを読み、逃げる相手を追い込んでいく。手数を多く出して行き、快勝を収めた。
 LW級には正木。軽いフットワークで相手の隙を狙っていく。相手のジョブにもひるまず、ストレートを入れていく。最後は連打で締めくくりRSC勝ち。しかしW級の大口は相手に先手を打たれ、自ら攻撃することが出来ない。3R目に巻き返しを図るも、1-4でポイント負けを喫した。  
 最後の希望は金に託された。フックなどで攻めるも、相手も冷静に一発を決めてくる。最後まで諦めず攻めるも、1-4のポイント負け。合計4-5という僅差で完全優勝とはならなかった。
 しかしその後の試合の勝ち点の合計の結果、優勝を果たす。また、最優秀選手賞には寺地が選ばれる。階級賞には、LF級で寺地、L級で酒井、LW級で正木が選ばれた。「うれしい」と笑顔を見せた寺地。昨年の3位という雪辱を晴らし、王座への切符を手に入れた。

 「みんな強くなってもらって優勝したい」(寺地)。優勝を果たしたものの、王座へはまだまだ成長が必要と実感。更なる飛躍を誓う。また市川監督も「いい予行演習ができた。相手をびっくりさせる」と、すでに次なる王座を見据えている。

 悲願の王座での優勝へ。彼らの闘志はすでに燃えている。

▼市川監督
「情けない。完全優勝したかった。選手は良くやってくれた。審判の状況判断が悪かったところもあったが相手の組み合わせなど、よく考えればやり方があった。F級で攻めようとして、藤井は減量させた。L級の長澤をB級にしようとしていたが、体調不良になってしまった。不運なところもあった。(しかし今回の結果を踏まえ)大学王座は11人なので、逆に選手の幅が分かった。いい予行演習になった。王座に出場が目標だったが、選手を11人そろえるのは苦にならない。いい勝負が出来るんじゃないかと思う。相手をびっくりさせる」
▼寺地主将
「うれしい。(自分の試合は)動きが硬かったが、後半にリズムをとれていけた。全体では、最初はいけると思っていたが、流れを持っていかれた。僅差だった。(課題点は)大振りにならず、まっすぐ打つこと。最後の気持ちも大事。練習して練習していく。(王座は)相手がどこか分からないが、みんなに強くなってもらって優勝したい」
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