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◇第37回総合関関戦前哨戦◇4月6日◇関大ボクシング場◇

昨年のリーグで優勝し、関西王者に輝いた関大。王座が終わってからも努力を重ねてきた。春リーグ全勝優勝を目指している彼ら。ここで負けるわけにはいかない。
 まずはF級・平尾主将が流れを作る。序盤から相手のパンチを見切り、的確にパンチを当てていく。相手が下がるとすぐさま連打し、反撃の隙を与えない。1Rが終わっても集中力を切らさずにパンチを放つ。ふらつく相手にラッシュを浴びせ、3度目のレフェリーストップ。2RTKO勝ちを収め、幸先いいスタートを切った。
 続いてB級の守屋。1Rは組みあいながらもボディを多数打ち、体力を奪う。2Rもガードを固め、パンチを的確にかわす。相手の動きが鈍るラスト1分、一層手数を増やした。3R開始後、あごに強烈なアッパーを放つ。スタミナ切れの相手に連打を浴びせ、TKO勝ちした。
 同階級藤井と、L級・酒井も勝利し、この時点でチームの勝利が決まる。しかし、関大の目標は「全勝」。迎えるはLW級のエース、正木だ。序盤から早くて重いジャブで相手をほんろうし、付け入る隙を与えない。素早い動きでパンチを避けてからのカウンターでダメージを与えていく。2Rも重いフックが光り、レフェリーストップ。レベルの違いを見せつけ、勝利した。
 W級大口も勝ち星を上げ、いよいよ全勝が現実味を帯びてきた。登場したのはM級・金。1、2Rは相手をコーナーに追い詰めて連打。組みつかれるもひるまずにボディを多用する。最終3Rでは前に出てくる相手に苦戦してしまうも、ストレートで応戦する。ラストは手数を増やし、試合終了。運命の結果は、3-0でストレート勝ち。見事全勝を成し遂げた。
今年のリーグを占う大事な一戦を最高の形で終えた関大。もう一度王座の舞台へーー。彼らの挑戦は始まったばかりだ。

▼市川監督
「オープン戦も含め、全勝することが目標だった。今のメンバー+αで勝つことが理想。大学王座でどこまで戦えるか。本戦は全勝して、十分できたと思う。個人の課題も見えた。リーグ戦までに修正する。(ヘッドギアが取れて)カットが増えた。頭が胸の位置や、顔のそばに来ると反則を取られる。その中でどこまで頭を振ってパンチをよけられるか。スタミナ切れを起こした選手もいなくて、王座が終わって走り込みを続けた成果が出た。これでも関東の大学とだと苦戦する。(体力面では)関西の大学には楽勝で勝てないと駄目。リーグ戦優勝は当たり前。去年までは負けて優勝もあったので、今年は全勝でいく。9-0を5つ並べて、一人も負けずに優勝。そのくらいの気持ちでちょうどいい」
▼平尾主将
「全員勝つことが目標だった。達成できなかったことは残念だが、本戦で全勝できてよかった。練習の成果が出たと思う。調子は良くなかったが、主将として初めての試合だったので勝ちたかった。あと1か月、チーム全員が勝てるように、個人で課題が見つかったと思う。もっとパンチをコンパクトに打つ。(チーム面では)もっと盛り上がれると思う。王座のときみたいに、チームで流れをつかみたい。リーグ戦全勝して、王座でリベンジしたい」
▼酒井
「本戦全勝できてよかった。関大は強いチームだ、十分やれると思わせられた。後半はジャブが甘くなったり、パンチが単発になったりした。コンビネーションをもっと入れたい。リーグ戦はチームも全勝、自分も全勝して強い関大を見せたい」

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