平成19年度全関西学生ジムカーナ選手権大会/名阪スポーツランド
昨年からずっと目標として掲げていた全関・全日優勝。その念願を果たすため、頂点のみを見据え、スタートした。
まずは第1ヒート。第1走者の馬場は、1コーナーで早くもスピンしてしまう。素早く切り返し、巻き直しを図るものの、不安定な走行が続く。そのまま調子があがらないままのゴールとなった。
次に出走するのは1年生の三田だ。大会2日前に出場を言い渡された。自車で練習は積み重ねていたものの、部車は全く勝手が違う。戸惑いながらのスタートとなった。しかし初出場ながら終始安定した走りを見せ、無事完走。好タイムは出なかったものの、堅実な走行でまずまずの1分21秒025を記録した。
第3走者のエース・山本は魅せた。まず1コーナーから、明らかに他者とは違うキレ、全く無駄の無いハンドルさばきを披露。難所のサイドターン、高速S字も難なく通過し、そのままミスなく走り切った。この時点で2位を約4秒も突き放し、1分12秒580というタイムを叩き出す。ゴールフラグが振られた瞬間、周囲からは多くの歓声がわき起こった。
続く第2ヒートでは、馬場、三田はともに安定した走行をした。最終走者の山本は、またもや圧倒的な強さを見せた。終盤、ストレートで車体が浮いたが、冷静に対処し、12秒台で走り切る。
団体の順位は、3人の合計タイムで決定される。関大は3分51秒626。トップと1.184秒差で、惜しくも3位に終わった。「あとちょっとアクセルを踏んでいたら」。試合後、トロフィーを待ち望んでいた監督は悔しそうに語った。 しかし、個人では山本が堂々の1位。誰よりも速かった男が、念願のジムカーナ初優勝を果たした。
また、女子個人の部では大畑が出場。第1ヒートではパイロンを回る際にスリップしかけるな
ど、振るわなかった大畑だった。しかし、第2ヒートでは滑ることなく安定し、ストレートでの伸びも良かった。結果、1分20秒710というタイムでゴールし、個人優勝を果たした。
▼山本「(個人で)やっと勝てた。でも団体で近大、同大に勝ちたかった。みんなで勝ってなんぼなんで。次のダートトライアルは個人3連勝を狙う」
▼三田「今回は自分の実力ではなく、部車に頼ったタイムだった。納得はしていない。これからはもっと部車に乗せてもらって、慣れたい」


