全日本学生運転競技選手権大会◇近鉄自動車学校


 4年生の馬場、山本にとっては最後の試合となる今大会。表彰台の中心を目指し、試合に挑んだ。

 小型乗用の部Aに出場したのは馬場。得意な種目だけに、期待が寄せられる。競技開始直後、大きなミスもなく好調にコースを走っていく。しかし中盤、カーブする際に缶に接触してしまう。「得意な種目だし、前回勝っているから油断してしまった」。このミスで大きく減点され、2位にとどまる。優勝が期待されていただけに、悔しい結果となった。
 
 一方山本は小型貨物の部Aに出場。各校のエースがそろう激戦区に、山本は志気を高めて挑んだ。タイムでは2位以下に1分以上離して完走したものの、途中で缶に接触するという痛恨のミスを犯す。大幅な減点で、わずか1ポイント差で3位に終ってしまった。

 また今大会は2年生も出場。三田が小型貨物の部Bに出場した。終始緊張していたものの、見事完走。2位に輝き、頭角を現した。小型乗用の部Bの鎌野は走行直後にラインの範囲を誤り、缶を倒してしまう。14位に終わった。

個人で上位につけたものの、団体では4位。「勝つのは難しい」。試合後、吉安監督は悔しさをにじませた。また、年間の成績で争われる総合杯の結果も発表された。団体では5位と振るわなかったものの、個人では山本が1位を獲得。シリーズチャンピオンの座に輝き、有終の美を飾った。

▼吉安コーチ「今日は悔し涙とうれし涙、そして感謝したい。関大の名を背負ってやらせてもらっているので、表彰台の真ん中に立ちたかった。学生であることを忘れるな、OBのサポートがあってやれているのだから感謝しなさい。ということを山本、馬場には4年間、言ってきた。もう引退だが、一生後輩。私の中では変わらない。また、馬場、山本が抜けた自動車部はこれから厳しくなっていくが、頑張って次を狙いたい」

▼山本主将「フィギュアはショックだった。勝てるかと思っていたのに。総合杯では1位をとれてうれしい。日本で一番速い学生になるのが目標だったので。来年からは後輩にがんばってもらって、自分に続いてほしい」

▼馬場「前回勝ったのがプレッシャーだった。挑戦するという気持ちが足りなかったのが原因。最後は勝って終わりたかった。来年からは後輩が勝てるように指導していきたい」

▼ 鎌野「悔しい。フィギュアは苦手なのでたくさん練習をしたのだけど。次からは4年生の強い2人が抜けた穴を埋めないといけない。自分が頑張って勝っていかないと。3年生らしく精神的な強さを持てるようになりたい。三田には負けないように」

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