鋭い突きで相手を翻弄するルーキー・西畑

◇第61回関西学生リーグ戦・フルーレ第1日目◇4月23日◇大山崎町体育館◇

 いよいよ幕が開けたリーグ戦。初日の今日は男女ともに善戦し、好スタートを切った。
 まずは男子。第1試合の相手は大阪学院大だ。1回り目から、相手に攻撃の隙を与えない剣さばきで次々と得点を重ねた。ルーキーの西畑も鋭い突きを披露し、相手を翻弄(ほんろう)する。「高い身長を生かして、いいフェンシングができている」(高木主将)。終始関大ペースを保ち、結果45-14で勝利。続く第2試合ではチーム力が発揮された。対する相手は京大だ。ここでも1回り目からリードをみせるものの西畑が点を取られ、点差が縮まる。しかし高木、石原がカバーし合い、徐々に相手を突き放した。最後は主将の高木がきっちり5ポイントを連取し、45-23で試合終了。初戦から2勝を飾り、好調さをアピールした。
猛追をみせ、勝利に貢献した小林

 一方、女子は初戦で昨年敗北を喫した相手・同大を迎える。序盤から一進一退の攻防が続き、両者一歩も譲らない展開に。接戦を演じたが最後の畠山が9ポイントを失い、26-34で再び苦汁をなめることになった。少しでも挽回したい関大は、第2試合の中京大戦へと挑んだ。果敢に攻めるものの、リードを奪われ相手のペースにのせられてしまう。しかし、このまま負けるわけにはいかない。最後にピストに立った小林が怒涛の反撃をみせ、同点に追いつく。ここで時間切れとなり、試合は延長戦へ。小林は仲間の声援を受けながら、一瞬の隙を突いた。得点を示す赤いランプが灯り、彼女からは大きなガッツポーズが飛び出す。見事、逆転勝利を収め、選手たちからは笑顔がはじけた。
 2日目を迎える明日は、関大にとって大きなヤマ場となる。総合優勝を果たすために、勝ち星を奪いにいくフェンシング部から目が離せない。
ポイントが入るとガッツポーズが飛び出した
▼寺井監督
「男子は2試合とも勝てたが、もうちょっと点数を低く抑えてほしかった。どうしても余裕が出てくると手を抜いてしまうところがある。女子は同大戦でいい試合をしていたのに負けたのは残念。選手一人一人が試合をしながら相手の弱点を見つけて、得意な技で攻めなければいけない。まだまだ分析力が足りない。同大にはいつも負けているから全然進歩が見られなかったなと思う。中京大戦はもっと楽に勝てたはず。相手に合わせすぎだから、自分らのペースで試合を作ることが大事。明日は持っている力を100%出してがんばってほしい」
▼高木主将
「(試合前は)しっかり体で軸を作る基礎的なものばかりを繰り返してきた。(リーグ戦は)4年間で最後になる大事な試合だから、一つ一つ丁寧にやろうと思って挑んだ。今日の試合で反省するところはあるから直していきたい。このリーグでは全種目で優勝して1部に上がれるように。明日がヤマ場になるのでしっかり勝ちにいく」
▼畠山女子主将
「2年生がすごく頑張ってくれていた。上回生が足を引っ張ってしまった。(中京大戦の接戦は)小林がすごくがんばってくれた。負けん気の強い子なので。リーグでは、昨年4位だったので、大きく言うと総合優勝、かたく言うと2、3位を狙いたい。明日は全部勝ちにいく」

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