得点を挙げガッツポーズをみせる石原

◇第61回関西学生リーグ戦・フルーレ第2日目◇4月24日◇大山崎町体育館◇

 フルーレ競技の最終日。昨日の連勝に続き、全勝優勝を目指す男子と昨年の4位という順位を上回りたい女子。それぞれの思いを胸に試合に挑んだ。
 男子の1試合目の相手は龍大。「(龍大は)くせのある動きをするので、自分は動きをセーブした」と高木主将。敵をよく見て弱点を突き、確実に得点を重ねる。関大は圧倒的な強さをみせつけ45ー26で勝利。続く阪大戦では石原の活躍が光る。1回り目、1点差でまわってきた場面。石原は強気で攻め込み相手を寄せ付けない。敵の加点を0に抑え、そのまま流れは関大に。45ー26で試合を終えた。
 いよいよ迎えた決勝の舞台。相手は関大同様、全勝で決勝戦に駒を進めた中京大だ。先に試合を終えた女子も応援に駆けつけ、大きな声援が 選手たちを後押しする。開始早々高木主将が強さをみせつけた。相手に隙をみせず、鋭い突きでポイントを奪っていく。だが1年生の西畑はプレッシャーからか動きが小さくなり、1回り目2点差まで詰め寄られてしまう。悪い流れを変えたのは次の石原だ。果敢に攻め込み点差を広げる。2回り目には4ポイントを連取し、関大に勢いを取り戻した。勝利が決まる45点まであと5点の場面。ピスト上に立つのは高木主将だ。「最後まで気を抜かず、集中し直した」。危なげない試合運びで、終盤3ポイントを連取。そして45点目を取った瞬間、高木主将は大きなガッツポーズをみせた。見事フルーレ競技の全勝優勝を果たした関大。念願の1部昇格に向け大きな一歩を踏み出した。
貫禄をみせつけ勝利に貢献した高木主将
 一方、1勝1敗で2日目を迎えた女子。1試合目に立ちはだかったのは強豪校・朝日大だ。王者を相手に1回り目から接戦を演じる。安江、小林がリードを奪われ、2点差で淀谷がピストに立った。意地をみせつけ、一時は逆転に成功。その後も堂々とした突きで攻めるが、貫録をみせつけられ31-45で敗北を喫した。続く2試合目の相手は、全勝で勢いにのる立命大だ。序盤から立命大ペースで点差を大きく広げられてしまう。最後も小林が素早い動きで相手を翻弄(ほんろう)するが、20-45で黒星を重ねてしまった。最後の龍大戦では、調子を取り戻し次々とポイントを重ねる。45-12の快勝でリーグ戦を締めくくり、総合結果1部5位に終わった。
 男女ともに健闘し、リーグ戦1種目目を終えた関大フェンシング部。次に挑むのはサーブルリーグ戦だ。勝利をつかみ取るために、全力で戦う彼らに期待がかかる。
賞状とトロフィーを手にする部員たち
▼高木主将
「優勝できてよかった。(中京大は)全勝同士だったし、相手が強いということもあって、しっかり戦略を立てて1つ1つの動きを丁寧に、ミスしないようにと思っていた。相手の癖に縮こまらず、動きを判断しながら弱点をつけるように心がけていた。最後勝つまでが自分の仕事だと思っていた。次のサーブルも1位を取れればラクになるから練習が始まれば、今回1位を取ったことは忘れて、1つ1つ形を作れるようにがんばりたい」
▼小林
「1つでも多く勝とうと思って挑んだ。自分が試合の最後に出ることが最初からわかっていたので、雰囲気を壊さないように意識していた。昨日は調子がよかったけど、今日は崩れてしまった。特に立命大戦がだめだった。でも最後の龍大戦で勝てたのはよかった。勝てる試合が多いから一人一人が自分の役割を意識して、これからはチームでがんばりたい」

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