白星飾り、インカレ出場を決める

◇西日本学生選手権大会 全日本学生選手権大会出場決定戦対愛知大◇8月29日◇アクシオン福岡◇

【前半】
関大14―15愛知大
【後半】
関大18―14愛知大

【試合終了】
関大32―29愛知大


 得失点差で惜しくも予選Fブロック2位となり、決勝トーナメント進出は成らなかった関大。大会第4日目は、全日本学生選手権大会出場を懸け、愛知大との対戦となった。出場を決めるための一発勝負。絶対に落とせない一戦に選手たちは挑んだ。

 前半、出だしの悪さを課題としていた関大だが、気持ちでカバー。積極的な攻撃を展開し、2分吉嵜の得点から3点を連取する。しかし、圧倒的な流れを作りながらもシュートミスが相次ぎ、突き放すことができない。中盤からは、追いつ追われつの接戦を繰り広げ14-15で前半を終了。一点のビハインドとなったが「負ける気はしなかった。いつか追い越せるだろうと思っていた」(佐伯主将)。
 冷静に試合を見つめ、得点機を狙った後半。東を中心とする速攻の攻撃をきっかけとして、徐々にチームが勢いづく。中盤には26-20と6点差。流れをつかみきったかに見えたが、インカレ出場を懸け、愛知大も簡単には引き離されない。試合終了まで残り4分、怒涛の反撃で関大は1点差にまで迫られ、ここでタイムアウトを取る。
すると再開直後に佐伯主将がセンターからのシュートを決め戦局を決定づけた。焦りを見せた相手はペースを乱し、ミスを連発。さらに29分には東が今試合の12得点目を決め32-29で試合終了。激戦を制し、全日本学生選手権大会への切符を勝ち取った。
 
 決勝トーナメントへ進むことができず、悔しさが残った今大会。「1点の重みを分からないといけない。それだけで場所(トーナメントと決定戦)が違う」と中川監督は振り返る。しかし、今大会の最後を勝利で飾れたことは、9月からのリーグに向け大きな意味があるはずだ。春は6位に終わったリーグ戦。「一つでも順位を上げたい」(佐伯主将)。気持ちを新たに関大は次の舞台へ臨む。

▼中川監督
「集中力が切れなかったところが良かった。気持ち対気持ちの試合だった。しかし、後半6点差をつけておきながら追いつかれたところは反省しないといけない。(決勝トーナメントへ進めなかったことは)悔しい。得点力が足りない。関西勢がトーナメントに多く残っているのに、自分たちは残れていない。1点の重みを分からないといけない。(秋季リーグは)必死にやって必死に勝つ。目標は優勝。春の雪辱を果たす」

▼佐伯誠主将
「(勝てて)ほっとした。今まではずっと守って勝ってきた試合が多かった。新チームになって初めて30点台を取れたんじゃないかと思う。DFの平木が体調が悪い中、気合いが前に出ていた。それが浸透していて影響があった。ピリピリとしたままリーグが始まるのは難しいから、勝つことが目標だった。(今後の課題は)DFはもともときっちりしているので、あとは攻撃。(リーグは)春は6位だったので、一つでも順位を上げたい」

▼東
「(12得点は)サイドのDFがあいてたから、狙っていった。(前半について)ミスや運がないときは仕方ない、そこからどう立ち直るかが大事。DFからの速攻はチームカラーやし、みんな意識してる。今日はそれができたと思う。終盤の1点差になったときは正直焦ったけど、最後まで自分たちのハンドをやろうとタイムアウトで話した。(今大会を通して)やっぱり大同大戦が悔しかった。インカレまで時間があるし、DFからの速攻や攻めに関して鍛え直したい」

▼安東
「勝ててよかった。西日本を負けずに終われてよかった。大同大戦、今日とみんなで声を出してやっていけた。点数が開いても焦らずに守って速攻にいけて、落ち着けたのがよかったと思う。(リーグは)去年の成績と同じかそれ以上の力はあると思っているので、4回生が引っ張っていけるかに懸かっていると思う」

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