◇平成26年度関西学生春季リーグ戦第1節対関学大◇4月6日◇田辺中央体育館◇

【前半】関大12-6関学大
【後半】関大12-19関学大
【試合終了】関大24-25関学大

 昨春、44年ぶりのリーグ優勝を果たしたハンドボール部。春秋連覇を狙った秋季リーグでは、結果がふるわず4位に終わった。リーグ初戦は、関学大と対戦。関関戦で敗戦し、秋季リーグでは、同点となかなか白星をつけられていない相手だ。
 試合が始まるも、両チームなかなか得点できずにいたが、開始5分ようやく熊代が1点目を挙げ、攻撃の火ぶたが切られた。再び関大ボールとなり、竹安がシュートを放つ。このプレー間に相手の反則で7mスローのチャンスを得る。竹安がこれをしっかり決めた。関学大に2点を入れられるも、相手のシュートミスから、長谷が白井へパスを送りサイドからシュートを放つ。さらに、田辺の高さのあるシュートや、竹安のロングシュートが決まり、また、GK・清水が相手シュートに対し、体を張って弾き返し、関大優勢で試合が進む。ここで関学大サイドがタイムを要求する。選手たちは、喜びをあらわにし、ここまでの戦いぶりを称え合った。試合再開1分が経過し、右サイドから田辺が体勢を崩しながらもシュートを決めきると、西塚もサイドからシュートを狙う。12-6のダブルスコアをつけて、前半を終えた。
 後半開始直後、相手からのシュートをGK・清水がしっかり抑え、関大の攻撃へ移す。長谷が右サイドからゴールを決めると、白井も倒れ込みシュートで3連続ポイントを挙げる。8分には、左サイドにいた白井から右サイドへの長谷へロングパスが送られ、長谷がすかさずシュートを放つ。その2分後には、左サイドから10点目となる得点を挙げられるも、関大ボールとなり、ワンマン速攻のチャンス。惜しくもシュートを外してしまうも、跳ね返ったボールを西塚が取り、すぐ様ネットに押し込む。テンポの良い攻撃でこの試合最大9点差をつけるなど、関学大を圧倒していた。しかし、後半12分、相手に4連続得点を奪われてしまう。ここで中川監督がタイムアウトを要求する。「やったらあかんことをやって、点差を縮められて追い込まれているんやぞ」と中川監督は選手たちに声を掛けた。一方の関学大は、追い上げムードが高まっていた。あけてからも3連続ポイントを挙げられ、後半20分、3点差にまで追いつかれる。相手は反則で2分退場となり、一人少なくなるも、関大はこの状況を打破することができずにいた。橋本が中央から相手ディフェンスの隙に上手く入り、シュートを決め、22-20とする。すぐに関学大が、サイドシュートで1点差とするも、竹安が確実なシュートで、2点差をあける。しかし、関大の反則で7mスローを決められ、再び1点差に。関大の攻撃では、惜しくもシュートを外してしまう。目まぐるしく攻守が変わり、相手がゴール前まで迫ってきた。決まれば同点になるシュートを放つ。しかし、ここは、GK・清水が手で止め、阻止する。残り2分、同点となる1点を追加されると、終了1分前、この試合初めてのリードを奪われてしまう。両大学1回ずつタイムをとり、残り13秒。相手ボールから再開される。残り2秒のところで関大にボールが渡るも、試合終了が告げられる。
 「一気に畳み掛けられ、エンジンが切れてしまった。課題しかない試合」と試合後岡本主将は振り返る。終盤までリードしていただけに、悔しい敗戦となってしまった。しかし、リーグ戦はまだまだ始まったばかりだ。次節はホーム関大での試合となる。相手は近大だ。「ホームということを前面に使って、勝ちにこだわった試合をしたい」(岡本主将)。今後の彼らの戦いぶりに注目だ。

▼中川監督
「出だしはめっちゃ良かった。清水があたっていた。いいところはたくさんあった試合だった。途中で変えられなかった自分たちも悪かった。リードしていたのに、負けたような顔をしていた。チームのもろさが出てしまった。(後半のタイムでは)お前たちがやったらあかんことをやってしまって8点差から4点差に詰められている。追い込まれているんやぞと言った。後半手詰まりになってしまった。45分の試合だったら絶対勝てている。この試合を通して、体力面、そして、追い込まれたときの強さ、課題がはっきりした。一番最初にこういう試合を経験できて逆に良かったのかもしれない。出直してきます。(次節は)ホームでの試合になるが近大は強い。今日だめやったところはしっかり直して、良かったところはしっかり生かしていきたい」

▼岡本主将
「前半は個々、そして組織の力をいかんなく発揮できていて、充実した攻めができていた。しかし、後半一気に相手ペースにつかまり、やられっぱなしになってしまった。4回生中心にもっと声掛けができていたら内容は変わっていたのかもしれない。主将としてももっと声掛けができたのではないか。恥ずかしい試合をしてしまった。アクシデントもあり、いけいけムードが止まってしまい、9点の差が埋まってしまった。慢心もあったのではないかと思う。一気に畳み掛けられ、エンジンが切れてしまった。課題しかない試合。次は関大がホームの試合になる。ホームという強みを前面に使って、勝ちにこだわった試合をしたい」

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