◇関西学生春季リーグ戦第5節対大体大◇5月3日◇金岡体育館◇

【前半】関大9-16大体大
【後半】関大9-14大体大
【試合終了】関大18-30大体大

 関学大との初戦、続く近大とわずか1点差で敗戦し、2連敗を喫した関大。そこから、京産大、立命大と勝ち星を連ね、現在2勝2敗。今節は昨秋の王者・大体大が相手だ。
 立ち上がりは、両大学開始1分までに1点ずつを取り合うも、その後相手に4連続得点を挙げられる。関大は、10分に竹安が右サイドから高さのあるロングシュートを決めると、田辺が右サイドからループシュートを放ち、反撃する。しかし、相手の早い攻めや、ロングシュートに対応できずにいた。ここで、関大のGKを田中から清水に変更とともに、開始14分関大がタイムを要求。
 あけてから竹安、上本、河本とパスを回し、シュートへと向かう途中に、相手が反則をし、7mスローが関大に与えられる。これを田辺がきっちりと決めた。また、橋本が左サイドから体勢を崩しながらもシュートを決めた。
 点差は開いているものの、河本がボールカットに入ったり、ディフェンス陣がしっかり守り、流れのある攻撃を相手に許さない。清水も相手のシュートに対し、好反応を見せ続ける。勢いのある関大に対し、大体大がここで間を取る。
 その後、長谷のパスから上本がロングシュートを決める。終盤には、パスミスから走られてしまうも、ここは清水が足で止め好セーブ。攻撃権が関大に移り、そのボールを一気に持ち返り、竹安がシュートする。9-16で前半を終えた。
 後半はいきなり相手に7mスローを与えてしまうも、清水がじわじわと前に詰め寄り、相手にプレッシャーを与える。キーパーとシューターの1対1の攻防は、清水が体を使いボールをはじき返した。清水のナイスセーブに対し、関大の攻撃は、シュートミスもあり、思うように加点ができずにいた。後半6分、清水が右サイドからのシュートを止めると、長谷がコートを駆け、シュートを決めるも、ワンマン速攻などで、3連続ポイントを挙げられてしまう。だが、15分に西塚がポストシュートを決めると、関大の猛攻が始まる。白井がジャンピングシュートを成功させると、長谷、上本とパスを経由し、田辺がネットを揺らす。その後19分には、右サイドにいた上本が白井にパスを送り、サイドチェンジすると、左サイドから鋭いシュートを放つ。また、相手ボールを奪い、持ち返ると、ゴール中央から17点目となるシュートを決めた。しかし、この後大体大がタイムを取ると、関大のパスミスも重なり、点を重ねられる。22分から25分までの3分間は、関大もシュートのチャンスを作るも、シュートを成功させられず、さらに点差を離される結果となってしまった。最後の10分間に関大はわずかに1点しか得点を挙げることができず、昨秋の王者を撃破することはできなかった。
 リーグ戦もいよいよ終盤戦に突入し、順位を決める上でも負けられない、落とすことのできない戦いが続く。次戦の相手は桃学大だ。「このリーグを通して、1勝を積み重ねていくことの難しさを感じている。残り2試合しかないので、泥臭くても良いから勝ちたい」(岡本主将)。勝利への執念で次節こそは勝利を誓う。【吉田佳奈】

▼中川監督
「リーグ序盤は点差をあけていたのに、ひっくり返されて負けてしまっていた。その後の2戦は相手が格下ということもあって勝利できた。球が速い、足が速いだけでは勝てないということ。チームとしてまとまって勝つしかない。雰囲気な面でいうとそんなにすごい差があるという訳ではないのに。GKの清水は本当に良く止めてくれていた。(タイムでは)良い時と悪い時で差が出てしまう。ディフェンスの足が動いてないといった話をしていた。後半の出だしで、清水が止めているときに点をとってあげないといけない。ワンテンポ遅い。次のことを考えられていないし、ボールを見れていない。今日の試合は精神面につきる。この試合の問題点や課題をなくしていきたい。あと2つ続けて勝たないと4位が決まってしまう。だからこそ連勝したい。大切になってくるのは、ディフェンスがどれだけ足を動かせるか、気持ちをどれだけ強く持てるかだと思う」

▼岡本主将
「序盤のミスから実力はある大体大に対して、イージーミスから流れをとられてしまって、いいプレーもあって、この流れを打開できる場面もあったが、力及ばず、自分たちから崩れてしまったゲームだった。近大、京産大、立命大この3試合は全体的に見てそんなに良くなかった。良い雰囲気と悪い雰囲気とで二面性がはっきりでてしまうのが、リーグ戦通しての課題。大体大とは3月に1度練習試合をやっていた。実力があるというのは十分わかっていた。ディフェンスで我慢して、無駄な失点を減らして、セットオフェンスでのミスを減らそうと思っていた。相手は速攻で攻めてくるチームなので、我慢強く、忍耐強く戦っていこうと思っていた。始め関大にカードが出てしまって、イージーミスから速攻されてしまって、立ち上がりは最悪だった。みんなで一つ取りにいく姿勢や、中盤で我慢できていて、得点を重ね追い上げられていた。だけど、イージーなミスとディフェンスの連携ミス、精神的な弱さが出てしまっていた。3月の段階では拮抗していたのに、5月に向けて、1勝を取り組む姿勢に大きな差が出ていたと思う。自分らのペースでやりすぎてしまった。チームとして軸がぶれてしまっていたかもしれない。しかし、今日の敗戦はプラスにとらえる。残り2試合しかないので、泥臭くてでもいいから勝ちに行く。相手のビデオを見て、勝ちにこだわる姿勢、技術よりも心の強さ、一致団結して、次戦に向かいたい。このリーグを通して、1勝を積み重ねることの難しさを感じている。相手は調子が良い。1点差でもいいから勝ちにいきたい」

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