◇平成26年度関西学生秋季リーグ戦第1節対大経大◇9月7日◇家原大池体育館◇

【前半】関大13-8大経大
【後半】関大12-9大経大
【試合終了】関大25-17大経大

 西カレが終わってから関東の強豪校と練習試合を組み、自信をつけた選手たち。「秋リーグは完全優勝が目標」(岡本主将)。負けられない戦いが幕を開ける。初戦の相手は大経大。今後の試合につなげるという点でも大切な試合となる。

 序盤から試合の主導権を握った関大は、相手にダブルスコアをつけリードする。相手のミスから一気に持ち返り、橋本がバウンドパスを送り、最後は白井が左サイドからシュートを放った。その後、相手のポストシュートなどで3点を失うも、右サイドからあがってきた金内が相手の隙を狙ってゴールする。終了間際に関大がタイムを取ると、しっかり足を動かし、竹安のロングシュートを決めた。さらに、橋本が相手ボールをカットし、長谷がサイドからゴールを放った。13-8で前半を折り返した。

 「自分たちペースでできたのが良かった」(岡本主将)。GK・清水のナイスセーブとワンマン速攻で相手以上に得点し、果敢に攻めていく関大。そして、相手にボールが渡って一気に走られても、橋本がカットに入るなど、隙を与えない攻撃を展開していく。竹安が高さのあるシュートを決めたところで相手が一度間を置く。この動きに関大ベンチは盛り上がりを見せる。長谷のパスから橋本が回り込んでシュートを狙うも、相手GKに阻まれ、また、シュートミスもあり、点差をぐっと縮められる。しかし、15分に田辺が走りながら金内にパスを出し、そのスピードのままで左サイドから強烈なシュートを放つと、白井も鋭いシュートを打ち込み、勢いをもたらす。ここから3連続得点、そして相手の反則から得た7mスローで確実に点数を重ねていき、25-17で大経大を破った。

 相手の追い上げにもひるむことなく攻撃し続けた関大。開幕戦を勝利で収めた。次戦は春リーグで1点差で敗戦した近大が相手となる。「借りは返さないといけない」と岡本主将。徹底したディフェンスで相手を迎え撃つ。【吉田佳奈】


▼中川監督
「西カレが終わってからは基本をやっていた。GKが西日本同様止めてくれていた。というのもディフェンスが粘っているからこそのプレーだと思う。試合前は、かたくなってミスも出るが、そこから戻って何とかしようという感じ。大経大はディフェンスがすごく良かった。当たりがうまい。前半はよくGKが止めてくれていた。また、要所で白井が決めてくれていたのも良かった。ハーフでは、ディフェンスが粘っていて8点抑えられている。しかし、点数は取れていないと話していた。後半はばたばたしてしまった。相手の退場に畳み掛けるようにいけたらいいなと思っていた。流れは最後の方は良かった。粘っていた分こっちに流れがきたのかなと思う。ミスした後でもしっかり戻って気持ちを出していけたのは良かった。相手のプレス気味の高いディフェンスをしかれていたのが原因でもあると思うが、課題はノーマークシュート。(近大戦は)シュートを決めること。春は1点差で負けた相手。一人一人が気持ち出していきたい。今日勝ったことをよしとするのではなく、次に生かして頑張っていきたい。秋リーグはもちろん優勝」

▼岡本主将
「西カレの後は東京遠征をして、早稲田や明治などのトップクラスの大学と練習試合をさせてもらった。練習試合では負けてしまったが、ツメの甘さがあった。組織としての課題。自信もつけることができた。リーグに向けて優勝しかないという気持ちだった。スタメンの向上、チームとしての底上げ、40人全員で上手くなろうという感じ。東京遠征では、東は個人の能力が高く、フィジカル面などで頭一つ抜けている。組織として戦うという強みにつけられたかなと思う。フィジカルぎりぎりのせめぎ合い、判断力を研ぎ澄ませたかなと思う。初戦なのでお互いのデータはない分、かたくなってしまうことはわかっていた。余裕を持ってやってしまうとつけこまれてしまうので、100%でやった。相手はインカレの出場権を得られるかどうかの大切な秋季リーグになっているので、一つも落とせない状況。必死になってやってくると思うので、強い気持ちで挑もうと思っていた。大経大は親交のある大学。お互い知った中ではあるが、高いディフェンスをしいてきて、フィジカル面でも素晴らしいチーム。試合では、関大がリードしていても追い上げられてしまうというのがあったが、ラストの後半で点差ひらいていけたのは、今までにない戦いだった。前半を終えて5点差だったが、ないものとしてとらえていた。後半は立ち上がりを意識して、守って速攻。相手が食らいついてきたが、自分たちペースでできたのが良かった。GK・清水の安定した守りからサイドの白井などの飛び出しが速くて、そこで加点していけたのが良かった。課題は流れが止まってしまうこと。ただ、30分間同じように戦うのは難しいが、ほっとしてしまう時間帯が出てしまう。(今日の試合は)初戦どう勝つか、大切な一戦だった。納得できない部分もあるが、ここから優勝に向けて上り調子にしていければ、納得のいくリーグになると思う。そう考えると出だしとしては納得のいく内容だったと思う。(近大に向けて)春1点差で負けた相手。借りは返さないといけない。ワンマンがしっかりしていて組織もしっかりしている。徹底したディフェンスをしきつめて、近大・大本にいかせないようにしたい。秋リーグは完全優勝が目標。一つも落とさない。目標を達成するためにも負けは許されない。近大以外にも大体大も。前半のうちにペースをつかんで快勝していきたい」

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