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◇平成26年度関西学生秋季リーグ戦第6節対大体大◇10月18日◇大阪大学体育館◇

【前半】関大10―12大体大
【後半】関大14―15大体大
【試合終了】関大24―27大体大

 秋季リーグ戦をここまで全勝で勝ち進み、勢いに乗る関大。今節対するは、同じく全勝中の宿敵•大体大だ。春季リーグ戦、7月の西カレともに苦杯をなめた相手。しかし、西カレでは延長戦までもつれ込むも惜敗と大熱戦を繰り広げただけにリベンジに燃える。台風の影響で試合が延びたが、「優勝するぞという気持ちで充実した練習ができたと思う」(岡本主将)。気持ちの部分で難しさもあったが、それをはねのけ自信を持って試合当日を迎えた。

 試合前から応援が飛び交い、両チームから「絶対優勝!」の声が会場に響き渡る。大体大ボールで大一番が幕を開けた。

 立ち上がりは、開始1分に橋本からのパスを受けた田辺がサイドからシュートを決める。相手がゴールミスをする中、パスを回し、相手ディフェンスをうかがうと、長谷が左サイドから得点を挙げた。連続ポイントからさらに、橋本が鋭いシュートを放ち、応援も盛り上がる。大体大から先手をうった関大であったが、ここからシュートミスが続いてしまい、追加点を奪えない。この時間帯に大体大が点数を重ねられ、同点。そしてリードされる展開になった。その中でも関大ディフェンスは相手の動きをしっかり止め、流れのある攻撃を続けさせなかった。

 12分間の苦しい時間があったものの、前半15分から白井、橋本、森、竹安が次々とネットを揺らし、1点差に持ち込む。GK•清水も体を張ったプレーでチームを盛り立てた。終盤は大体大に連続得点を挙げられ、4点差とされるが、相手が2分退場で1人少ない時間に竹安、長谷のシュートで10―12として前半を終える。

 「まだまだやりたいことが抑えられていてできていない」(岡本主将)。攻撃力の高い相手を12点の失点で抑えられたが、10得点とオフェンス面での奮起に期待がかかった。

 後半は一進一退の攻防が続く。前半の点差である2点が埋まらないまま、点差を広げさせないままに時間が進む。しかし、ワンマン速攻や7mスローの得点のチャンスを逃し、また、相手の好守にも阻まれ、思うようなプレーができずにいた。試合時間を15分残して、均衡を破ったのは大体大だった。関大ディフェンス陣を振り切りシュートを決めると、速い攻撃を仕掛けられ、19―24と差を一気につけられてしまう。関大は20分にタイムを要求したものの、シュートが決まらない。しかし、相手のシュートを一度はじき、そのこぼれ球で再びゴールを狙う大体大をGK•清水が阻止する。すると、パスミスから田辺が走り、シュートを決め、残り2分で関大が猛追する。しかし、追い上げかなわず、24-27と悔しい敗戦となった。

 この敗戦で関大の優勝が消滅。「優勝したかった」と岡本主将は悔しさをにじませた。春リーグ、西カレ、そして秋リーグと大体大に勝利とはならなかったが、11月に行われるインカレの組み合わせ抽選の結果から、2回戦で対戦することが決定。因縁の相手との再戦に向けて、今節で見つかった課題を克服し、宿敵撃破を目指す。

 そして、次戦はいよいよ秋季リーグ戦最終節を迎える。「今まで全勝できたのに、今日の影響を受けて、その反動で簡単に負けてしまってはいけない」(岡本主将)。最終戦勝利を飾り、インカレにつなげていきたい。【吉田佳奈】

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▼中川監督
「月曜日(13日)にやりたかったが、チームの雰囲気は悪くなかった。勝ちたかった。自分たちはチャレンジャーなのに何も成し遂げられてない。受けに回ってしまったのが情けない。前半はシュートを外しすぎた。相手のうまさというよりかは、こっちが下手くそ。点が取れていない。ディフェンスはある程度できていた結果12点で抑えられた。点数をとっていかないといけない。大体大は強かった。相手のGKやポストの子はあまり試合に出ていなくてその人たちの気迫にこっちは負けてしまったと思う。ディフェンスが絞れなかった。1本1本とるしかないという感じだった。情けない。チームの未熟さ、特に4回生。(大体大とは)勝ち進むと2回戦であたる。それに向けて必死になるしかない。シュートを決められるようにする。明日は今日の敗戦を引きずるか1カ月後のためにすべきことをちゃんと分かっているかどうか。きっと大丈夫だと思う。信じている」

▼岡本主将
「体大戦に向けて気持ちがあがってる中での台風による順延で間が空いてしまったが、優勝が狙える試合だったので、士気高く練習していた。月曜日に試合をする気だったので、なかなか締まらない部分もあった。監督からも気持ちが緩んでいると言われ、そこからは気持ちを一つにして練習していた。優勝するぞという気持ちで充実した練習ができたかなとは思う。前半は立ち上がりが良くて、このままいってくれたらなと思っていたが、相手のディフェンスが想像以上にしっかりしてきていた。それで足が止まってしまったかなという印象。2点ビハインドで両者のせめぎ合い。どっちに転んでもおかしくなかったが、迷いがあったかなと思う。乗り切れない感じだった。得点力の高い体大に対してディフェンスがしっかりしていた。しかし、10点しか取れていない。相手のディフェンスも良かった。相手は正GKじゃなかった。その中で今日は止められた。層の厚さを感じた。すごかったの一言。ハーフではまだまだやりたいことが抑えられていてできていない。ディフェンスは良かったので継続していくこと、オフェンスはやりたいオフェンスをやっていけるようにと話していた。2点の差はあったが、勝機はあると思っていた。後半の序盤は耐えていたし、みんな気持ちをもってやってくれていた。勝負どきに相手にノーマークでいかせてしまったりと気持ちが切れてしまったかなという感じ。優勝したかったので逃してしまって悔しい。西日本で対戦して体大との差はあと一歩だと思っていた。今回は納得のいく練習ができていただけに、1本の大きさを痛感した。4回生の意識のところ、一人の人間としての責任感などが体大との差になったと思う。インカレでどういう振る舞いをするのか、一から考え直していきたい。明日は優勝を決めて気持ちの良い状態で臨みたかった。しかし、明日は明日。今まで全勝できたのに、今日の影響を受けて、その反動で簡単に負けてしまってはいけない。今の状態を受け止めて、普通にやれば負ける相手ではない。やり切ることに意味があると思う。残った試合を取りにいく。圧倒的な点差で勝ちたい」

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