◇関西学生春季リーグ最終節対大体大◇5月17日◇京産大体育館◇

「もう一度ゼロからのスタートとして、基本的なことから見直したい」。試合後、佐野主将は悔しい表情を浮かべた。上位進出を目指して臨んだ最終節対大体大。9-33と大敗を喫し、強豪との壁を痛感する結果となった。
前半、関大は今リーグを通しての課題であった出だしの悪さを克服。格上の相手に対しても果敢な攻めを見せ、ついに2分、淨慶のパスから釣が先制点を奪う。さらに瀧川が巧みなシュートで3得点を決め関大は勢いづいたかに見えた。
しかし13分。大体大から痛烈なシュートを決められるとそこから一挙に11点を献上してしまう。相手の強固なディフェンスにも阻まれ、中盤からは無得点のまま前半を折り返した。
5-17で迎えた後半。関大は淨慶・白井らが懸命にシュートを放つものの、浮上のきっかけを見いだすことができない。相手ペースのまま点差は開き、9-33で試合終了。
上位進出は叶わず、4位で春季リーグを終えた。
「勝つ気持ちが見えなかった」(寺内監督)。今季の集大成となった最終節。チーム力で戦う〝関大らしさ〟を発揮すべく臨んだはずだった。しかし、見せつけられたものは点差以上に開いた大きな差。「壁が大きいからこそ、自分たちだからできると信じてやっていきたい」(佐野主将)。この悔しさを次へと繋げるべく、チームは結束力を増し次の舞台に挑む。
▼寺内監督
「相手に向かっていく気持ちがないように見えた。完敗。練習で意識しているところが低い。選手の中の不合格と合格の基準が甘くて、それが試合に出た。全部が甘い。ダメなところが分析できてはいるが、それをどう変えるかができていなかった。たとえ雰囲気を壊しても、もっとシビアになることが必要。反省をして次のプラスαにして欲しい。(次の目標は)関関戦。今日みたいなゲームだったら負ける。今は相手への勝負でなくまず自分に負けているから、根本的に見つめ直さないといけない」
▼佐野主将
「攻撃の得点力がないのにセットに持ち込まれてしまい、流れに持って行けなかった。根本的な一対一の体力がなかった。もっと自分たちの中での厳しさが必要。リーグを通してなかなか関大としての結果が出せなくて、自分たちを見つけられない状況だった。かなり悔しい。(でも)マイナスでやっていくのではなく、切り替えていきたい。厳しい練習が必要」
【春季リーグ女子1部順位】 【前半】
1位 大阪教育大学 関大5―17大体大
2位 大阪体育大学 【後半】
3位 武庫川女子大学 関大4―16大体大
4位 関西大学
5位 天理大学 【試合終了】
6位 立命館大学 関大9―33大体大
7位 京都教育大学
8位 龍谷大学


