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◇平成26年度全日本学生選手権大会3回戦対筑波大◇11月24日◇岐阜メモリアルセンター◇

【前半】関大11-14筑波大
【後半】関大11-16筑波大
【試合終了】関大22-30筑波大

 昨日行われた2回戦・日女体大との試合を制し、3年ぶりのベスト8に進んだ関大。この勢いのままに創部初のインカレベスト4進出に挑む。スタンドには男子部員も駆けつけ、盛大な応援で後押し。選手一丸となって勝負の舞台に挑んだ。

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 今日の相手は関東の強豪・筑波大。前半から果敢に攻め、勢いに乗りたい関大であったが、相手のディフェンス陣をなかなか打ち破ることができない。「緊張で足が動いていなかった」(前田主将)。パスはつながるもののシュートの形に持っていけず、得点を挙げることができない。また、GK・清水も必死のセーブでチームに奮起を求めるも、いつものリズムを取り戻せない。前半15分過ぎまでに3-9と点差を広げられてしまったところで、関大がすかさずタイムアウトを取った。寺内監督は「自信を持って、強気でいってこい」と選手を鼓舞。今大会はけがで出場することができない太刀川も選手の視点でアドバイスを送る。選手全員で一体となって反撃を目指す。

 試合再開後、エース・古賀が中心となって攻撃を組み立てる。右サイドから4年生・小野が難しい体勢からゴールを決め、反撃ののろしを上げる。ここから関大セブンの追い上げが始まった。前田主将がキーパーとの1対1を冷静に決めるなど驚異の5連続ポイント。ベンチ、スタンドともに大歓声に包まれる。一気に2点差まで追い詰める。しかし、その後は、警告退場などもあり、なかなか追いつくことができない。リードされたまま、前半終了間際に突入する。確実に得点を挙げ、点差を縮めたい関大が攻める。残り10秒で、古賀が見事にシュートを決め、11-14で前半を折り返した。

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 チームの目標であるインカレベスト4まであと1勝。反撃の糸口をつかんだ前半、逆転に勝利に向け、勝負の後半が始まる。開始早々、前田がポストシュートを決め、幸先の良いスタートを切る。しかし、早く追いつきたい関大の思いとは裏腹に相手が次々と得点を決め、試合の主導権を渡さない。焦りからミスも増え、パスがつながらない。関大は10分近く得点を挙げることができなかったが、それを打ち破ったのが再び小野。そのゴールで再び関大セブンが輝きを取り戻す。古賀と片山が積極的なプレーを見せ、攻撃陣を引っ張る。また、GK・波多野も変わって入った直後に好セーブを見せ、チームを盛り上げる。最後の最後まで勝利に向けて走り続け、意地を見せた関大セブン。しかし、ベスト4の壁を打ち破ることはできず、悔しい敗戦を喫した。

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 試合後、選手たちは泣き崩れた。寺内監督は「悔しい。でも本当に良いチーム。4年生が中心となって頑張ってくれた」と選手たちを称えた。惜しくも目標の舞台には立つことができなかったが、今年のチームは3年ぶりにインカレベスト8、夏に行われた西カレでは創部初の準優勝という結果を収めた。来季も今のメンバーが多く残る。前田主将は「人数は少なくなるけど、一体となって今年以上の成績を残してほしい」と後輩に思いを託した。今日流した涙と悔しさを胸に秘め、来年函館の舞台で借りを返す。【高橋良輔】

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▼寺内監督
「本当に悔しい。ベスト4は目標だったし、勝ちたかった。GK・清水、変わって入った波多野も良く止めてくれた。攻撃面はやっぱり古賀と片山。いつになく積極的で体を張ったプレーをしてくれた。でも、ディフェンス面はまだまだ。これからの課題。主将の前田も精一杯やってくれた。(試合序盤は)緊張もあって最初はがちがち。良く持ち返してくれた。太刀川がけがで出られなかったけど、選手の目線でアドバイスをしてくれていた。信頼しているし、役割を果たしてくれたと思う。自分はメンタル面しか言ってない。自信を持って、強気で行って来いという感じ。守り切ればいける展開だと思っていたが、残念な結果に終わった。(今年のチームを振り返って)主将の前田が本当に一人一人のことを思って、気持ちを組み込んで、声を聞いてまとめ上げてくれたと思う。他にも、まとめるために4年生であまり試合に出ない子も頑張ってくれた。そういう子の頑張りが今のチームにつながったと思う。本当に良いチーム。自分は何もしてない。(今後に向けて)今日の試合は勝つ可能性がゼロではなかった。チャンスもあったし、そこをものにできるチームにしていかないといけない。次のステップを目指して、日々の繰り返しを甘えることなくもう一段引き締めていかないといけない。来年、インカレの舞台でやり返したい。それが4年生への恩返しになると思う」

▼前田主将
「序盤に点数が開いてしまったけど、そのままではなくて、点差を詰められたのは良かった。その状況の中で簡単なミスをしてしまって流れをもっていかれた。少しのことだけどその積み重ねがこの結果なったと思う。序盤は緊張もあって、足が動いていなかった。そこを修正して速攻などにつなげられたことで点差を詰められた。点数が開いてもあきらめずにベンチ、コートの中でも声を出すことができたのは良かった。負けてしまって悔しいけど、この舞台でこのチームで楽しくハンドができたのは本当に良かった。4年生である同期が多くて、まとまりにくいこともあったけど、チームとして一つなって戦うことができた。春リーグは結果が出せなくて落ち込んだけど、西カレでは2位。自信をもって臨んだ秋リーグでは4位と波があった。試合の中でも波があったのでそこを直していけたらもっと良い成績を残せたと思う。でも、大きい大会で成績を残せた。インカレでベスト4に残ることはできなかったけど、3年ぶりにベスト8までこられた。来年は今、試合に出ている子が多く残るのでまだまだ上にいけると思うし、常に勝てるチームにしてほしい。人数は少なくなるけど、一体となって、今年以上の成績を残せるように頑張ってもらいたい」

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