◇関西学生春季リーグ一部入れ替え戦対京大◇6月13日◇舞洲ホッケー場◇

                      関大5―1京大
                        一部昇格

 試合終了を告げるホイッスルが鳴り響く。その瞬間、選手たちは一斉に駆け寄り、喜びを爆発させた。「うれしすぎます」と満面の笑みを浮かべる小野主将)。念願の一部昇格を果たした瞬間だった。
 今年は有力新人が加わり、戦力がさらに向上。彼らの存在は上級生を刺激し、チーム内によい競争が生まれた。
 春季リーグでは第1節、2節を完封勝利で飾り、幸先のよいスタートを切った。第3節には昨年二部1位の神大と対戦。序盤に先制され、今リーグ初失点を許してしまう。しかし、前半終了間際にFB藤川がゴールを決め、貴重な1点を奪う。さらに2点を追加し、大金星をあげた。翌日の羽衣大戦でも勝利を収め、二部優勝を果たす。長年、手の届かなかった一部まであと一戦。選手たちの結束ははさらに強まった。
 そして迎えた入れ替え戦。対するは一部7位の京大だ。勝てば悲願の一部へ、負ければ二部残留。「僕らしかいない。二部を代表して戦う」(小野)。運命を分ける一戦が始まった。開始6分、MF平井(政創1)からの絶妙なパスをFW福嶋がゴールに叩き込む。「1点入ったら楽になる。その時の爆発力がすごい」(小野)。さらに、FW梶本の活躍が光り、得点を重ねる。後半にも追加点を奪い、5―1。格上相手に大差をつけ勝利を収める。そして、12年ぶりとなる一部への復活を果たした。
 チーム一丸となり、新しい歴史を刻んだホッケー部。その中心となったのが、妥協を許さない小野主将だ。その強い信念は部員たちにも浸透。見事、悲願達成へとチームを導いた。「彼のキャプテンシーはすごい。ここ4、5年で一番」と樽井監督も太鼓判を押す。さらなるレベルアップを誓う関大ホッケー部。一部のフィールドでも大暴れするに違いない。

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