◇関西選手権準決勝対同大◇6月7日◇高槻キャンパスアイスアリーナ◇
準々決勝の龍大戦では、勝利は収めたものの、立ち上がりの悪さを露呈した関大。準決勝で対するは強豪・同大。5月に5回行った練習試合では、3勝1敗1分と勝ち越している相手だ。関西選手権2連覇へ弾みをつけるべく、同大戦へ挑んだ。
第1P(ピリオド)開始3分、同大にいきなり先制点を許す。同大のシュートをセーブするため右に倒れたGK高野。だが体勢を戻せないうちに、そのこぼれ球を左隅に入れられてしまった。しかし、負けじと関大もゴールを狙う。すると直後の5分、FW後藤からパスを受けたFW秋丸がゴール。1-1とゲームを振り出しに戻す。
だがその後、ペナルティを続出してしまう関大。10分にキルプレイ中をつかれ同大に追加点を奪われた。14分には同大ゴール前でのフェイスオフから押し込まれ、1-3。同大に常に先手を取られ、2点ものリードを許し、第1Pを終えた。
なんとしても同点に追いつきたい第2P。しかし、焦れば焦るほど攻撃はかみ合わず、ゴールを奪えない。7分には、FW松本を起点に同大ゴールを再三脅かすものの、1点が遠く、第2Pを0-0で終える。最終Pにすべてを懸けた。
開始から怒とうの攻撃を仕掛ける関大。しかしどのシュートもわずかに外れ、枠を捉えることができない。しかし迎えた9分、CF大迫からのパスを受けたFW宮久保がゴール左隅に浮き球シュート。2-3と差を縮める。17分には、ゴール前のパス回しから松本が起死回生の同点ゴール。ついに同点に追いついた。18分から関大はパワープレイだったが、逆転弾を奪うことはできず、勝負の行方はPS(ペナルティショット)へ持ち込まれた。
関大のGKはU-18日本代表経験を持つ1年生の畑。だが同大のFW菅原にきっちり決められてしまう。関大の1人目は1年生のFW吉田。パックを持ちすぎ相手GKに押さえこまれる。PS・0-1となり、関大の2連覇への夢はついえた。
3位決定戦への進出が決まった関大。「最後まできっちり戦う」(鈴木コーチ)。この敗戦を糧に、春の最後の公式戦を白星で飾る。
▼鈴木コーチ「完敗です。練習試合では勝ってたけど、それが勝負の世界。今日が硬かったし、相手に当たっていく姿勢は評価できるけど、ペナルティも多かった。先行的にいけなかったのがダメだった。まだまだ考えたプレーができていない選手が多い。ゲームの流れが読めていないし、1年生は本能のまま動いている。(3位決定戦は)3位も4位もあまり関係ないけど、最後まできっちりやりたい」
▼高崎主将「1P立ち上がりから流れをつかめず、3失点してしまったのがすべてだった。早い時間に失点しまって、2P焦って追加点が奪えなかった。でも3Pに追いついたのは収穫だと思う。(ペナルティが多かったことに関しては)闘志むき出しなのはいいことだけど、チームに迷惑がかかるのだから、頭は冷静にしてなきゃいけない。(3位決定戦は)相手が代わってもうちのプレーをするだけ。春の公式戦をしっかり締めくくりたい」


