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◇第63回関西大学・関西学院大学定期戦CHRISTMASCUP◇12月20日◇神戸市立ポートアイランドスポーツセンター◇

【第1P】関大2-0関学大
【第2P】関大3-1関学大
【第3P】関大0-1関学大
【試合終了】関大5-2関学大

 今年で63回目を迎える関西大学と関西学院大学の定期戦。ジュニアや両校のOBによる試合も行われ、各世代で白熱した戦いを見せた。最後は、現役選手による対決。試合開始前のセレモニーでは、選手たちにたくさんのプレゼントが投げ込まれた。また、スタンドには両学の応援団が駆けつけ、様々なパフォーマンスを披露。いつになく大きな盛り上がりを見せる中、ブザーの音が響き渡り試合がスタートした。
 
 試合が始まるとイベントムードは一変し、激しい試合となる。年明けに行われるインカレで日本一を目指す関大にとっては数少ない実戦の場。内容のともなった試合で弾みをつけたいところだが、試合開始からパスがつながらない。いつもの連動した動きが影を潜める。逆に、ゴール付近でのパスミスや一瞬の隙を突かれるなど何度もゴールを脅かされる。しかし、GK・人見が好セーブを連発。会場からも歓声があがるほどのスーパーセーブを披露した。なかなかリズムに乗れない中、第1P(ピリオド)11分。味方の早いパス回しから最後はFW・晒谷凌がシュートを放ち、見事にゴールネットを揺らす。この日が誕生日だった晒谷凌のバースデー弾で関大が先制に成功する。鈴木コーチが「得点で流れを変えれた」と振り返ったようにここから関大自慢の攻撃陣が目を覚ます。幾度となく相手ゴールに襲い掛かる。そして、第1P終了間際。ブルーライン付近からDF土居がスティックを振り抜く。これがゴールネットに突き刺さり、追加点。本人もガッツポーズで喜びを爆発させ、超ロングシュートに会場も湧いた。

 第1P後半から完全にリズムを取り戻した関大は、パックを完全に支配し、相手を圧倒する。第2PではGKを外し、6人態勢で攻撃をするなどインカレを見据えた戦術の確認も行われた。そして、なんといっても今日は晒谷凌が絶好調。パス回しの起点となり攻撃陣をけん引し、3得点を挙げる活躍だった。同じく今日が誕生日のDF晒谷和との息のあったプレーも随所に光った。

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5-0と相手の息の根を止めるホッケーを見せつける。しかし、関学大の意地の猛攻を弾き返すことができず、ここから2失点。インカレに向けて課題も見つかる試合となった。とはいえ、トータルシュート数71-19が示すように相手を寄せ付けない試合で勝利した。

 関大の試合はこれまでほとんど練習場所として使用する関大アイスアリーナで行われてきた。試合後、館田主将は「リンクなどいつもと違った環境だったので良いプレーが出来ていなかった。インカレの前に良い経験をさせてもらった」と振り返った。年明けすぐに始まるインカレ。関西王者として残り少ない期間でより良いチームに仕上げる。すべては関西初の日本一のために。全員ホッケーで歴史に名を刻む。【高橋良輔】

▼鈴木コーチ
「今日はインカレを見据えて試合に挑んだ。1回戦は1セットが15分なので少ない時間で得点を取ることを意識した。途中、得点でリズムを変えたのは良かったが、失点してからのプレーが課題。(失点すると)リズムが悪くなるのは仕方ないので、それを変えるようなプレーが出来るかがこれから鍵になってくる。判断やレシーブも課題。ゴール前にしつこく向かっていたのは良かった。貪欲にできていた。(インカレに向けて)一つ一つ大事に戦っていく。1プレー1プレーに集中すること。関西初の頂点を狙っていきたい」

▼館田主将
「リンクや環境、空気が違った中で良いプレーが出来ていなかった。1人1人が関大のリンクに慣れていて、会場が変わることによる違いに対応しきれていなかった。もちろんインカレも違うリンクで行われる。今日、経験させてもらったのは良かったと思う。3Pは崩れてしまってチームの弱さが出てしまった。3点目のキーパーが見えない位置からの得点は良かったと思う。(インカレに向けて)優勝することが目標。勝負なので1試合1試合が大事になる。全員ホッケーでつかみ取りたい」

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