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◇第87回日本学生氷上競技選手権大会3回戦立命大◇1月7日◇柳町アイスホッケー場◇

【第1P】関大2-1立命大
【第2P】関大0-0立命大
【第3P】関大1-0立命大
【試合終了】関大3-0立命大

2回戦では慶大に完勝し、波に乗った関大。日本製紙アイスアリーナから柳町アイスホッケー場に会場を移し、3回戦が行われる。ベスト4を懸けた相手は立命大。「相手も関大を食ってやろうという気持ちがあった」(館田主将)。トーナメントならではの緊張感の中、試合が始まった。

 リーグでは常に首位に立っていた関大だったが、試合開始10秒に一瞬の隙を突かれ、パスをカットされてしまう。そのまま流れるように先制され、「不要な失点」(鈴木コーチ)。出鼻をくじかれたものの、中盤に相手の反則退場によるパワープレーで数的優位に立った。完全にパックを支配すると、FW晒谷凌のアシストから最後はFW斉藤が押し込んで同点に追いつく。勢いそのままに、2点目はロングシュートを相手GKに弾かれ、跳ね返ったパックを勢いよくシュートした瀬戸。両手を突き上げ、喜びを表した。

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 このまま得点を重ねたいところだったが、相手GKの堅守も光って得点を重ねられない。FW館田が運んだパックをスティックを大きく振りかぶったFW浪岡がシュートを放つも、ゴールネットを揺らすことはできずに第3Pへ移る。

 最終Pも多くの選手がシュートを放つも、ペナルティーで5人がそろう時間が短く、うまくシュートを決めることができない。残り1分41秒のパワープレーでは、パスを回して立命大DFをほんろう。試合終了が近づくなか、ゴール前でフリーで待ち構えていたFW馬渕にパスが渡る。GKと1対1の攻防が続き、残り1秒。ついに3点目のシュートが決まる。劇的なゴールに会場には歓声が響いた。

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 パワープレーでの得点スタイルを確立し、次戦につながる試合となった。準決勝の相手は東洋大。負けられない戦いが続く。【笠井奈緒】

▼鈴木コーチ
「リーグと違い、一発勝負なので向こうも気合いを入れてくることは分かっていた。簡単には勝てないと選手には話していた。(1日2試合は)例年よりくじ運に恵まれたと思う。スタミナはそれほど削られていなかった。日本製紙アイスアリーナよりも今回の会場は氷の状態が良くなかった。立命大は2回戦もここだったので調整できたのかもしれないが、言い訳になってしまう。立命大の選手も走れていたと思う。(開始10秒の失点について)立ち上がりはリズムを作るまでは大きくさばくように指示はしていたが、パスばかりしてしまってカットされてしまった。ターンオーバーからの不用意な失点。時間はまだ残っていた。キルプレーは良かった。試合終盤のパワープレーはわざとシュートを打たせなかった。正直、こんなタイトな展開になるとは思っていなかった。インカレは特別な大会。1年を通して準備しているし、4年生は最後の大会。感情がいきすぎていつもと違うことをしてしまうのかもしれない。(準決勝の東洋大は)うちと同じシステムもある。1点が勝負の展開になると思う。2年前は勝ったが、簡単に勝てる相手ではない。ビデオを撮らせているので、明日までになんとか仕上げたい。今日で1プレーの大事さがわかったと思う。継続して勢いを持続させる。まずはリズムができるまでパックを支配すること」

▼館田主将
「関西が相手だが、簡単には勝てないとコーチから言われていたし、ハプニングもあった。トーナメントは一発勝負なのでリーグとは違う。相手も関大を食ってやろうという気持ちがあった。最初の5分と終わりの5分は気をつけないといけないのに、中にパスをつないでカウンターを食らった。取られた時はみんな焦ったしベンチもばたばたしていたが、まだ19分以上あるので立て直そうという気持ちだった。もっとガッツを出して、ハングリーにいこうと選手に言った。釧路は地元の人もいるし、応援もあったので心強かった。最後は時間を使ってゴール前ノーマークに持ち込み決めた。残り少ないのでリスクがあるプレーは要らない。完璧だった。次につながるプレーだった。ミスもあったけど、みんな体張って守ろうという気持ちは出ていた。5対5でしっかりとプレーできていたパワープレーで得点できたのは収穫。ビデオで明日に向けて確認したい。始めと終わりの5分に気をつけること、時間を気にして動く。ターンオーバー。しないこととシステムの徹底が必要。次もいつも通り声を出して頑張りたい」

▼残り1秒でシュートを決めた馬渕
「前の試合が朝だったので疲れもあったが、気持ちの面で乗り切った。今日の試合ではコーチの言うことを忠実に聞けたことやしっかりとパックに食らい付いていくことができたのは、自分としても頑張れたところだと思う。また、細かいミスなどを丁寧にやって減らしていけるようにしていきたい。最後の得点については、パックを渡すなといわれていたので、それをしっかりと頭に入れながら、チャンスの時に打てたので良かった。次の試合では、最初からガツガツ行ってスコアに絡んでいきたい」

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