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◇第87回日本学生氷上競技選手権大会◇1月9日◇日本製紙アイスアリーナ◇

【第1P】関大2ー1中央大
【第2P】関大0ー1中央大
【第3P】関大1ー3中央大
【試合終了】関大3-5中央大

 4日間に及んだインカレもいよいよ最終戦。目標としていた決勝の舞台へは進むことはできなかったが、「4回生にメダルをかけてあげたい」(晒谷和副将)。何としても勝って、4年生の引退試合を勝利で飾りたい。

 流れをつかみたい関大は開始早々から相手ゴールに迫る。中央大の反則によるアドバンテージのなか、6人攻撃でゴールするも、惜しくもノーゴールとなる。しかし、その後も集中力を切らさず、DF佐藤のアシストからFW館田主将が先制点を挙げる。7分には館田がゴール裏から跳ね返ったパックをそのままシュート。スティックを振りぬき、放ったパックはゴールネットを揺らし、追加点となった。中央大に攻め込まれても、ディフェンス陣が体を張ってシュートを防いで無失点に抑える。このまま第2Pに向かうかと思われたが、残り37秒、1点を返されてしまう。
 
 第2PはFW浪岡やFW斎藤が積極的に相手ゴールに迫るも、点を挙げることはできない。

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残り9分にはサイドでパックを奪われてしまい、そのまま失点。同点に追いつかれる。残り6分30秒にはFW山﨑がシュートするも、惜しくも枠の上を抜けた。同点のまま、最終Pへ移る。

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 先に得点がほしい状況だったが、中央大に3連続失点。リードを広げられてしまう。それでも残り32秒、FW馬渕のアシストから斎藤が得点。3点目を決めた。そのまま得点は動かないまま試合終了。3-5で敗北した。

 昨年と同じ4位という結果に、「スタミナと一人一人の努力が足りなかった」(館田主将)。創部初のインカレ優勝を果たすため、課題克服に励む。【笠井奈緒】

▼鈴木コーチ
「関大のシステムを再確認させて、システムプレーを出せるようにセットのコミュニケーションを促した。最後まで3位を狙うように言った。(ビデオミーティングでは)中央大のパワープレーとキルプレーの特徴を見せて対策を練った。5対5になったときに関大のプレーを60㌫くらいは出せるようにと思っていた。第1P終了37秒前に入れられてしまった。リスクあるプレーで点数を取りにいってパスカットやルーズパックを取られた。今日はセットを2つで回していて、疲れていた部分もあった。最後は3つ回しにした。ゴール前でしつこくプレーし、1対1で勝ったときにゴールが生まれた。全体的には1対1は負けてパックを取られたのと、ターンオーバー。ここまでくるとターンオーバーですぐに失点につながる。今年は戦力は落ちたが、みんなで連動してやれば少々戦力が落ちてもトップを狙える。パワープレーのバリエーションが今日取れた部分もあった。トーナメントで5対5の中で点を取るのは厳しいので、我慢してペナルティをもらってパワープレーで点を取って逃げ切らないといけない。まずは個人のパワーアップ。1対1のバトルに勝つこと。3年の館田を主将に指名して、4年生がサポートして去年に匹敵するまとまりが出たと思う。陸上トレーニングで基礎体力をつけないといけない」

▼館田主将
「ビデオも見たし、夏に当たって去年も負けていたので、イメージはしていた。昨日負けてみんなのメンタルはどうかなと思っていたが、しっかり立て直してできていた。序盤は中央大の足が止まっていたので、そこにつけこんで立て続けに取れた。しかし、チャンスを決めきれずに同点にされた、2Pからは5試合目ということもあり、スタミナが無くなって足が止まってひっかけてペナルティを取られるという場面が多かった。しっかりマークしていれば問題はなかったが、コミュニケーション不足。次は4年生がチームの柱になれるように連動したホッケーをしたい。制度を良くすれば、どこの関東にも通じるとわかった。戦力ダウンしていたとはいえ、まだまだできた。1年生がいつも通りの力を出せなかった。ビッグゲームになるといつもの力が出ないということは、普段の練習のどこかで手を抜いているということ。メンタルが弱い。去年は上級生が試合に出ていたが、今年は1年生を起用せざるをえなかった。まだまだ自覚が足りない。自分たちがリーダーになってしっかりやらないといけなかった。4年生はこの1年間たくさん相談に乗ってくれ、協力してくれた。マネージャーにもサポートしてもらって、ありがたかった。今年はチームワークがいいと言われていたが、もっと良くして、セットでコミュニケーションを取らないといけない。3年生を中心に、キャプテン関係なくシステムを徹底してもっとガッツを出して、ハードワークをしないといけない。今年以上にシステムの制度を上げ、常に関東を意識してリーグ戦を戦う。スタミナと一人一人の努力が足りなかった。この悔しさをバネに意識が変わってくれれば良い。来年は1年生が入ってきてセットも変わると思う。コミュニケーションを取っていかないといけない。インカレはこういう大会だと伝えていかないといけない」

▼松田副将
「試合には主力としては出場できなかったが、4回生として常に声を出してベンチを盛り上げたり、チームをまとめることを頑張った。出場できないからと落ち込むのではなく、チームのためということを意識してきた。昨年(ベスト4)の悔しさを今年で晴らしたいという気持ちはあった。結果的に負けてはしまったが、チームとして最後まで諦めずに戦かうことができたから良かったと思う。(「4年間」を通して振り返って良かったことは?という質問に対して)練習を休まず、毎日1日1日を大切にして無駄にすることなく頑張ってこられてよかった。後輩たちには、今日の悔しい思いを胸に忘れることなく、常に意識してフィジカル面、技術面など今よりもっとレベルアップをして来年のインカレでは悔し涙より嬉し涙で終わってほしい」

▼晒谷和副将
「インカレに向けてというのを考える前に、リーグでは関学大と引き分けをしてしまったという失敗を振り返るのが大切だと思う。3回生が多くいる若いチームで失敗を経験できたというは良かったことだと思う。インカレに臨むチーム作りとして、失敗から学べるチームを作りたいと思ってやってきた。そして、実業団との王子製紙戦でいかに勝っていくことができるかというのが進化を見せるときだった。そして、実業団との戦いの中で、関大らしいプレーというのがわかってきた。そして、この試合では序盤に先制点を入れることができたということ。メンタルとして決勝に行きたかった、というのがあったので落ち込みもあったが、4回生にメダルをかけてあげたいという話をして、3回生として4回生に感謝の気持ちも持った試合にしたかった。メンタルでは勝てたが、関東との実力の差があった中で、1対1でのスキルやゴールスキルが足りない。ゴールの枠にどうしても入れることができない。練習量も十分だったと思うが全学年を巻き込んで、チームのために点を取る気持ち、前へ前へ出るという引き込む流れを自分が作りきれなかったのが反省すべきところだと思う。これからに向けては次に2回生になる選手をいかに引き込んでいくかと思う。また、主将はコーチ陣とコミュニケーションを多くしてチームへ貢献してくれると思うので、自分はいかにその主将がつけてくれた流れにチームをのせていくことだと思う。選手にしっかりとメンタルケアなど働きかけていきたい」

▼瀬戸
「(中央大は)毎年勝てていなかった。関大はタレントが揃っているわけではないので、まとまりあるチームで勝負できたらと思い、声をかけあったりしていた。最初に2点入って、流れを持っていきかけていたが、残り30秒近くになって取られてしまい、流れが止まった。(個人的には)3年間試合に出ていなかったが、諦めずやってきたつもり。今年は試合に出ることができ、後輩に『見てました』と言われ、今までやってきて良かったと思った。今年は主将が4年生から選ばれず、モチベーションを保つのが難しかった。自分たちが積極的に関わっていけたら良かった。1年生で入部したときは試合に出られない人は頑張らないチームだったが、今年は試合に出てない人の方がウェイトトレーニングとかをやったりしていてそこが好きだった。4年間変わらずにやることをやってきた。一人一人ウェイトが足りなかった。今の3年生は意識高くやってくれてるので、今年やってくれたみたいにしてくれれは良いチームになると思う。変わらずにやってほしい」

▼脇本
「今日で大学アイスホッケー部として最後というのもあったので勝って終わりたかったというのはあったし、昨年も4位で、しかも同じ中央大が相手だったので今年は成長した姿を見せることができなかったのが残念です。ただ、最後まで諦めずに戦えたこととチームワークがしっかりと取れていたということは良かった。後輩に私生活などでは指導したりすることはないが、リンクの上でプレーで(アイスホッケーに対する意気込みを)見せれるようにしていたつもりだ。ぜひとも後輩たちに伝わっていれば嬉しい。また、今年は3人しか4回生は抜けないので、いい意味で来年にも経験をつなげられると思う。ぜひとも頑張ってほしい」

▼MG増田・山本
「4年間を通して、同期(選手3人・マネージャー2人)でゆるい人ばかりでしっかりと引っ張っていく人がいなくて心配はないとは言えなかったが、最上級生になるとなんだかんだいっても引っ張ってくれるようになっていた。毎年、グループに分けれていたが、今年はそれがなかったように思う。自分たちとしてはそれを活かして勝ってくれればな、と思ってマネージャーとして試合に臨んだ。同期の3人に向けては、4年間お疲れ様ということとこれからの人生というステージをしっかりと関大アイスホッケー部での思い出を胸に頑張ってほしいと伝えた。後輩たちには、本当にアイスホッケーが好きでここにいて頑張っている子たちなので、日本一を目指して頑張っていってほしい。今の3回生の人数が多いので、そこの変わり目が大きくチームとして変化を起こすタイミングなので、この仲の良い流れを絶やさずに頑張ってほしい」

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