◇第82回全日本フィギュアスケート選手大会◇12月21~23日◇さいたまスーパーアリーナ◇

【男子】
2位  町田 樹 SP93.22(2位) FP183.82 合計277.04
4位  織田信成 SP77.72(5位) FP178.75 合計256.47
5位  髙橋大輔 SP82.57(4位) FP170.24 合計252.81
16位 山田耕新 SP49.89(19位)FP111.48 合計161.37
21位 吉野晃平 SP47.90(21位)FP88.24  合計136.14

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【女子】
14位 上野沙耶 SP54.27(12位)FP97.65  合計151.92
16位 細田采花 SP47.86(18位)FP103.38 合計151.24
17位 村元哉中 SP49.70(16位)FP92.09  合計141.79
22位 國分紫苑 SP45.16(23位)FP86.35  合計131.51

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  毎年熱い戦いが繰り広げられている全日本フィギュア。2月に開催されるソチ五輪への選考も兼ねている大会のため激戦は必至。例年より大きな会場に大勢の観客が詰め寄った。

初日に行われた男子SP。第2G最初の滑走となったのは、西日本選手権5位の吉野だ。最初のトリプルフリップは回転不足をとられてしまうが、きれいな着氷を見せた。3回転、2回転のコンビネーションもしっかりと成功。緩急のついたステップで会場は手拍子に包まれた。
  
今季のGPシリーズで出場した2大会ともに優勝、グランプリ(GP)ファイナルでは4位と好調の町田。曲が始まると、感情のこもった演技を見せる。冒頭の4回転、3回転のジャンプを鮮やかに成功させると、続くトリプルアクセル、トリプルルッツもきれいに決め、ノーミスの演技でショートを終える。終了後は、感情が溢れ、大きなガッツポーツを見せた。
  
カナダ大会3位、NHK杯では2位、GPファイナルでは3位と、出場した全ての大会で表彰台入りし、今季絶大なる安定感を見せる織田。最初の4回転は回りきれず、3回転になってしまう。しかし、柔らかい着氷で綺麗にトリプルアクセルを成功させると、3回転、2回転のコンビネーションをつけ、笑顔で切れのあるステップを踏む。しかし、点数が伸びず、表情を曇らせた。
 
織田の次の滑走となったのは、西日本選手権4位、関大スケート部の主将である山田。「雨に唄えば」のメロディにのせ、右手に傘を持っているような振りを随所に見せる。最初のトリプルフリップは、少しバランスを崩してしまうが、コンビの2回転はしっかり成功。ダブルアクセルを綺麗に決めると、右手拳を握り、ステップでも音楽を上手く表現した。「自分の演技を放送してもらい、関わって下さったたくさんの人に自分の演技を見てもらえた」と感謝の気持ちを表した。

羽生(ANA)の100点超えの点数に会場が沸くなか、髙橋の登場によって、それ以上の大歓声が彼に向けられた。冒頭の4回転では、つまりながらも着氷する。続くトリプルアクセルはきれいに決まったものの、ジャンプ後に転倒してしまう。しかし、レベル4のステップで観客を大いに魅了した。ジャンプの回転不足をとられてしまい、5位スタートなる。

 
 翌日の女子のショートに、1番滑走として西日本選手権7位の村元が登場。最初の3回転2回転をきれいに成功させる。「2本目のサルコウが練習から上手くいかなかった」。挑んだトリプルサルコウは加点のつくきれいなジャンプ。ダブルアクセルでは惜しくも転倒となるが、綺麗なビールマンを見せ、手を大きく使ったステップで観客を楽しませた。フリーでは『カルメン』を大人っぽく滑るという。「ショートとは違うセクシーさがある。踊りの部分を見てほしい」とフリーの見所を話した。
  
  西日本選手権12位の國分。「最初のルッツが悔しかった」と3回転を予定していたルッツが2回転になってしまったことを悔やんだ。その後は、3回転、2回転のジャンプをしっかり決めると、音楽に合わせ、優雅で伸びのあるステップを見せた。フリーは「失うものは何もない。楽しんで滑れたらいいなと思う」と涙を拭う。

  西日本選手権8位の細田。トリプルトゥループの連続ジャンプを予定していたが、後が2回転になる。「レベルを1つ落としてしまったので、入っていたら」と悔しさを見せたが、ステップは笑顔で元気に滑る。トリプルサルコウも伸びがあり、きれいに決めた。手を大きく使い、審判にも観客にも大いに魅せた演技となった。フリーは「ショートとは違い、可愛い感じの曲。可愛く、そして盛り上げて笑顔で滑りたい」。

  西日本選手権6位、大会の前週に行われたユニバーシアードでは5位の上野。冒頭から、感情溢れるスケーティングを見せると、3回転の連続ジャンプに成功。次のトリプルループは着氷に少し詰まってしまうが、ダブルアクセルは幅のあるきれいなジャンプを決める。スピンの回転も速く、ビールマンもきれいに見せた。


  女子SPの最終Gの演技も終え、余韻が残る会場。五輪を決める上で大切な男子FPは、それまでとは違う緊張感とともに、選手を激励する大歓声が鳴り響く。運命の4分30秒が始まろうとしていた。

  1番滑走の吉野。最初のトリプルルッツは抜けてしまい、シングルに。しかし、その後の3回転はきれいに決まる。後半のジャンプは、3回転で転倒となったが、ダブルアクセルは軸が少しずれるが、こらえた。ジャンプのミスはあったが、「いつもより表現を大きくして滑った」と優雅な曲に合わせて華麗に舞った。

  続いては山田。「順位どうこうではなく、思いきって後悔しないように」。最初のトリプルアクセルを成功させると、続くフリップも着氷する。3連続のジャンプもきれいに決め、激しい曲とともに山田の演技も激しさを増す。すると、すぐにゆったりとした音楽に変わり、柔らかく優しい動きに。曲の表情をもののみごとに見せた。残りのジャンプも伸びのある素晴らしいジャンプを見せ、演技終了後には観客が総立ち。山田自身もガッツポーズで喜びの表情を見せた。「全日本には何回か出させてもらったが、今回は違った景色だった。感謝の気持ちを伝えようと滑った。後悔はない」。表情は晴れやかだった。

  最終Gの3番目の滑走として織田が登場。ここから髙橋、町田と関大勢が3人続く。最初の4回転、3回転のコンビネーションをきれいに決めるが、次の4回転は3回転となってしまう。その後は柔らかくて伸びのあるトリプルアクセル、3連続ジャンプを決め、演技は終盤へ突入する。トランペットの音が会場全体に響き渡ると、織田の笑顔はじけるステップが始まる。手拍子に会場が包まれ、織田の演技を後押しする。最後まで笑顔を絶やすことなく滑りきった。「失敗はしてしまったが、攻めた結果、悔いはない。チャンスがあればそこで挽回したい」と望みを託す。

  次に登場したのが、髙橋。SPは思うような滑りが出来ず、まさかの4位。巻き返しを図るべく、リンクの真ん中に立つ。落ち着いた表情で曲が始まるのを待つ。最初の4回転では転倒してしまう。その後も果敢に4回転に挑むが、回転不足をとられる。トリプルアクセルはしっかり成功させ、ステップで会場を一気に引き込む。2回目のトリプルアクセルでは手をついてしまうが、連続ジャンプなどきれいなジャンプを見せる。『ビートルズメドレー』最後の壮大な曲が流れると、心のこもったステップを見せた。演技を終えると、うっすらと涙を浮かべ苦笑いをした髙橋。「自分の演技が出来なかったことが一番悔しい」と目を赤らめた。

  完璧な演技でSP2位となり、フリーに臨む町田。昨季から持ち越したプログラム『火の鳥』で勝負をかける。冒頭の4回転トゥループは少しバランスを崩すも何とか着氷。2本目となる4回転は2回転とのコンビネーションにし、鮮やかに成功させる。高音が響いていた会場に低音楽器の音が鳴り響くと、切れ、迫力満載のステップを繰り広げる。トリプルアクセルを加点がつくほどきれいに降り切ると、他のジャンプも全て成功させ、大舞台で強さを大いに見せつけた。点数が発表されると「よっしゃ!」と大きなガッツポーズが出た。


  最終日に行われた女子FP。6番目の登場となった國分は『オペラ座の怪人』に合わせてスケーティング。最初のジャンプは2回転になってしまうものの、次の3回転を決める。キャメルスピンやビールマンをきれいに見せた。壮大な音楽とともに、感情のこもった演技を披露。また、伸びがあってきれいな3回転、2回転のジャンプを成功させると、スピンやステップでスケートへの思いを乗せ、見る者を魅了した。「最後の全日本だった。ミスはしたが、最後まで音楽を表現できた。楽しかった」と涙と笑顔で振り返った。

  赤い衣装で登場した細田は、ピアノ曲にのせて滑る。冒頭のトリプルフリップをきれいに入れると、2回転、3回転の連続ジャンプも成功。勢いに乗り次々とジャンプを決め、曲に合わせステップを見せる。3連続ジャンプを決めると、笑顔を見せ、銀盤の中で躍動する細田。髪をそっと触り、手を突き上げると、そのままガッツポーズ。飛び跳ねて喜びをあらわにした。「大きな舞台で、練習よりもいい演技ができた。楽しかった」と笑顔を見せる。

  細田と同じGにいた村元は、最初に3回転、2回転、2回転の3連続ジャンプをもってくる。見事成功させ、次のトリプルトゥループもきれいに着地。しかし、その後のトリプルサルコウはシングルとなってしまう。その後もジャンプが何度か抜けてしまうも、曲が変わると表情を一変させ、会場は手拍子に包まれた。また、村元が得意とする踊りでも大いに会場を沸かせた。「不安な気持ちがそのまま出てしまった。最悪の一言。しかし、こんなにたくさんの人が自分の演技を見てくれてうれしかった。踊りの部分は良かったと思う」と振り返った。

  関大のトリを飾ったのは、上野。冒頭の3回転は惜しくも転倒。次のトリプルループはきれいに成功させる。バイオリンに合わせ、ステップや高く跳び跳ねるなど会場を魅了した。後半に入り、2回転のコンビネーションを着氷するも、その後のトリプルサルコウは転倒。しかし、最後のジャンプとなるトリプルトゥループはきれいに入れた。最後は華麗なビールマンを見せフィニッシュ。「練習では調子が良かっただけにジャンプが上手く入らなくてすごく悔しい。雰囲気だったり、緊張感でランディングから思うように滑れなくなった。この全日本は自分にとって良い経験になった」。

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  3日間の激闘を終え、五輪代表選手の発表の時間が迫る。繰り広げられた素晴らしい演技に歓喜溢れる会場から空気が一気に変わり、張り詰めた緊張感に包まれた。女子の代表発表が終わり、男子に移る。2人目には、町田樹の名が、3人目には髙橋大輔の名が呼ばれ、会場は再び歓喜の声で溢れ返った。「実感がない。ここに僕がいれることが夢のよう。日本にはたくさんの素晴らしい選手がいる。(その中で選ばれ)誠心誠意取り組んで、しっかり責任を果たしていきたい。最高の演技を目指していきたい」(町田)「心からうれしく思うと同時に、五輪を本気で目指していた人がたくさんいる。応援してくれている人、色んな人の期待を全て受けて、五輪で恥ずかしくないように。日本代表としてメダルを目指していく」(髙橋)と意気込みを語った両選手。また、四大陸選手権への出場が決まっていた織田が今大会をもって引退を発表した。髙橋とともに、日本男子の躍進を支えてきたベテラン。柔らかくて伸びのある着氷と、笑顔溢れる演技がとても印象的だった。

  五輪に向けて準備を進めていく者、今大会をもって引退し、新たな道へ進んでいく者、今大会を通過点にし、また新たな目標を持ってスケートに励む者、それぞれ、様々な思いを胸に幕を閉じた全日本。ここが新たなスタート地点になる。今後の9選手の活躍からも目が離せない。

▼吉野
「全体的に緊張していて、気持ちの面で弱い面が出てしまったかな。ここまできたら下がることはないので、思い切ってやろうと思い逆に緊張しすぎた。ジャンプはおいといて、会場のお客さんの温かい拍手で楽しく滑れた。悪かったジャンプをリカバリーしようと、いつもより表現を大きくできたところが良かった。逆にジャンプが悪かった。弱気になってしまった。今回の全日本の経験を生かして次につながるように、1日1日を大切にしてきたい」
▼山田
「ショートはテレビ放送をしてもらって、関わった色々な人に見てもらえた。フリーは順位どうこうというより、思い切って後悔しないようにと思った。今までお世話になった人に感謝の気持ちで滑ろうと思い始めてからは、思ったような試合ができるようになった。年明けにある国体、インカレが最後の演技となる。(競技生活を振り返って)スケートを通して友達の大切さ、スポーツマンシップの大切さなど、たくさんのことを学んだ。スケートをしていてよかった」
▼織田
「(SP)緊張してしまって最初のジャンプで失敗してしまったが、体はよく動いていた。6分間での動きも、いくまでも良い緊張感で臨めていた。4回転の入るスピードも跳ぶタイミングも良かった。最後まであきらめないで頑張りたい。明日は完璧に滑る以外ない。思い切って跳びたいなと思う。自分との戦い。自分の力を信じてやれば表彰台にいけるはず。(FP)失うものは何もない。失敗はしたが攻めた結果なので悔いはない。チャンスがあればそこで挽回したい。全日本で人生の中で、FP、SP両方とも良い演技ができなかったのが一番の後悔」
▼町田
「(SP)大きなミスなく演じきれてうれしかった。しかし、スピンの失速など反省点はある。ミスが許されない場面であれだけの演技ができた。(いつもは自分のことが嫌いだけど)今日は自分のことを誇りに思う。すごく気持ちよかった。今日はミスなくできたが、安堵はない。『火の鳥』をめいっぱい、一生懸命やる。ここまできたら強い意志を最後まで貫いた者が五輪に出られると思う。氷の上で倒れてもいいくらい、それくらいの気持ちで演じたい。最後まで何があるかわからない。油断したら足許をすくわれる。自分の伝えたいものを必死に伝えたい。ショートとフリーは別々のもの、新たな気持ちでやっていく。(FP)体調がすごく崩れていて今季最悪のコンディションだった。でも、絶対ここで負けたくない、後悔したくない、自分だけには勝つと思っていた。演技が終わり、全てから解放されて、自分は有り得ないくらいの荷物を背負ってたんだなと思った。自分の仕事は終わった。(メダリストインタビュー)本当に恋い焦がれたメダルだったので幸せ。最大の全日本で自分の演技ができて表彰台に上れたのは心からうれしい。競技人生の中で最後の五輪を目指せるチャンス。すごい覚悟があり、恐ろしかった。それに打ち勝てたよろこびは大きい。(五輪について)明日までわからない。できることは全てやった。天命を待つのみ。(五輪決定後)昨年の全日本は9位で、未だにここに座れていることに現実味がない。4年前に五輪の補欠選手に選ばれて、その時が一番五輪に近かった。そこから今年に至るまでの3年間本当に苦しかった。ここに僕がいれることが夢のよう。色々なことに感謝して、後悔しないように最高の舞台を堪能したい。五輪まで時間はないが、できるだけ進化して最高の演技を目指したい。(髙橋について)大ちゃんはパイオニア。僕の行く道を作ってくれた選手。尊敬している。一緒に五輪に行けるのはすごい幸せ。個人ではライバル。越えられるように頑張りたい」
▼髙橋
「(SP)情けない。不安や緊張感、気持ちで負けてしまって悔しい。6分間練習の時からお客さんがパワーをすごいくれた。なのに、それを演技として返すことができなかった。トリプルアクセルは降りたと思った。次にいこうと思ったらこけてしまった。その後焦ってしまった。万全じゃない分気持ちで負けないようにと思っていた。今日の悔しい気持ちを明日につなげていきたい。(FP)自分の演技ができなかった。ミスを重ねていくごとに、最後の演技になるのかなと思った。これが自分自身の実力。スケート人生の中で一番厳しかった全日本。その壁を乗り越えられなかった。もっとできる自分がいるんじゃないかとも思った。最後のステップは体力のある限り滑りきろう、思いっきりこけてもいいという気持ちで。自分の中で五輪ないんだろうと思った。(五輪決定後)フリーが終わった夜はなかなか眠れなかった。悔しい思いをしたことがないんじゃないかというくらい悔しかった。前向きに、チャンスはあるかもしれない、気を抜かず結果を待っていようと思っていた。素直にやったって言えるような気持ちではないが、決まったからには前向きにやっていきたい。自分自身最高の演技をして、できるだけ日本に貢献できたらいいな。(町田について)シニアからあがってめきめき成長していて、先シーズンからの成長に戸惑ってしまっていた自分がいる。強い選手が出てきてくれ頼もしい。ライバルだと言ってくれてうれしい」
▼國分
「(SP)最初のルッツが悔しかった。調子の方は良かったが、迷いがあって、抜けてしまった。後は落ち着いて滑れた。緊張したが楽しかった。最初のジャンプはダメだったが、音楽を上手く表現できたと思う。フリーでは、失うものは何もない。楽しんで滑れたらいいなと思う。(FP)最後の全日本なのでやりきるだけだった。全日本に進めてショートもフリーも滑ることができて満足。4分間楽しんで滑れた、納得のいく4分間だった。スケートやってきて良かった。選手も、周りのみんなにも本当に感謝している、たくさんの人に支えられているなと思った。みんなにありがとうと言いたい。最後の大会は国体。ルッツ、フリップ、次は全部決めたい」
▼村元
「(SP)くる前からジャンプの調子が悪くて、2本目のサルコウが練習から上手く入らなかった。だから、サルコウのコンビから、サルコウを2回目に単独で入れようと決意。アクセルは動揺してしまってこけてしまったが、全体的にまとめられて良かったなと思う。練習から不安だったが、できることはしっかりできた。踊りが一番自慢のところ。100%踊れたので良かった。アクセルのミスが惜しかった。このミスで3、4点得点が変わってしまうので。フリーは自分のできることをしっかりしたい。(FP)ショートを通過するというのが個人の目標であり、フリーの練習があまりできず、不安だった。不安な気持ちがそのまま出てしまった。全日本で課題はたくさん見つかった。ジュニアの選手も上手くなってきているなと思った。後2年しかないので、残り2年1日1日を大切にして、練習していきたい」
▼細田
「(SP)始めのジャンプでレベルを1つ落としてしまったので入っていたらなというのがあった。とりあえず大きな失敗なくまとめて滑れるようにと思っていた。結構お客さんがのってくれた。手拍子してくれて気持ち良かった。いつも課題だった笑顔で元気よく滑ることができたので良かった。始めのジャンプが跳びたかった。(FP)練習よりもいい演技ができた。昨日より緊張した。今シーズン最後なので、先生には思い切って元気よく滑ってきなさいと言われた。周りは気にせず、自分の中で最高の演技をしようと思った。今日の演技で満足せずにもっと上を目指して頑張りたい」
▼上野
「(SP)緊張した中で全体的に体は動いていた。ジャンプで失敗して悔しい。ユニバーシアードからすぐの大会で、時差ボケがあった。不安だったが、できることはできたかな。調子は悪くないので、やってきたことを信じてやろうと思っていた。たくさんの人に見てもらい、手拍子とかもあったかくて気持ちよく滑れた。(FP)練習で調子が良かったジャンプがうまく入らなくて悔しい。後半体力が少し足りなかったかな。ユニバーシアードの時もフリーで崩れてしまったので、フリーで崩れないように、序盤で失敗したとしても、あきらめないようにと思っていた。ジャンプ失敗した後のジャンプを失敗せずに最後まで切り替えてできたことが成長点。今回の全日本は五輪の選考も兼ねていたこともあり、こんなにたくさんの人に見て頂ける中滑って、すごくいい経験になった。SPはいい感じに仕上がってきている。フリーもジャンプが入るようになった。本番の緊張感がある中でも決められるようにしっかり滑れるようにしたい」

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