◇第57回関西学生優勝大会・第15回関西学生女子優勝大会/尼崎市記念公園総合体育館
【男子・1部】
昨年度ベスト8に輝き、8年ぶりに全日出場を決めた関大柔道部男子。今年はより高みを目指し、2年連続の全日出場を狙う。
先鋒・高橋が優勢勝ちをおさめ、幸先のよいスタートを切った佛教大戦。次鋒・森川も相手の指導を誘い、優勢勝ちをおさめる。三鋒・下川主将が有効を取り先制するも、一本を取られ負けを喫す。しかし、その後中堅から大将まで一本勝ちを重ね、6-1と関大のベスト8入りが決まる。中でも、三将をつとめたルーキー・山口の活躍が一際目をひいた。下川主将が「よく頑張った。体格も良いし、これからどんどん強くなるはず」と語るように、内股から見事一本を奪った。
続く、近大戦では強豪相手に苦戦を強いられる。次鋒・川原、副将・山口が粘りを見せ引き分けに持ち込むが、勝ち星を飾ることなく0-6と大敗を喫す。だが、昨年に続き2年連続のベスト8入りを果たし、全日出場権も獲得。この敗戦を糧に全国では、さらなる活躍を見せてくれるはずだ。
▼下川主将「男子は近大との差を見せつけられた。さすが近大。女子は予想以上の結果だった。みんなの応援、サポート、最後は3人の頑張りがあったから。最後は残念だった。男子の敗因は、自分の力を生かしきれなかったこと。メンタル面、実力差。練習も重ねたが、足らなかったのは質。総じて、勝つという気持ち。今日活躍したのは、一年生の山口。貴重な経験をして、よく頑張った。体格も良い。どんどん強くなる。全国は、男女初戦突破を目標に。男子は不甲斐ない試合を生かして、食らいつけるように。女子は関西2位の自信を持って」
【女子3人制】
一方、関大柔道部女子は今まで支えてくれていた先輩が抜け、2年生3人で今大会に臨んだ。先輩が一人もいない上に、3人とも比較的小柄な体格。だがそんな苦境をもろともせず、順調に勝ち星を重ね準決勝へと駒を進める。対する京産大は前大会の4強だ。1勝1敗1分けと互角の勝負を繰り広げ代表戦へと突入、勝負は廣渡に委ねられる。効果を取り先制するが、その後指導を取られ形勢逆転される。しかし、負けずに食らい付き一進一退の勝負を制す。
迎えた決勝戦、対するは湊川短大。昨年度も決勝であたり、優勝を奪えなかった6連覇中の強豪だ。先鋒・車谷が一本を奪い、続く村田が引き分ける。だが、大将・廣渡が一本を取られ勝負は再び代表戦へと突入。
円陣を組み、気合を入れなおす。大将戦で敗戦を喫した相手に、果敢に攻めこむ。5試合目とは思えないほどの動きで、一回り以上大きな相手を圧倒する。しかし、勝ちきれず勝負はゴールデンスコアまでもつれ込む。このままの勢いで廣渡が勝利するかと思われたが、最後に王者の意地を見せつけられる。効果を取られ、湊川短大が7連覇を果たした。
あと一歩というところで優勝を逃してしまった。しかし、準優勝に輝いた関大は全日出場権を獲得。この悔しさを胸に、全日でのリベンジを誓う。
▼廣渡「初めて3人で出る大会だったので、絶対優勝するという気持ちで臨んだ。はじめは調子が良いと思っていたが少し緊張してしまった。(気を付けていたことは)最後まで気を抜かずにやるということ。最後は気持ち次第だと思う。全日では自分の柔道をやりきって優勝したい。絶対に悔いの残らない試合をしたい」
▼車谷「悔しい。でもみんなの力で決勝までこれたので、良い思い出。今日は絶対優勝するつもりで悔いの残らないように精一杯闘った。昨日の晩から緊張してしまい、一回戦では体が動かなかった。練習では男子と練習したり、合宿をしたりした。練習中は女子が少ないので、女子とやる機会が無かった。相手に負けたのは集中力の差。次は全国で絶対優勝する」
▼村田「湊川短大戦では相手との体格差があったので、手を動かし、止まらない事を心掛けた。先鋒が勝ってくれたが、自分が引き分けてしまい、廣渡に迷惑をかけてしまった。優勝を狙っていたので、自分がとれなかった事が悔しい。次の全日では、この悔しさを晴らすために優勝を目標に頑張りたい」


