◇関西学生体重別選手権大会/岸和田市総合体育館◇
前日の団体戦では、2回戦敗退を喫してしまった関大。しかし、個人で山口、森安主将が奮闘した。
100kg級に出場した山口は、今大会が階級を落として初めて臨む試合となる。1、2回戦は一本勝ちを決め順調に駒を進めていった。ベスト8を懸けた3回戦では苦戦を強いられるが、残り1分に有効を奪い勝利。勢いそのままに準々決勝を内股で一本勝ちを収める。そして迎えた準決勝、対するは近大の村井だ。
序盤から積極的に技を仕掛けていくが、なかなか相手の体勢を崩せない。終盤、相手に有効を奪われてしまう。「絶対に負けたくない」。不利な状況の中でも山口は攻撃を緩めない。残り15秒、山口は相手の両足を取り攻め込む。しかし、そこで『待て』がかかる。「もう一回行ってやろう」と山口は意気込むものの残り時間は1秒。あと一歩及ばず、白星を挙げることができなかった。それでもベスト4に輝く健闘を見せた。
また81kg級・森安も順調に勝ち進み、4回戦でヤマ場を迎える。相手は5月に行われた団体戦で引き分けた天理大の内門。終始こう着状態が続き、ゴールデンスコアへともつれ込んだ。
互いに疲れが見えるが、ともにすきを与えない。終盤、森安は最後の力を振り絞り、改心の一撃を仕掛ける。技は見事に決まり、そこで決着がついたと思われた。しかし、審判に認められず無効になってしまう。そこで気持ちが切れてしまった森安。相手に足技で有効を奪われ、そのまま試合終了。惜敗を喫してしまった。続く全日出場を懸けた龍大・廻角との戦いでは袖釣払腰で一本勝ち。全日出場とともにベスト8を決めた。
▼森安主将「減量のし過ぎと前日の団体戦でかかとを痛めていたので、最初は体が動かなかった。それでも1、2回戦は楽しみながらできた。4回戦が“最初のヤマ”だと思った。力勝負になり、相手の方が力が上だった。全日に向けて、意気込んで練習していく」
▼山口「昨年はけがばかりで成績を残せず苦しかった。だから今年は練習後に自主練や走り込みを行い、今回その努力を出し切ろうと思った。最初は緊張していたけど、2回戦で内股がきれいに決まって緊張がなくなった。そこから練習通りにできた。相手のペースに持っていかれず、攻められるようになった。ベスト4は練習量のため。4年生の幹部がしっかりしているので、良い雰囲気で練習できている」


