準優勝に導いた廣渡

◇第59回関西学生優勝大会/第17回関西学生女子優勝大会◇6月6日◇兵庫県立武道館◇

【男子】
3回戦敗退 ベスト8
【女子】
準優勝

男女ともに全日出場決定


 昨年の同大会では男女ともに準優勝を果たした関大。だが今年は、男子が3回戦で近大に惜敗を喫し、女子は昨年と同じく同大に破れ準優勝に終わった。

 男子の2回戦・大商大戦は6-0で快勝。しかし、3回戦で早くもヤマ場を迎える。相手は強豪・近大だ。先鋒・山口は残り1分20秒に内股を決め、一本。ガッツポーズをし、関大に勢いをつける。

 だが続く次峰・又場は技有りを取られ敗北し、五将・川原は互いに技を繰り出せず、引き分け。そんな中、1年生の中堅・住谷が奮闘する。

 試合開始から2分が過ぎ、互いに指導が入るものの試合は動かない。残り50秒になったところで、試合が動いた。住谷の小外刈が決まり、一本。再びリードを奪うことができ、住谷は笑みをこぼした。

健闘した住谷


 その後、三将・八木が一本負け、副将・清水が引き分けとなり、大将戦を残して2勝2敗。内容では勝っているため、引き分け以上で勝利が決まる。チームの期待を一身に背負い、西が畳に上がった。

 互いにすきを見せず、時間が過ぎていく。残り2分、西に注意が入る。今大会からの新ルールに違反したとみなされたためだ。これが決定打となり、惜しくも敗北。結果は2勝3敗のため、ここで敗退。昨年と同じ決勝の舞台に立つことができなかった。

 一方の女子は、2回戦・甲南大を2勝1敗で下し、準決勝では佛大との戦いとなった。先鋒・村田は有効を奪い勝利。続く中堅・高橋、大将・廣渡が引き分け、決勝戦へと駒を進めた。

 決勝の相手は昨年、優勝を阻まれた同大だ。先鋒・村田は指導を食らうものの引き分け。中堅・高橋は寝技で一本負けを喫する。そして大将・廣渡の戦い。1敗を喫しているため、代表戦まで持ち込むためには一本で勝たなくてはいけない。気迫で攻め、残り1分40秒、体落としにより有効を奪った。しかし、そこから技が決まらず、試合終了。廣渡は優勢勝ちを収めるが、関大は内容により敗北。優勝を手にすることができなかった。

 結果は男子がベスト8、女子が準優勝となり、ともに全日出場が決定した。新型インフルエンザの影響のため、開催が延期されていた今大会。6月27、28日に行われる全日までの調整期間はごくわずかだ。その短期間で調節を行い、この悔しさを晴らす全日での活躍に期待が懸かる。

▼川原主将
「(1年生など)これから関大を引っ張っていくやつらが勝ってくれてうれしかった。(チームが)気持ちの面で弱気になっていた。負けは負けで仕方ない。全日までに、この負けをどうプラスにもっていくか。優勝を目指していく」
▼廣渡
「優勝したかった。投げきれないところが悪いところなんですけど、全日までに先生やコーチに言われていたことを直していく」
▼高橋
「4年生との最後の関西での団体戦だったので優勝したかった。自分が負けて、真理さん(廣渡)に負担をかけてしまった。けがをしていたので動きが悪かったが、よくして今できることをして全日へ(挑む)」

このページの先頭へ